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空彩
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うゆ
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える@投稿頻度かなり遅め
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こさめside
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朝食の時間。
上機嫌でパンを頬張る
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すちせんせーが苦笑しながら答える。
病院での生活は、不思議と退屈しなかった。
優しい先生達がいて、気の合う仲間がいる。
中庭には勿忘草が咲いていて、皆んなで約束もした。
こさめは、そんな日々が少しずつ好きになっていた
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仕事をしていた手を止める
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突然の質問に、3人の先生達は固まった
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らんせんせーは微笑みながら答える
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先生達は、笑って誤魔化した
しかし、こさめは少しだけ気になっていた
此処の病院に来てから、先生達はいつも、忙しそうだった
診察が終わったかと思えば、何処かに呼ばれていくことや、席を離れることが多い。
それでも、誰も深く聞こうとはしなかった。
先生にも、先生の仕事がある。
ただそれだけの話なのだから。
その日の午後
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そういって手を振る
すちせんせーは微笑みながらもその場を後にした
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3人が揃って病室を出ていく姿を見送りながら、なつくんがぽつりとつぶやいた
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「みんな休んでない」
その言葉にこさめは少しだけ考える
確かに、せんせー達はいつも誰かのために働いている
特に、らんせんせーは自分のことを頑なに話そうとしない
すちせんせーは眠そうな顔をしていることが多いし、
みことせんせーは、どこかおどおどして、忙しそう。
おどおどしてるのはいつものことだけど←
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3人は顔を見合わせて笑った
一人別で笑ってたのはしーらない
その頃。
病棟から少し離れた、職員専用の廊下を、三人は少し離れて歩いていた
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みことが小さく呟く
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小さく微笑む
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ぽつりと漏れたみことの言葉に、廊下の空気が少しだけ重くなった
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静かに目を伏せる
普通の病院だったら。
何度も思った言葉だった。
それど、その願いは叶わない
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3人は歩き出す
病棟では、あの3人や、他の患者の笑い声が聞こえる
その声を背にしながら、先生達は病院の奥へと消えていった。
まだ誰も知らない。
この世界に咲いた、嘘のことを。
コメント
4件

本当に先生たち寝てるのでしょうか? 体調崩さないといいな… 主様も体調お気をつけ下さい!
りすさん、第11話拝読しました。先生たちの「いつ寝てるん?」というこさめの素朴な問いが、逆に彼らの過酷さを浮き彫りにしていて印象的でした。みこと先生の「このまま普通の病院だったら」という願いが切なくて……。最後の「嘘のことを」という一文で、この世界の裏側に不穏な設計があると教えてくれた感じがして、ゾクッとしました。こさめが先生たちにご褒美をあげたいと言うシーン、ほっこりしましたね。