青春したい部

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■青春したい部■ 　①青春したい！

論「ねぇねぇ新しい部活なんて作っちゃわない？」 塁「また唐突な」

論「なんかバイトも飽きたし新しいことしたいなーって」 リ「俺的にはめんど〜」

Ｌ「ええなあ！ぜひ作ろうや！」 論「ね！ね！」 兎「へー、エルくんが興味持つとは思ってなかったな」

サ「いや興味はうさぎくんだろ」 塁「でしょうな」 兎「へぁ？」

Ｌ「うーくんがいつもそばで応援してくれて、時に飲み物を差し入れしてくれたり汗ふいてくれたり〜」

サ「ほらなw」 兎「それ女子マネージャーの位置では···」 Ｌ「それなぁぁ！」

塁「それなぁぁじゃねえよ」 兎「今も似たような事してるじゃん」 Ｌ「部活でうーくんと青春したすぎる！」

リ「うさぎくんはどうなの？」 兎「帰宅部で十分かなぁ」 サ「よし帰宅部で青春しろ」

論「え〜なんか新しいの作ろうよ〜」 リ「じゃあ何部を作るんだよ」

塁「とりま既存の部にはない活動じゃないと新設の意味ないですが」 兎「そうだねぇ」

Ｌ「シャトルラン部？」 リ「イヤすぎる！」

論「三輪車部は？」 Ｌ「お！それ楽しいやん！」 兎「ええ〜〜〜」

サ「いや面白そうじゃね？」 Ｌ「マイ三輪車買っちゃうか？」 リ「何でそんな乗り気だよ絶対ヤダよ」

論「えっと三輪車のメンテナンスは自転車屋さんに頼むの？リンツ部長」 リ「え、部長にされてるっ？」

Ｌ「うーくんは俺の専属マネージャーな」 兎「は？」

論「じゃあボクはうさぎくんのマネージャーやる！」 サ「あー俺も俺も！」 兎「ふざけてると閻魔様におへそ取られるよ？」

塁「部員６人しかいないのに３人マネージャーって何ですか」 リ「あ、俺やっぱ入れられてんだ」

論「じゃあ部員もっと集めよう！」 兎「···集まると思う？」 サ「うさぎくんがマネージャーなら集まるだろ」

塁「それ下心いっぱいの入部希望者が殺到しそうですね」 リ「あ〜確かに」

Ｌ「うーくんは俺の専属マネなんやぁぁ！」 兎「決めんな！」

論「入部の審査を厳しくしなきゃならないぞ」 リ「じゃあ部内規約を作りなよ」

サ「無駄に近づかない、無駄に話しかけないとか？」 Ｌ「それや！触れるとかもってのほか！口説いたらその場で退部やな！」 塁「真面目な顔でたわごとぬかしてんなよ」

Ｌ「せやかてそのくらいやないと安心できへん～！」 リ「活動より規約が厳しい部ってw」

兎「そもそも三輪車部なんか無理だよ」 Ｌ「いや、生徒会長の権限で創設してもらうって手もあるしな！」

兎「ないない！」 塁「生徒会長は独裁者じゃありません」

Ｌ「けど大きな働きかけはしてくれると思う！」 兎「間違ってると思う！」

サ「よーし！こうなりゃリンツを会長にするかぁー！」 塁「はい？」

論「じゃあ次の生徒会選挙で！」 Ｌ「明日から選挙運動始めるでぇー！」 リ「ちょっと待ってぇー！」

END →②GO！