コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
小学生の頃に 私をいじめていたあの子は、 私のことが好きだったと聞いた。
そのことを隣にいる当の本人に聞くと 「ごめん」 とだけ言った。
「いじわるしたかったわけじゃない」 「振り向かせたかっただけなんた」 言い訳を聞きながら、 私は彼を抱きしめる。
そんなことは知っていた。
君が私を好きなことは知っていた。
それでいじめてくるのも知ってた。
だから付き合った。
君が私に負い目がある方が、 コントロールしやすいから。
愛してるよ、 愚かで、 負い目を感じる君を。
気づかないでいてね、永遠に。