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桜花
なの
なの
桜花
桜花
もう雰囲気がかわいいお店だった。
置いている全部のものが可愛くて、
女の子の憧れ的空間だった。
たしかに全部欲しくなる。
そして、この空間にいれば私でも女の子になれる気がした。
このお店の影響もあって、
なのちゃんはよりかわいく見えた。
どれを買おうか悩んでいるかわいいなのちゃん。
隣には春人と奏太くん。
まるでお姫様と王子様の絵だった。
美男美女といる私を見て、
一気に不安になる。
一緒に居たら良くないんじゃないかと思ってしまう。
桜花
春人
桜花
桜花
そんなこと思ってるのがバレたら
また春人は心配するから
全力の笑顔を春人に向けた。
桜花
桜花
なの
次に私たちは別行動とした。
この後の夏祭りで着る浴衣が私もなのちゃんも無くて、
かわいいのを2人で選んで男子を驚かせよう作戦を計画したのだ!
私となのちゃんは2人で居て全然気まずくないけど、
あっちの2人は大丈夫かな?
なの
桜花
桜花
浴衣を着たなのちゃんは、
かわいくでも、少し色っぽく、
マジモデルさんだった。
だって、店の中の人ほぼ全員なのちゃんを見てたもん。
桜花
なの
桜花
桜花
なの
照れた風に言うなのちゃんも可愛い。
買い物も終わったからゆっくり集合場所に行こうと思ってた。
何気なくたわいもない会話をしていた時、
男A
男B
全く知らない人から声をかけられた。
桜花
桜花
なのちゃんの前に少し出て、そう言った。
怖かったけど、なのちゃんは私より怖がっているのが分かった。
だから、なのちゃんは私が守らないと。
男A
男B
そう言ってなのちゃんに触れようとした手を思いっきりはたいて、
私達は少し距離をとった。
痛がってる間に、私はなのちゃんに伝えた。
桜花
桜花
桜花
桜花
桜花
桜花
桜花
桜花
なのちゃんは小さく頷いた。
男B
男A
男A
そう言って近づいてきた男を思いっきり殴った。
そいつがよろめいた瞬間、
桜花
私の合図とともになのちゃんは全力で走って行った。
男B
追いかけようとしたそいつにはけりを入れた。
男B
男A
男A
男A
こっちを睨んできた。
怖い、でもなのちゃんを逃がせた。
悔いはない。
男B
なのちゃんを逃すのに必死だったから、体は動いてくれた。
もうでも怖さで動かない。
なのちゃんを助けたのはかっこつけ。
別に護身術とか全く知らない。
こいつらに敵うわけがないのは最初から分かってた。
本当に殺されるって初めて思った。
男A
私のお腹を殴ってきた。
桜花
男B
男A
私は涙目になりながら彼らに腕を引っ張られた。