腐女子ちゃんは痴漢が見たいのです！~春蘭~

ガタッ

…おっと、電話か。 黙っとこ。俺優し〜💓

ﾂｰ ﾂｰ …

百合香？ …なんだこれ、気分悪りぃな …ムカムカする。

三途side

ぶつぶつ一人で文句言ってる モンブラン連呼してやがる 怖、きしょ。 つーか、がたいいいよな… コイツ襲うのか…たたねぇよ…

しかもお前の事痴漢しなきゃ いけねぇしっ💢

もちろんやりたくねぇけど 俺の予想がただしけりゃ …後ろには…いる。 あいつが、俺の背後でにやけながら 俺達のこと見てるだろう 手にスマホ持って録画してんだろーな ころしてぇ……

俺もさっきから寒気がとまらねぇよ 鳥肌たってんだけど、 あいつ怖すぎねぇ？ ちなみに電車の中は至って普通だ お前凄いな、本能か？

ほらぁ！！！声聞こえたぁ！！！ 『ふふふふ…』って！ 『ふふふふ…』って！！！！！！

びくっ!!

背中に文字書かれてる… 硬くて冷ぇ… 絶対銃口だろ、これ。 「は・や・く・♡」 …うぃっす。 逃げ道はねぇな、腹括るか…。

もにゅんっ♡

あ、手で口押さえてる もう、遅いっつーの。 声聞こえてるだろ、つーか ケツ、柔らけーな…意外と 揉み心地いいわ、過去1。

…やべ、スイッチ入ってきたかも。

もみもみ♡

ｽﾙｯ(ズボンの中に手を入れ パンツを引っ張り)

ぐにゅん♡

…ｯﾌﾟ♡

くちゅくちゅ♡

ノってきた♡♡♡

とか、考え始めていると なぜか急に首が詰まった 俺は思わず間抜けなの声を上げる

振り返ると今回の件を企てた 女…百合香がにっこりと 微笑んで立っている 俺はイラつきのあまり怒鳴り散らすと 百合香は小声で呟いた

やべぇ、周りの乗客のことを忘れていた口を塞ぎ横をちらりと盗み見るが 視線は俺を向いていない ほっと一息をついたあと その視線が1箇所に、 俺の背後の蘭に注がれていることに 遅れて気がついた

俺が動いたから丸見えに 隠さなければと 走り出そうとするが また止められた

次回……♡1000