俺達の物語～usss～/♡1100↑感謝！

帰り道(背景明るいけど夜の設定だからね！)

その声を聞いた途端こちらに駆け寄ってくる男性を見てセンラは俺の少し前に立った。

これは絶好のチャンスでもあり

最悪のチャンスだろう。

あいつらと同じ道を歩むためには...！

俺は...

俺は...！

ｺﾞﾝｺﾞﾝ

窓が叩かれる音だ。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

次の日のライブは大成功やった。

俺ららしいライブができたんとちゃうかな？

...今からが本番や。

俺が来たのは

青葉プロダクションの練習場。

中に入ると多くのベーシスト達がいた。

かっけぇ...

そう思えば近くの椅子に座り弾いている彼の姿を見る、

手を素早く動かし弦に触れる

...ここで頑張れば俺もあんなことが...？

大量の楽譜だ

明らかに前とは態度が違う

...騙されたのか？

でも...こいつらのうまさは本物だ...偽物じゃない。

...少しだけ、体験だけって決めてるんだ...大丈夫...

2人は足早に教室を出た

俺は全てを話した。

...やっぱり坂田は優しいやつだ。

何も言わずに小さく頷くだけ。

全てを話したあとしばらく沈黙が続いた。

坂田五円玉と糸を取り出して

坂田が俺の正面に立つ

そこから月日はゆっくりと流れて行った。

気づけば祭りのイベントにまで来ていた

...時の流れってはぇな。

今日が最終日や。

今日はステージで俺はベースを弾く。

青葉さん曰く

1時間では終わる、とのこと。

間に合え...！

...そこからどれくらいライブしたんだろう。

気づけば約束の時間から30分を回ろうとしていた。

ステージから降りるなり走り出す。

うらたさんみたいに走るのは早くないけど...間に合えっ...！

ライブはもう始まってるだろうか

だってもう着いたら1時間は経ってるもんな...

っ...！あいつらのステージを台無しにできるか...！

青葉プロダクションの人と出会った後のセンラの想い

暗い部屋で1人で呟くうらた

祭り会場からの坂田の祈り

全てを今、歌に込める

第3話

俺らの気持ち