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幼児化執事

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幼児化執事

14 - 第六話(ミヤジ編最終話)

♥

210

2024年10月22日

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Won

Wonです。

Won

少しやることもあって遅くなってごめんなさい!続きです。

Won

今回は少し短いかも!
ごめんなさい🙏

Won

誤字があったらすみません💦

Won

どうぞ!

三階執事室 医務室

ルカス

ミヤジ、少しいいかい?

ミヤジ(幼児化?)

ルカス?

ルカス

話したいことがあるんだ…

ミヤジ(幼児化?)

分かった。

ルカス

まずはこの薬を…(= ・ω・)っ💊

ミヤジ(幼児化?)

これは…?

ルカス

ミヤジが元に戻るための薬だよ。時間を考えながら作っていたものだ。これを飲めば元に戻れる。

ミヤジ(幼児化?)

私のためにありがとう、ルカス。

ルカス

あぁ…

ルカス

だけど、その薬を飲む前に聞いて欲しいことがあるんだよ。話し終わったら飲んでくれ。

ミヤジ(幼児化?)

わかった。それで話というのは?

ルカス

もしかしたら君を怒らせるかもしれないし、傷つけるかもしれない。でも、話さなくちゃいけないんだ…

ミヤジ(幼児化?)

ん??

ルカス

ミヤジはその顔の傷がどうやってできたのか、覚えてるかい?

ミヤジ(幼児化?)

いいや、分からない。

ルカス

最近、ミヤジが私の異変に気づいていたことやベリアンにその理由を聞こうとしていたことも…私は分かってたよ。

ミヤジ(幼児化?)

!!!まさか…

ルカス

あぁ、私がずっと隠してきたことについて話そうと思う。怖くて話せなかった…あの話を…

ミヤジ(幼児化?)

話してくれ。

ルカス

あぁ…

ルカス

数百年前、私とミヤジ、それともう一人の執事がいてね、ミヤジとその執事は天使との戦いで怪我を覆った。しかも致命傷に近い怪我をね…

ミヤジ(幼児化?)

ルカス

私は医師として両方助ける方法を探ったんだ。頭の中で…だけど、そのもう一人の執事は助かる見込みがなかった…

ルカス

傷は深いし、血も止まらずで息も絶え絶えだったんだ。

ミヤジ(幼児化?)

それで、お前はどうしたんだ?

ルカス

できれば、私は両方助けたかった…しかし当時の私にはその判断ができなかった私の弱さで私は…その執事を助けられなかった。

ルカス

私が判断する時間は少なく、迷ってる間にはその執事の息は浅くなっていった。私は、助かる見込みのあったミヤジのことを決死の思いで治療して君は助かった…

ルカス

その顔の傷は…その時に皮膚移植した後だよ…

ルカス

私は仲間を犠牲にして君を助けたんだ。医師失格だよ…君は納得できないかもしれないけど悩んで出した結果なんだ。

ルカス

本当にすまなかった。隠していて…正直に話せなくて…私の弱さが出した事だ…本当に…本当にすまない、ミヤジ。だけど、苦しい決断の中で出したことだけは分かってほしいんだ。許さなくてもいいから……

ミヤジ(幼児化?)

…そうか

ルカス

すまない!本当に…

ミヤジ(幼児化?)

あの時…ベリアンが話せなかったのも、それがあったからか?

ルカス

あぁ、そうだよ。

ミヤジ(幼児化?)

…一つだけ聞かせてくれ。なぜ私に話そうと思ってくれた?

ルカス

それは……

ルカス

ラト君が…

ミヤジ(幼児化?)

ラト君?

ルカス

ラト君が私の背中を押してくれたんだよ…君が必死に努力して心を開かしてくれたラト君がね…

ミヤジ(幼児化?)

私が?

ルカス

あぁ、私はラト君の言葉に押されて、君に話そうと思ったんだ。ラト君はミヤジが私と向き合おうとしてくれていたこと教えてくれたから…

ミヤジ(幼児化?)

!…そうか。

ルカス

これで話したいことは終わりだ。私は、君の判断が聞きたい…頼む、ミヤジ。君の判断を聞かせてくれないかい?

ミヤジ(幼児化?)

…記憶が失う前の私は君を許さなかったのだろう。それに今の私も許せない…

ミヤジ(幼児化?)

でもそれは私が未熟だからだ。

ルカス

え?

ミヤジ(幼児化?)

今の話は簡単に許せるものじゃない。それに、仲間の命を犠牲にしてまで私は生きたくない…

ルカス

っ!!

ミヤジ(幼児化?)

しかし、だからと言って、自分で命を絶つわけではないし、ルカスを責めるつもりも無い。

ルカス

え?

ミヤジ(幼児化?)

私がもし、ルカスの立場であればきっとルカスのような判断を瞬時に下せず、両方死なせていたかもしれない。だから…それを考えるとお前を責めるつもりもその権利も私には無い。

ルカス

ミヤジ…

ミヤジ(幼児化?)

それに私も元医師だ…それがどれだけ辛く苦しいことかは分かる…

ミヤジ(幼児化?)

だから…

ミヤジ(幼児化?)

もしそのようなことが今後あれば私に話せ…もう二度とルカスだけにそんな苦しい思いはさせない。

ルカス

ミヤジ…

ルカス

あぁ、ありがとう!!

ミヤジ(幼児化?)

もう飲んでいいかい?

ルカス

あぁ、いいよ。

ミヤジ(幼児化?)

💊(*/◎\*))))))ゴクゴク(薬を飲む)

飲んでから数分後…

ミヤジ

ルカス?私は何を?

ルカス

記憶は戻ったかい?

ミヤジ

記憶…?( ゚д゚)ハッ!

ルカス

その様子だと元に戻れたみたいだね。

ミヤジ

お前には苦労をかけたな。すまない。

ルカス

いいんだよ。それより、早くラト君やフルーレ君のところに行っておいで。二人ともすごく心配していたみたいだしね。安心させてあげて。

ミヤジ

分かった…

ミヤジ

……ルカス。

ルカス

ん?どうしたの?

ミヤジ

いつか、お前を許せるときがきたら、またいつもの三人でワインを飲まないか?

ルカス

っ!!!

ルカス

あぁ!もちろんさ!

ミヤジ

それだけだ。私は失礼するよ。

ルカス

うん、お大事に。

ミヤジが部屋を出る🚪バタン

ルカス

(〃´o`)フゥ…

ルカス

ミヤジ…

ルカス

ありがとう。

ルカス

ラト君にも後でしっかりとお礼をしておかないとね。ベリアンにも迷惑をかけたからお詫びにワインでも持っていくか…

いつか、お前を許せるときがきたら、またいつもの三人でワインを 飲まないか?

ルカス

ミヤジからの誘い、嬉しかったな…

ルカス

いつになるかは分からないけど私はずっと待ってるよ。その時まで…

ルカス

改めて、ありがとうミヤジ。

ここで終わります! ミヤジ編読んでくれて ありがとうございました!! 次はリクエストにあった アモンくんいきます! またね(´▽`)ノ💕︎

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コメント

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