シェアする
ミラ母
手伝ってくれてありがとうね
ミラ母
そうだ、みちヱさん見送ってくれない?
ミラ
ああ、いいよ!
少し勿体なさも感じつつ、みちヱさんを見送ることにした
玄関
巳間豆みちヱ
あ、わざわざ見送ってくれるの?
ミラ
はい
巳間豆みちヱ
ありがとうねぇ、わざわざ
ミラ
いえいえ、大丈夫ですよ!みちヱさんに久しぶりに会えて楽しかったです!また機会があったら会いましょう
巳間豆みちヱ
そうだねぇ、、じゃあまたね
ミラ
はい!
バタン
みちヱさんの顔が少し悲しそうな表情をしていた
ミラ母
4人とも、ミラを案内してあげてくれるー?
カイ
はい
常子
家全体ですか?
ミラ母
ミラが泊まる部屋だけでいいよ
常子
はいなのじゃ!
4人とも私を案内してくれるらしい
4人についていった
廊下
階段
ミラ
うわっ、めっちゃ久しぶり!
階段の軋む音がする
古い家特有のものだ
全てが懐かしく思えてきた
ミラ
覚えているよ、確かここで常子とMiraと私でグリコやってたらめっちゃすぐ終わったの
常子
思い出したのじゃー!それ結構すぐ終わったのじゃ
Mira
確か常子がチョキで勝ってそれからパーで勝ったからすぐ終わったやつだ!
憂
へーずいぶんシュールな絵面だね
カイ
すぐ終わるwww
憂
……
Mira
ん?どうしたの、憂?
憂
なんでもない、皆は知らなくて良いよ
カイ
そう言われると余計に知りたくなるのが人間なんだよなー
憂
元人間の間違いでしょw
カイ
まあ確かにそうだけどさ~憂は現実 の見すぎなんだよw
憂
……なんかごめん
カイ
全然平気、大丈夫!
皆が一番苦しいであろう存在なのに
無理して現実を見ているのがなんだか可哀想だった
廊下
Mira
あ、そうそう!部屋案内に戻るけど、ここがミラに泊まってもらう部屋だよ!
ミラ
ここ!?
Mira
うん
ミラ
マジで!?
Mira
YES
自分が使っていた部屋だった
ミラ
(マジか、、懐かしいな)
Mira
じゃあ僕達は色々準備してくるから、部屋の中で待ってて?
ミラ
了解
ミラが使っていた部屋
ドアを開けるとまるで別世界だった
ミラ
あの時のままだ…
その辺に置いてある小物を見た
ミラ
この時計懐かしい~!
ミラ
あ、でもやっぱり壊れちゃってる
ミラ
電池換えるために下置いてたから水没しちゃったのかな多分
ミラ
これも懐かしい!小学校の入学式に着ていったやつだ
ミラ
サイズは …120か、小さかったな~私
ミラ
ま、今でも155だから歳にしては小さいかな
ミラ
マジで伸びないかな身長
運が良いことに部屋は手入れはされているようだ
おかげで埃っぽくない
みちヱさんがやってくれたのだろうか、、
コンコンコン
ミラ
はーい
ガチャ
Mira
お待たせ~皆で人狼ゲームしよ~!
ミラ
ありがとう!やるやる~
確か昔もこんな風にここで人狼ゲームをしていた
あの頃が懐かしい
ミラ
そういえば相変わらず憂は気分が乗っていないけど、体調悪いの?
憂
いや、違う
ミラ
何かあったの?
憂
うん
憂
気づいちゃったんだ、この家の秘密に……
常子
何!?気になるのじゃ
カイ
夏にピッタリな怪談話系かな~?
憂
ま、まあそもそも私達が怪談的な感じだから、何を言っても怪談話になるけど
憂
ホラーだよ
Mira
ヒエッ、、怖いな
常子
気になるのじゃ
ミラ
私もー
憂
覚悟はできた?
憂
言うよ?
心拍数が多くなったのが分かった
どんなホラーなのだろうか……