テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

猫、達

第20話 - 猫、達 20話

1,108

2019年03月12日

#BL

#恋愛

#長編なので暇な時に

雪乃

こんにちは！

記念すべき20話…っ！！

ここまで読んでくださってありがとうございます😊

これからも続くので、よろしくです！

では、記念すべき20話、お楽しみください！

莉凛

え・・・

莉凛

（なんで、芽亜里さん、俺の電話番号とか知ってんの・・・）

莉凛

（瞬から聞いたのかな）

〜LI◯Eのトーク画面〜

芽亜里

りんくん

莉凛

はい

芽亜里

聞きたいんだけど

莉凛

同じく

芽亜里

先にどうぞ

莉凛

何で俺に連絡できたんですか

莉凛

瞬から聞いたんですか？

芽亜里

いいえ

芽亜里

調べた

莉凛

え

芽亜里

調べるのなんて容易いわ

芽亜里

セキュリティーも緩いし

莉凛

そうですか

莉凛

聞きたいことってなんですか？

芽亜里

瞬が大変なことになったって聞いてる？

莉凛

え？

莉凛

（どういうこと？）

芽亜里

実はね、瞬がね

芽亜里

倒れたの

莉凛

え

芽亜里

こっちアメリカだから、りんくん来れないけど

芽亜里

とりあえず、それだけ

莉凛

瞬は大丈夫なんですか

芽亜里

本人に聞いて

莉凛

え

芽亜里

起きてるから

莉凛

（とりあえず安全なのか）

莉凛

（聞いてみよう）

莉凛

分かりました

莉凛

教えてくださってありがとうございます

芽亜里

ええ

〜芽亜里視点〜

芽亜里

お願い、りんくん

芽亜里

助けて…！

〜瞬とのLI◯E画面〜

莉凛

ねぇ、瞬

莉凛

倒れたってほんと？

莉凛

（既読つかないな）

莉凛

（いや、瞬が今まではやかっただけか）

30分後

莉凛

（うーん）

莉凛

（どこか行ったのかな）

莉凛

（電波が悪いとか？）

莉凛

（ねおに聞いてみよう）

♪♪♪

莉凛

ん？

莉凛

（芽亜里さんから電話だ）

莉凛

もしもし、芽亜里さん？

莉凛

こっち、瞬から全然連絡こなー

芽亜里

りんくん！

莉凛

え？

芽亜里

お願い、静かに喋って

莉凛

ど、どうして

芽亜里

お願い！！

莉凛

わ、分かりました

莉凛

（どうしたんだろ）

芽亜里

ほんとは電話したくなかったんだけど

芽亜里

じゃなくて、できなかったんだけど

莉凛

何かあったんですか？

芽亜里

さっき

芽亜里

私、瞬が倒れたって言ったでしょ？

莉凛

はい

芽亜里

でも、あれ、嘘なの

莉凛

え？

芽亜里

でも、私なりの作戦だったんだけどー

芽亜里

失敗しちゃって

芽亜里

今、隠れてるの

莉凛

え、え、どういうことですか？

莉凛

嘘なのは分かりましたけど

莉凛

なんで隠れたりしてるんですか？

芽亜里

…っ

莉凛

誰から、逃げてるんですか？

芽亜里

…っ！！

芽亜里

…これから言うことは、嘘じゃない

芽亜里

…私を、信じて

莉凛

は、はい

芽亜里

実はね

芽亜里

今、アメリカで

芽亜里

指名手配中の軍団の人達が

芽亜里

私達を襲って

芽亜里

私とか、皆は無事

芽亜里

ねおも無事だよ

莉凛

は、はい

芽亜里

でも、瞬だけは助からなかった

莉凛

・・・え・・・

芽亜里

奴らはクスリを持っていて

芽亜里

瞬は、私達をかばって

芽亜里

クスリが体に入っちゃって

芽亜里

今、私達を襲ってるの

莉凛

・・・え？

芽亜里

そのクスリ、私達は毒ガスみたいなものだと思ってたから

芽亜里

瞬にすぐ近づいて

芽亜里

奴らは逃げていったから

芽亜里

そしたら

芽亜里

瞬が

芽亜里

「来るな」って

莉凛

・・・

莉凛

その、クスリは、どんな・・・

芽亜里

うん

芽亜里

そのクスリはね

芽亜里

体も精神も蝕んで

芽亜里

人が、人を襲う

芽亜里

人が、凶暴化するの

莉凛

え・・・

芽亜里

身体がものすごく強くなって

芽亜里

少しの音でも

芽亜里

匂いでも

芽亜里

もちろん目もよくなって

莉凛

だから、電話を使いたくなかったんですね

莉凛

ねおさんからもLI◯Eこなかったし

芽亜里

そうなの

芽亜里

私だけがりんくんと連絡をとることになって

芽亜里

幸い、集団行動してるから

芽亜里

皆今のところ無事

莉凛

先生は？

芽亜里

先生、違うところの下見に行っちゃって

芽亜里

すぐ来てくださいって言ったんだけど

芽亜里

帰りのバスが、ちょっとした交通事故をおこして

芽亜里

止められちゃってるの

莉凛

そうですか・・・

芽亜里

信じてくれる？

莉凛

はい、信じます

莉凛

嘘だとしても

芽亜里

…ありがとう！

莉凛

何をすればいいんでしょうか

芽亜里

そうね…

芽亜里

とりあえず、警察に通報してくれないかしら

莉凛

え、日本のですか？

芽亜里

ええ

芽亜里

日本の警察に届けば、こっちの警察にも伝えてくれるはずよ

莉凛

分かりました！

芽亜里

でも、瞬を殺したりしないようにって必ず伝えて

莉凛

もちろんです

芽亜里

瞬は、悪くないから…

莉凛

・・・っ！

莉凛

（芽亜里さん、泣いてる）

莉凛

絶対に、警察を呼んできます！

芽亜里

…っ

芽亜里

ありがとう

ガッシャーンッ

莉凛

？！

芽亜里

っあ…！

電話ごしから、ものすごい音がする

莉凛

何か、ありました？！

芽亜里

…瞬が、

芽亜里

どんどん

芽亜里

近付いて…

莉凛

っ！！

莉凛

急ぎます！

莉凛

それまで、お願いですから

莉凛

無事でいてください！！

芽亜里

…う、うん

ピッ

莉凛

っ！！

莉凛

急がないと・・・っ

と言うわけで、20話終わりです！

自分がいないところで、好きな人が巻き込まれたなんて

軍団のやつら許せんわ😤

果たして、りんは芽亜里、ねお、他の人達を助けられるのか…

次回をお楽しみに！

それでは、また、21話で！

レイ❦Etoile❦でした！

猫、達

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

1,108

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

雪乃

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

猫、達

第20話 - 猫、達 20話

作者の他の作品すべて見る

#BLの新着小説
一覧

関連するタグ

猫、達

第20話 - 猫、達 20話

作者の他の作品すべて見る

#BLの新着小説一覧

関連するタグ

#BLの新着小説
一覧