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今年も夏が始まる
暑い暑い
夏が
狐華
はぁ…疲れた…
結華
お姉ちゃん！サボらないでっ！
狐華
へーい…
高校1年の春休み
これから高校生になる私と結華は
家の神社の手伝いをしていた
雪乃
あ、狐華ちゃーん！結華ちゃーん！
狐華
ん、雪乃じゃん、おはよう
結華
雪乃ちゃん！おはよ！
いつも通りの日々
半人である私達は
中々人里に降りる機会が無いので
こうして私の家の神社で
座って駄弁っていた
狐華
…ったく誰も来ねぇな
結華
此処に人が来たらそれこそ吃驚だよ？
雪乃
そうそう
狐華
少しくらい誰か来ねぇかなぁ…
そう喋っていると
足音が聞こえた
人里離れたオンボロ神社なんて物好きしか来ないだろ
と思い、一応身構えた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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