翌朝
恭平
恭平
いつもなら何回も何回も目覚めてしまうのに。
みっちーにギュッでしてもらったからかな、?
横にはまだ眠っているみっちーがおった。
恭平
顔を洗おうと袖をまくったときに見えた 昨日の引っかき傷。
恭平
思い出される。
怖い。痛い。やめて。
恭平
泣きたくもないのに勝手に溢れてくる涙。
記憶と涙。過呼吸になるには十分だった。
恭平
恭平
恭平
みっちーside
みっちー
目が覚めると隣にいるはずの 恭平がいなかった。
そういえば夜眠れないって言ってたな、
やっぱり起きちゃったかな、と思いながら 恭平がいるであろうリビングへと向かった。
みっちー
リビングにいると思っていたのに 恭平の姿はどこにもなかった。
みっちー
昨日の夜あんなに甘えていた恭平。
まだ1人で外にいけるほど 回復はしてないはず。
みっちー
洗面所に行って見た光景は思っていた ものとは全然違うものだった。
恭平
過呼吸で涙を流す恭平が目の前にいた。
みっちー
みっちー
恭平
恭平
みっちー
恭平
みっちー
恭平
恭平
恭平
みっちー
恭平side
くるしい。息ができない。
みっちー
みっちー
だれ、、?男の人、背、高い、、
…スタッフさん、、?
なんで、どうして、こわい。こわい。
恭平
みっちー
なんか言ってる、怒ってる。怒鳴ってる。
どうすればいい? 何をしたらみんなを守れる?
恭平
こわい。もうやだ、、痛いのはやだ。
けど、おれがやらなきゃみんながやられる。
おれだけが犠牲になればいいなら。
恭平
この人がやりたいこと、それは、俺の体。
恭平
好きにしていいよ、だから。
メンバーには手出さないでね。
恭平
くるしい。しにたい、しねない。
ぎゅ…
恭平
やだ、さわんないで、こわい
恭平
『恭平。』
突然聞こえた大好きな声。
俺を呼ぶ声。優しい、幸せな声。
恭平
みっちー
目の前には、涙を流すみっちーがいた。
恭平
みっちー
恭平
みっちー
恭平
いない?じゃああれはみっちー?
みっちー
恭平
ぜんぶ、きかれた?
嫌われる、っ
恭平
みっちー
恭平
ひとりにしないで。
みっちー
みっちー
みっちー
恭平
恭平
みっちー
恭平
みっちー
恭平
恭平
みっちー
みっちー
恭平
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