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皿を洗った後僕は2階のトラゾーの部屋の前にやってきた
ｶﾁ!
ぺいんと
手に持っていた鍵はやはりトラゾーの部屋の物だったようで扉が開くようになった
ぺいんと
ぺいんと
扉を開けた先はお昼なのに真っ暗でほとんど何も見えなかった
ぺいんと
ﾊﾟﾁ
電気をつけたはずなのにまだ部屋は何処となく暗く不気味であった
ぺいんと
床には何かの板が敷き詰められている…というよりも沢山載せられている
ぺいんと
一つ試しに持ち上げてみたところそれは洗面台に前まで付いてた鏡だった
ぺいんと
みんながどうして僕に鏡を見せたくなかったのか漸く理解した
鏡で見た僕はほとんど別の人と言っても変わらない状態だった
ぺいんと
鏡を見るまで気づかなかったが髪だけではなく目の色耳肌の色が変わってしまっていた
しかし言ってしまえばそれだけだ
ぺいんと
とても優しいみんなの事だ俺のストレスになる事はできるだけ消したかったのだろう
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
鏡の奥に綺麗に光る宝石があったので俺はそれを大事に手に取り鏡を元の位置に戻してトラゾーの部屋を後にした
ｶﾞﾁｬ
ぺいんと
ノア
ノアは僕より頭がいい気がするのできっとお願いしたら言わないでくれるはずだ
ぺいんと
ノア
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾝ
しにがみ
ぺいんと
俺はしにがみくんに鍵を手渡しチャイムが鳴る玄関に向かった
ｶﾞﾁｬ
ぺいんと
シスター
ぺいんと
シスター
ぺいんと
シスター
ぺいんと
何故急にトラゾーの名前が出てきたのか僕はよくわからないが取り敢えずシスターについて行くことにした
シスターについて行くルートはよく行く面談のルートのそれと一緒だった
シスターについて行く途中孤児院の外で楽しく遊んでいる子どもたちを見つけた
ぺいんと
シスター
教会の隠し扉の先には洞窟らしいものがありそこをある程度進むと唸り声が聞こえてくる
ぺいんと
シスター
シスターの表情は怖いくらい笑顔で何を考えてるのかわからない
シスター
ぺいんと
トラゾー
ぺいんと
トラゾー
トラゾーは全身傷まみれで今朝見た時にはなかったあざが沢山できていた
ぺいんと
シスター
シスター
ぺいんと
シスター
シスター
ぺいんと
シスター
シスターは俺に飲ませようとしたジュースを手渡し頭を撫でたら、先程とはまた別の道に行ってしまった
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