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二次メン過去編《幹事、副幹事、吹雪》

第8話 - 副幹事の過去

2022年09月18日

#二次メン

#感動

みぃ～くん！

副幹事

皆さんこんにちは！

副幹事

副幹事です。

ミータロー

どもどもどもっす

ミータロー

ミータローだ！

ミータロー

彼女の過去もそろそろ終わりへと
向かっているところ…。

副幹事

それじゃあ、

副幹事

ゆっくり読んでって

副幹事

ね♪

リーナ

………次は次はっと…。

ナイト

ここですね。

リーナ

次の任務は幻を探してこい、かぁ…。

リーナ

ちょっと行ってくるわ、ナイト

ナイト

…！ま、待ってください！

リーナ

…？？

ナイト

俺も一緒について行きます！！

リーナ

………しかし、ナイトに危険が及ぶのかもしれないの
だぞ？

ナイト

いえ、それでも…！！

リーナ

………だめだ。

ナイト

どうして！

リーナ

私の部下に危険が及んでしまっては
困る、それに…。

リーナ

隊長は皆を守り抜かなきゃ。だろ？

リーナ

皆を守るために隊長という職業が
あるのだ。

ナイト

………………。

リーナ

だから今回は、

リーナ

私一人で行かせてくれ。

リーナ

頼む。

ナイト

………っ…。

ナイト

ですが………。

ナイト

………

ナイト

はい。リーナ様がそこまで言うのなら…。

リーナ

ありがとう。ナイト。

リーナ

必ず帰ってくると誓うよ。

ナイト

はいっ……！！

ナイト

………リーナ様…。

リーナ

？

ナイト

役に立つかは分かりませんが…。

ナイト

これ、お守りです。

リーナ

っ………………！！

リーナ

ナイト…。

リーナ

………

リーナ

フフッ…！！

リーナ

ありがとう！ナイト！

ナイト

⁄⁠(⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠•⁠⁄⁠-⁠⁄⁠•⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠)⁠⁄

ナイト

(リーナ様が初めて
本当の笑顔を見せた…。)

ナイト

(…ずっと任務で疲れ、緊張ばかり
経験されてきたのだろうな…。)

ナイト

………フフッ。

ナイト

行ってらっしゃいませ！

リーナ

あぁ！行ってくるよ！

リーナ

転移魔法発動！

リーナ

ーーー

リーナ

ワープ。

キュルルルルルル………

シュン！！

リーナ

っとぉ…

リーナ

図書館はこの辺に確かあったはず………

リーナ

ん？

リーナ

あーー！！

リーナ

あったぞ！

リーナ

そういえば道の途中でナイトに
この世界のどこかにあると
言われている不可思議な世界にある雪山の
探索を頼んだが…。

リーナ

大丈夫だろうか…。

リーナ

まぁ、ナイトなら成し遂げてくれるだろう！

リーナ

良し、入るか！

リーナ

ふぅ………入ったはいいが…。

リーナ

うーむ…何処だどこだ…？！

しばらくリーナは探し回った。

探していたら…。

ゴツン！！

少年

痛！

リーナ

…あっ！すみません…！

リーナ

(よーし…地上の人間らしく人間らしく！)

少年

あっ…。

少年

いえ！これくらい対したことないですから！

リーナ

なら良かった。

リーナ

ところで…あなたも

リーナ

伝説の本を探しているの？

リーナ

(…こうやって聞き出すことで何か
有益な情報が得られるといいが…。)

リーナ

(それに…この少年からは
敵意が感じられない。)

少年

っ……？

少年

え？

少年

は、

少年

え？

リーナ

(やはり、困惑しているな。)

少年

で、伝説…？

リーナ

うん。この図書館で
都市伝説とされている
伝説の本。

リーナ

通称、幻の本。

少年

ま、幻…

リーナ

その本を手にし、ページを見た人は

リーナ

髪色が変わるそうよ…？

リーナ

でも、もとの髪の色には
二度と戻ることはできないみたい。

少年

そ、そんな本が…

少年

な、なんか興味深い。

リーナ

でしょ…？

リーナ

私はずっとそれを探しているの。

少年

そうなんですか？

リーナ

うん。

少年

へぇー！

少年

また時間があったらその本について調べてみます！

リーナ

(なんかこの人とは気が合いそうだな…。)

リーナ

さてと。

リーナ

あの少年もきっと調べてくれると信じて…。

リーナ

もう少し調べてみるか！

数時間後。

リーナ

はぁ…。

リーナ

結局なかったな…。

リーナ

もう少しあっちの世界で
研究してからこようかな？

リーナ

……そうしよ。

リーナ

さて！ナイトにも
調査報告を聞かないとな！！

数日後…。

リーナ

それで？

リーナ

あの雪山はどうなったのだ？

ナイト

わからないです…。

ナイト

ただ、その地域だけ謎に
天変地異が起こるんですよ。

ナイト

そして…その天変地異を
起こしている核となるのが……

ナイト

てことでまぁ。その核には
辿り着くことが出来なかったので……。

ナイト

足跡だけ遺してきちゃいました！

ナイト

(*ﾉω・*)ﾃﾍ

リーナ

(*ﾉω・*)ﾃﾍじゃないんだよなぁ…。

リーナ

一番大事なとこ抜かしてるではないか…。

ナイト

ははは……。

リーナ

(私も調査に行ったが…

リーナ

今のところ有益な情報はつかめていない…。)

リーナ

困ったものだな。

ナイト

何がですか？

リーナ

あ

リーナ

いや何でもないぞ。

ナイト

……そうですか。

リーナ

私、もう少し本の研究してから
地上に踏み入れようと
おもってるんだ。

ナイト

そうなんですか？

ナイト

頑張ってくださいね。

リーナ

あぁ。がんばるよ。

ナイト

あまり無理のないよう。

リーナ

分かった。

リーナ

……しかし、あの少年。

リーナ

何故か不思議なオーラを解き放っているな。

リーナ

なぜかは分からないが…。

リーナ

地上以外の人間が見ると、

リーナ

誰もがそう感じる様なヤツだったな。

リーナは、熱心に研究に取り組んだ。

数週間後。

リーナ

うーむ…

リーナ

まだ見つからない…。

リーナ

………………………

ウーウー………。

リーナ

なんだ？消防車の音…。

リーナ

まさか火事か…？

少年

う、うぅ…。

リーナ

ん？あれはもしや…。

リーナ

少年か！？

リーナ

だか、髪色が変わっているみたいだが…。

リーナ

………………………………。

リーナ

あの本、開いてしまったんだね。

リーナ

そしてなくなってしまったのか。

少年

あっ…

少年

あな………た…。

少年

は……。

リーナ

あの本、幻の本はーーーー

リーナ

ーーーーーが、

リーナ

大半は裏性格のままだ。

リーナ

あなたは何も知らずにひらいてしまった。

リーナ

…まぁ本のことはここまでかな。

リーナ

私もそろそろいかねば。

少年

い、行くってどこ……に……。

少年

う…………

リーナ

(またな。少年。)

リーナ

……はァ…

ナイト

どうしたんですか？

リーナ

いや…。

まずいな。あの少年の髪色が変わっていたということは、あの少年が本を所持していたということになる。だが…。

昨日の火事で…恐らく……。

騎士

リーナ様！

リーナ

…………。

騎士

大変です！

リーナ

………………………。

騎士

リーナ様…？

リーナ

………

リーナ

っ！！

リーナ

あ、あぁ。どうしたんだ？？

騎士

その、それが…。

リーナ

なにっ！？

リーナ

それは…本当か！！

騎士

はい…強力な軍が襲撃して
くるみたいです。

リーナ

急いで備えろ。

リーナ

今夜だ…。

リーナ

時間はない、急げ！！

騎士

はっ！

リーナ

(クソ…。幻がなくならなければ…！

リーナ

あの少年が所持していたとするなら…。
都市伝説は嘘になる…。

リーナ

あの本は昔からある…。
もしかしたら、少年の先祖が
最終巻を…！！)

ナイト

リーナ様！

ナイト

いきますよ！

リーナ

あ、ああ！！

リーナ

はァ…はァ…！！

リーナ

クッ…。なんてことだ…。

リーナ

(しかし、私はこういうときの為に、
今まで特訓を重ねてきた…。

リーナ

亡くなったお父様から
教わった術を…すべて発揮してやろう！)

ナイト

まるで…二百年前みたいですね…。

リーナ

………そうだな。

リーナ

もう、犠牲者は出したくない。

リーナ

私の父も戦いで帰らぬ人となってしまったから…。

リーナ

お母様はもう騎士を引退しているし…。

リーナ

私が守らなければ。

ナイト

…………ォレが…

ナイト

俺がリーナ様を援護します。

ナイト

だからリーナ様は…

ナイト

この戦の中心となる奴らを…

ナイト

倒していってください。

リーナ

ナイト………

リーナ

分かった。

リーナ

ありがとう。周りは任せたぞ！

ナイト

はっ！

リーナ

………

ナイト

どこにもいませんね…。

リーナ

決して油断だけはするなよ…？

ナイト

わかってますよ。

シュン！！

ナイト

！！

敵

ふはは…。

敵

やっと見つけたぞ…。

ナイト

………動くな。

ナイト

斬るぞ。

敵

あー？

敵

斬るだぁー？

敵

そんな大口俺様に
叩いといていーのかぁ？

やつは手足をぶらぶらさせる。

ナイト

動くなと言っている。

ナイト

次はないぞ。

敵

………チ。

敵

本当にヤル気か。

敵

斬れるもんなら斬ってみな！！

ヒュン！

リーナ

何っ！？

ガシ。

リーナ

クッ………。

リーナ

ぐぁっ…。

敵

ふはは！！

ナイト

リーナ様に触れるな。

敵

おおっと？動いたらコイツぁ
真っ二つだぜ？？

敵

どうするかー？

ナイト

………クソが。

ナイト

………………(どうするか…。この状況…。)

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