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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

夏休みも終わり、

晴れて付き合う事になった

私と高橋。

夏休みはグータラとクーラーの着いた部屋で青春を送り、

早いことに、

もう夏休みが明けていた。

高橋恭平

おはよ、ゆうか。

いつも駅前で会う高橋が、

家のドア開けた先、待っている。

付き合ったからと言って、

わざわざ迎えに来なくても…

ゆうか

私の家から高橋の家、

ゆうか

遠いでしょ?

ゆうか

わざわざ来なくても…

高橋恭平

あ、言うてへんかったっけ。

高橋恭平

俺、ゆうかと同じ中学やったで。

ゆうか

…へ?

高橋恭平

ふっ(笑)

高橋恭平

やっぱり。

高橋恭平

駿佑に夢中で、

高橋恭平

俺の存在分からんかったやろ。

"嫉妬するわ〜"何て言いながら

私の手と高橋の手を重ねる。

高橋恭平

中学の頃からゆうかのこと、

高橋恭平

好きやったんで?

ゆうか

え、ちょ、

ゆうか

待って、

ゆうか

じゃあ駿佑と同じ部活…

高橋恭平

そう。

高橋恭平

駿佑と同じ部活やった。

高橋恭平

でも、駿佑のクソさに気付いてやめた。

高橋恭平

それに、ゆうかも、

高橋恭平

もう駿佑と同じは嫌やろ?

ゆうか

女遊びからして一緒なんだけど…

高橋恭平

それはゆうかに妬いて欲しいから。

高橋恭平

…まぁ、

高橋恭平

もう女遊びする必要は無くなったけどな。

"ゆうかは俺の物やし"

そう言いながら指を絡めてきて。

強引に私を引き寄せるとぎゅっと抱きしめた。

高橋恭平

それに、

高橋恭平

家近いからこれから一緒に行けるで?

ゆうか

…え?

ゆうか

じゃあなんで駅前に…

高橋恭平

あれ?

高橋恭平

覚えとらん?

高橋恭平

駅前で初めて会って仲良くなって。

高橋恭平

そこからゆうかが勝手に、

高橋恭平

駅前に俺ん家があるって…

"だから言うにも言えなかったの〜"

と、ムスッとしてる。

なんだ。私のせいか。

ゆうか

ちょ、苦しい苦しい!

高橋恭平

ええやん。

高橋恭平

…ゆうか好き〜

ゆうか

はいはい。

ゆうか

私も私も。

ゆうか

早く行くよ

高橋恭平

嫌や。

高橋恭平

好きって言ってくれるまで離さん。

付き合ってわかった。

高橋は結構な甘えたさん。

隠さずに言ってくるし、

好きって一日に何回聞くんだろう。

ってくらい言ってくる。

もちろん、ハグも、キスも、少ないわけじゃない。

…でも、どれも嫌じゃない。

高橋だから。

ゆうか

…好きだよ、高橋。

高橋恭平

いや、恭平ってゆって。

ゆうか

は?!無理!

高橋恭平

ゆうて!

ゆうか

無理。また今度。

高橋恭平

今度って?

ゆうか

2人っきりのとき?

高橋恭平

…地味に誘ってるやろ。

ゆうか

誘ってない!

そう言うと、

ちゅ

と、唇にキスが落とされる。

"今日はこれで我慢する"

そう言いながら舌をペロッと出す高橋。

…ううん。恭平、

恭平の事、好きだなって、

ふと思った。

青春なんて、しなくていいでしょ。

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コメント

9

ユーザー

番外編ヤッター😭

ユーザー

みず ストーリーの題名的にみずだとわかった我は最強

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