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コメント
6件
なんだろう...普通の虹桃創作にはない重み?見たいのがあって息止めてみてしまう... 色んな伏線が貼ってありそうでワクワクしながら続きを待ってます!頑張ってください💪
残滓以上に恐怖してしまうjpさんの圧力は一体なんだろう…… ただの一般人も残滓が笑ってるのが見えるなんて……dnちゃんも女子高生も何かみんなと違いでもあるのかな…… jpの足元に残滓以上のどす黒いオーラがあるのはなんでだろう……jpさんはそもそもあんな感じだったのかな… いろいろ考えてしまいます!最高すぎます! 続きを待っております!
みぅです🤍🥀 読み終えたよ……この第五話、すごくて……ちょっと息苦しくなった。 颯くん、初任務でいきなりあの空気……訓練じゃ味わえない“本物の重さ”があったよね。自分でも気づかないうちに刀を抜いてたシーン、すごく印象的だった。怖いのに、体が動く——それって、きっと根っこに“助けたい”が潜んでるからなんだと思う。 それに…女子高生が「笑ってた」って言った瞬間、背筋がゾッとしたよ。風雅さんの「見るな」も、初めての強い語調で……絶対に何か隠してるよね。残滓の“困惑”や感情の流れ込み、白いコートのフラッシュ——伏線が重なってきて、次が気になる。 描写が丁寧で、画面が浮かぶようだった。引き続き読みます🌙
境界局︰地下通路
赤い警告灯が、 長い通路を照らしていた。
白狐 颯
走りながら、颯が声を上げる。
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
赤橙 唯《蒼祈》
白狐 颯
前を走る風雅が、 小さく息を吐く。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
誰も答えない。
嫌な予感しかしなかった。
第三区域。
夜の市街地。
避難警報が鳴り響いている。
道路は封鎖され、 警察と局員が動き回っていた。
白狐 颯
普通の街だ。
コンビニ。
信号。
マンション。
いつもの景色。
なのに。
空気だけが異常だった。
冷たい。
静かすぎる。
灰渕 博《静界》
局員
碧泉 海翔《黒雨》
紫苑 陸《虚路》
その時。
遠くから悲鳴が聞こえた。
白狐 颯
赤橙 唯《蒼祈》
全員が走り出す。
角を曲がった瞬間。
白狐 颯
いた。
黒い影。
人型。
でも。
腕が異常に長い。
身体が揺れている。
そして。
その目の前。
女子高生が、倒れていた。
動けない。
足を挫いている。
女子高生
残滓が、 ゆっくり腕を上げる。
白狐 颯
気づいた時には、走っていた。
赫鞘 樹《赫災》
間に合わない。
そう思った瞬間。
キィンッ____
銀色の光。
白狐 颯
無意識だった。
刀を抜いていた。
ガキィンッ!!!
残滓の腕と、 刀がぶつかる。
重い。
腕が痺れる。
白狐 颯
女子高生
怖い。
目の前にいる。
黒い怪物。
顔がない。
なのに。
なぜか。
“笑っている”気がした。
白狐 颯
その瞬間。
頭の奥が、 またざわつく。
ドクン。
残滓を見た瞬間だけ、 世界の色が少し変わる。
白狐 颯
残滓が、ゆっくり首を傾げた。
次の瞬間。
ゴォッ!!!!
爆炎。
赤い炎が、残滓を吹き飛ばす。
赫鞘 樹《赫災》
熱風。
残滓が壁へ叩きつけられる。
でも。
白狐 颯
また。
自分を見ている。
燃えながら。
黒い身体を揺らしながら。
真っ直ぐ、颯を。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
風雅が、静かに前へ出る。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
低い声。
逆らえなかった。
白狐 颯
女子高生を支える。
その時。
女子高生が、震えた声で呟いた。
女子高生
白狐 颯
女子高生
女子高生
ゾワッ。
背筋が凍る。
今まで。
そんなことを言った一般人はいない。
白狐 颯
振り返る。
そこには。
静かに刀を構える、風雅の姿があった。
夜風が吹く。
封鎖された街。
赤色灯。
遠くで鳴り続ける避難警報。
その中心で。
白狐 颯
女子高生を支えながら、 颯は息を呑む。
空気が違う。
訓練場とは、比べ物ならない。
風雅の周囲だけ。
空間そのものが、張り詰めていた。
黒い残滓が、 ゆっくり身体を起こす。
燃えている。
なのに。
まだ動いていた。
赫鞘 樹《赫災》
龍樹 琥珀《葬列》
碧泉 海翔《黒雨》
その言葉に。
颯の心臓が、小さく跳ねた。
白狐 颯
偶然。
そう思いたかった。
でも。
頭の奥が、嫌にざわつく。
残滓が、ゆっくり颯を見る。
白狐 颯
まただ。
怖い。
なのに。
目を逸らせない。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
低い声。
初めてだった。
風雅の声が少し強かった。
その瞬間。
残滓が動く。
ドンッ!!!
地面が砕ける。
黒い影が、 一直線に風雅に飛び込んだ。
白狐 颯
見えない。
そう思った瞬間。
ザンッ____
白い斬撃。
一瞬。
本当に一瞬だった。
次の瞬間。
残滓の片腕が、宙を舞う。
赤橙 唯《蒼祈》
灰渕 博《静界》
でも。
残滓は止まらない。
ノイズみたいな声を撒き散らしながら、 無茶苦茶に暴れ始める。
アスファルトが割れる。
女子高生
白狐 颯
自分でも、驚くくらい自然に声が出た。
怖い。
でも。
逃げるだけじゃ駄目な気がした。
紫苑 陸《虚路》
桃園 天音《灯火》
局員達が動き出す。
その時。
残滓が。
突然動きを止めた。
白狐 颯
黒い身体が、ゆっくり揺れる。
そして。
顔をもないはずなのに。
なぜか。
“困惑”しているように見えた。
白狐 颯
その瞬間。
頭の奥に、強い感情が流れ込む。
怒り。
悲しみ。
苦しさ。
でも。
一番強かったのは。
“恐怖”。
白狐 颯
思わず頭を押さえる。
女子高生
違う。
これは。
自分の感情じゃない。
残滓の____
バチンッ!!
視界がノイズ混じりに揺れる。
黒い影。
大量の手。
崩れた街。
泣き声。
そして。
白いコート。
白狐 颯
次の瞬間。
ゴォォォッ!!!
爆炎。
視界が赤く染まる。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
現実に引き戻される。
気づけば。
残滓の身体が、 炎に包まれていた。
赫鞘 樹《赫災》
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
言い返せなかった。
その時。
炎の中で。
残滓が、ゆっくり立ち上がる。
白狐 颯
ありえない。
身体の半分が、崩れている。
なのに。
消えない。
緑龍 風雅《白夜》
静かな声。
風雅が、刀を構える。
その瞬間。
空気が変わる。
静かだった。
なのに。
全員が、息を止める。
白狐 颯
怖い。
残滓より。
今の風雅の方が。
風雅の足元から。
黒いノイズが、 ゆっくり広がっていた。