主
主
主
主
主
六美
小さく名前を呼ぶと、彼はすぐに振り向いてくれた。
太陽
そう言ってにこにこと笑ってくれた。
お兄ちゃんが死んでから、太陽はおかしくなった。
何もいない空間を見つめて一人で笑っていたり。
夜な夜な屋敷を抜け出したり。
でもやっぱり一番おかしいのは、ぬいぐるみをお兄ちゃんだと思っているところだ。
六美
勢いで「お兄ちゃんは死んだんだ」と言えたらどれだけ楽だろう。
でも、そうしたら太陽はどうなるんだろう。
ずっとぐるぐる考えてしまう。
太陽
このままじゃ駄目。
そんなこと分かってるけど...
六美
太陽
太陽
どうしても言い出せない、弱い自分がいた。
コメント
35件
アドバイスですが、まずストーリーが伸びるには ストーリーの量を増やしましょう。 貴方様の作品は自分的には良いのですが、短すぎる。 それでも貴方様的には頑張って生み出してるのは分かるんですが、伸びて欲しいと言うなら
相変わらずの神•作!
ちゅきだ