私の大声に驚いたセンパイが振り返る。
サエ
リョウタ
サエ
リョウタ
リョウタ
リョウタ
サエ
サエ
サエ
サエ
サエ
私は震える声を気にせずに覚悟を決めた。
サエ
サエ
リョウタ
サエ
サエ
サエ
サエ
サエ
サエ
サエ
サエ
リョウタ
サエ
サエ
サエ
サエ
リョウタ
サエ
サエ
リョウタ
リョウタ
リョウタ
サエ
リョウタ
リョウタ
リョウタ
サエ
リョウタ
リョウタ
リョウタ
サエ
サエ
サエ
リョウタ
困ったように頭をかいて私を上目遣いで見たセンパイに
私はせいいっぱいの笑顔を見せた。
サエ
〜fin〜
〜番外編〜
ラン
ラン
ノノカのこと、恨んでるわけじゃない。
もちろん幸せになってほしいしむしろ友達になれたこと感謝してる。
ラン
何か気が乗らない私は少し憂いを感じながら座り込んだ。
ラン
ラン
バカみたいな自分に落胆して立ち上がろうとしたそのときだった。
ラン
強引に腕を掴んだソイツらにブチッとクる
ラン
ラン
ラン
最低限の礼儀を使って私は言うと
すぐにその場から離れようとした。
ラン
失礼だけど少し面倒だと感じながら私は応える。
ラン
自分でも分かってる。かわいくない。
人間関係とかめんどくさいし
素直に話せるのはノノカくらいで、だからノノカがいないなら別に1人でいい。
ラン
ラン
女らしくもないし顔も良くないわけだから
どうやったらモテんだって話だ。
ラン
ユキヤ
ラン
聞いたこと、ある。
確かすごいカッコいいって…
ラン
やっぱり私には人との関わりは向いてない。
価値観も合わないしノリも良く分かんないし…。
ユキヤ
ラン
ラン
ハッとして尋ねるとその人は言った。
ユキヤ
ユキヤ
ラン
2人が兄弟だと聞いたことがあった気がした。
1人で納得している間に、彼は言った。
ユキヤ
ラン
ユキヤ
ラン
ラン
ユキヤ
ラン
ラン
ユキヤ
ラン
ユキヤ
ラン
ユキヤ
ラン
ユキヤ
ユキヤ
何でか分からない。
だけどその瞬間思わずこう応えた。
ラン
ユキヤ
ラン
何でかは分からないけれども
この人は、私を認めてくれる気がしたから。
この作品はいかがでしたか?
262
コメント
8件
![ユーザー](/_next/static/chunks/src/common/assets/images/user-placeholder.a5e00d4a7d3382d5.png)
リョウタ先輩…自分のことを好きな子に向かって「誘い乗って良かったなって思うんだ」とか言うなんて…ちょっと〜期待しちゃうよ!?? というか、「ズルイです」って言われた後に「そうかも」はやばい。これは確実に落ちる。 えーーどうかこの二人がくっついてくれることを願いたい😭 あー、番外編も好きだ…あの人お兄ちゃんだよね?もしかして、こっちとくっついちゃうの!?とか思ったりして…w
え、先輩優しすぎ……!!失恋したばかりで辛いっていうのに自分のことを好きな子を拒否しないで応援(?)するとか優しすぎでしょ!?現実にもこんな人がいればいいのにな……(( 番外編に出てきたのってリョウタ先輩のお兄ちゃん!?兄弟そろってモテるとは……。家族が美形なのか……🤔💭羨ましいぞっ✨
📢読んでくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました✨✨ すでに年明けですが来年のクリスマスには私にもこんな青春が来ることを願う限りです😭😭番外編まで突入し、これにて完結とさせていただきます!!