いぬたぬき
あれからホテルを淡々とし、 2人で色んな嫌な事から逃げた。
けど、不安で不安で仕方なかった。 忙しくなって2人でヤることも出来なくなって、吐くことも多くなってしまった。ヤってもヤっても、 途中で終わってしまう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
どっちも、押し潰れそうだった。 僕が、あの時人をこ○さなければ、 こんな事にならなかった。 えんちょう。も、僕も……、 一緒に幸せに過ごせたはずだったのに もうやだ…戻りたいよ。
いぬたぬき
えんちょう。
ギュッ(首を絞める)
いぬたぬき
えんちょう。
えんちょう。も段々、 おかしくなってきたと思う。 首を絞めるのに、 ハマっていってた。 いつのまにか、好きになっていた。 でも、
えんちょう。
こうやって、謝ってくれる。 実際は、本当に○ぬかもしれないという恐怖と、○んでしまったらもっとえんちょう。が、おかしくなってしまうんじゃないかという心配もあった。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
いぬたぬき
チュ…
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
チュ、チュプッ……レロ
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
この時間だけは唯一の幸せ。 僕にも、たまには 幸せって思っていいよね?
結局、1日泊まって、 お金が無くなってしまった。 そりゃあ僕がバイトしないでって言ったからこうなったんだけど、えんちょう。はすんなりと受け入れてくれた。
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
いぬたぬき
普通の人が嫌だと思う野宿。2人にとっては幸せで、やっと開放されたという気持ちが溢れだしそうになった。
えんちょう。
いぬたぬき
この公園に1人の男の子がいた。 それも、○んだような目で、空を見ていた。僕はもう知ってる。この子はいつか、消えちゃうって。
いぬたぬき
えんちょう。
ぺんと
僕はこれから人を助けたい。 そう思えるようになったのは えんちょう。のおかげ。 もう幸せに…なっていいんだよ、僕。今まで頑張ってきたね。
えんちょう。
第0章 最終回
コメント
3件
なんか終わり方が気になる✨ 投稿してくれてありがとうございます!!