この作品はいかがでしたか?
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元々、俺は恐怖症が 多かった
閉所恐怖症とか雷恐怖症とか
一番は血にも恐怖を覚えること
戦闘なんて大体は見る血を 俺は苦手としていた
まぁ、でもそんなん 軍に入とって 言えんのやけど
でも、ほんま恐怖症には 頭を悩ませるんよな…
克服もできとらんし
幸い、指示を出す側やから まだええねんけど
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何たって震えが止まんなく なるし、呼吸が上手くできんく なって、涙が止まんなく なっちゃうからな…
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この軍に入ってから いつも不安に襲われる
まだ薬飲んどるから 少しは抑えれるんやけど
それでも、止まらんからなぁ
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そんな事を俺は何十回何百回も 考えていた
そんなある日俺に不運が 起こった
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そう言ってバラッと 並べられた資料には 敵国の情報、人などさまざまな 資料があった
まぁ、思ってた通り 俺は情報担当やった
別にそこまでは良かった
そこまでは
今日の空は生憎の雨
それに雷が少し出ていた
嫌な予感はめちゃ正直しとった
…けど
軍のそれも幹部がそんな 雷が怖いなんて言うたら おかしいし
今まで隠し通してきた ものも損になるし
俺は静かに話を受け入れた
会議室での会議が終了し、 各々が定位置へと 移動を始めた
今日は雨
空気も少し肌寒く 俺は身震いをした
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俺は小さく呟いて 情報管理室へと 向かった
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軽く大先生と話をする
外ではまだ雷が聞こえていた
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2人の声が室内に 響く
結構、こちらが圧していて うあと少しで総統の 近くまでいける状況やった
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俺も目の前のモニターに集中し、 情報を伝えた
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ようやく目の前まで来た
今回の敵は案外 弱かった
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ヘッドホンを外す
そんときだった
ガンっ
後ろの扉が 強い音で開く
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俺も大先生もすぐに 気付き後ろに目をやった
一般兵らしきのが3人と 幹部らしきのが1人
剣を向けて こちらを威嚇していた
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戦いはあまり良くない
やって、血が
rb
ut
心の拒絶反応に無視し、 俺は剣を取り出した
モブ
そう言って振りだす相手の剣を 身軽に避けて 俺は 攻撃を始めた
相手も大分興奮状態で
剣を一斉に降ってきていた
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カキンッという音と共に 剣がぶつかりあう
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大先生も必死に 敵と戦っていた
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何とか敵を倒し
あと、1人となった
目の前には少しだけ 血が飛び交っていて
少しだけ 息苦しさを覚えていた
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俺はすぐ 大先生のサポートを しに 声をかけた
が、、
そこには 大先生が横たわってる姿が 見えて
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俺は一瞬判断 できんかった
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そう声をかけても 起き上がる気配がなく
代わりに 服から次から次へと 血が出てくのが 見えた
あかんやつ
こわい
まずは、、 目の前の敵を…
俺は剣を構えて 敵へと 突進した
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モブ
最後の1人も 大分殺られていたのか 一発で 納めた
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気づけば 俺以外皆 横たわっていて
血を出していた
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静かに俺も へたりこむ
目からは涙 体は既に震え始めていた
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か細くしか声が 出んくて
こわくて怖くて
仕方がなかった
そん時
ドーンッ
目の前が 一瞬にして光って すぐ大きな音が 鳴った
雷だって一瞬で分かる
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一瞬にして 呼吸の苦しさが 上がる
俺は 横に倒れた
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震えが収まんなくて 目の前がよく見えんくて
俺は出ない声で 必死に助けを求めた
相手の総統を 討ち取ったあと、
ロボロ達と連絡が取れなく なっていて
悪い予感はしてたが
思ってたよりも 大分酷かった
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シャオロンもシッマも 息を飲む
やって、 ロボロも大先生も 全員倒れてたから
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sho
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シャオロンが迷わず 声を出す
呆気に取られていたが 少しだけ冷静さを 保てた
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それぞれが動く
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ロボロの側まで行く
他とは違って ロボロだけ血を出してない ことに 違和感は覚えていた
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彼の頭を優しく膝の上に 乗せると 彼は苦しそうな目で こちらを見た
顔からは 涙なのか汗なのか わからない 雫がたくさん流れていて
全体が震えていて
あきらかに普通ではないことに 気づいた
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ロボロが小さく声をだす
声は掠れていて
普段とは思えない程に 衰弱していた
zm
ロボロの手を ぎゅっと握る
かすかに手が動いたが 握ってはくれんくて
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今度はぎゅっと 体を抱き寄せた
それでも応答は なくて
少し冷たくなった 彼の体温だけが 伝わった
zm
一生懸命彼の体を 包む
こんなロボロ 初めてで
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シャオロンが言葉を出す
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sho
sho
シャオロンが的確に指示を 出す
焦りと戸惑いで声が少し上ずって しまう
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その数分後
情報管理室にぺ神が 到着し
俺たちは ロボロと大先生を抱えて ここを後にした
コメント
10件
最高すぎます! 不幸のれんさが
続きめっちゃ気になります!
初コメ失礼します.ᐟ え、普通に好きすぎて死ぬんですが、? これまだ1話、?泣ける… 2人大丈夫か!?続き気になるんじゃぁ… 次回も楽しみです.ᐟ初コメ失礼しました