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m!ki
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るななっち
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コメント
1件
ちょっと待って待って待って!!!😭💦 心の中でもう一人の自分と対峙するって、しかもそれが「転生体」とか「オリジナル」とか言い合いながら殴り合ってるの、めっちゃ熱いんだけど!?!?!? しかもいるまが目の前で戦ってて、武器もなく逃げ回ってるの見てるのツラすぎるよぉ…😭💔 「待ってろいるま、俺が絶対に助けてやるから」って前世の俺が叫ぶところ、マジで泣ける…。 転生した俺もかっこいいけど、オリジナルの執念が熱すぎてガチ応援したくなるわ…🔥🔥 三日月さん、続きが待ちきれないです!!!!!
_、_つ
なつ
なつ
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誰かに呼ばれたような気がして
慌てて瞼をこじ開ける
暇72
___誰、だ
ゆっくりと起き上がった俺は
ひとまず呼吸を整えようと
深呼吸した
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暇72
暇72
額ににじむ汗を拭って
軽く目を閉じ
開く
…、、なんだこれ
辺り一面に広がる真っ白な空間に
俺は思わず悪態をついた
海も
陸も
空もない
ただただ広いだけの場所
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無意識に下に手をつき
暇72
地面はあるのだと気付く
どうやらここは
地面という概念のみ存在している世界のようだ
立ち上がってみる
歩いてみる
走ってみる
けれど
いくら進もうと その景色が変わることはなかった
というか…
俺何してたんだっけ
ふと我に返る
あ、そうだ
確か誰かに呼ばれて___
俺を呼ぶあの声が 再び聞こえはしないだろうか
そう思って耳を澄ました
その直後だった
………コツ
暇72
不意にこの世界に現れた
俺以外の音
背後から聞こえたその足音に驚いた俺は
暇72
そんな声とともに振り返った
____俺のセリフだ
少し間を置いてから
そう告げた声の主
お前は誰だ
目を疑った
その声の主の姿形は
紛れもない
俺自身だったのだ
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素頓狂な声が辺りに響き渡る
暇72(?)
暇72
暇72
暇72(?)
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混乱した頭で
いや
ほとんど反射でそう言い返しながら
どうなってんだよ
頭の先から爪先まで
目の前の人間を凝視する
頭の形状
耳の位置
首の長さ
腕や足、胴体の太さ、大きさ
何よりこの
宝石のような赤い目に ダークブロンドのサラサラヘアー
こんなパーフェクトイケメンフェイスは
俺にしか持ち得ない
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
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視界に映るもう一人の俺
見慣れているはずのその姿に
俺は耐え難い嫌悪感を感じていた
自分が
自分であって自分でないような
そんな気持ち
気持ち悪い
暇72(?)
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暇72(?)
暇72(?)
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いちいち舌打ちすんじゃねーよ
腹立つわ
だがここで言い返したところで 何かが変わるわけではない
俺は喉まで出かかった罵詈雑言を 必死に抑え込んだ
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
そう言って彼は
ひどく呆れたように溜息を着いた
いちいち行動が癪に触るが
今は置いておこう
………
彼の言った通りである
どこだよここ(再)
この場所にいる理由があるのなら
俺が教えて欲しいくらいだ
暇72
俺は沈黙をもって 彼の次のセリフを促す
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
そう言って彼は
何もない空間に
まるでそこに椅子があるかのように腰掛けた
心の中、だと…?!
暇72
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
頭上に掲げた彼の指先が
パチン
澄んだ音を奏でる
同時に
真っ白だった世界が
彼を起点として波紋状に色づいていった
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悍(おぞ)ましいほど静かな闇夜
それを淡く照らす紅みがかった満月
塵の舞い散る崩落した建造物
赤黒いシミの着いたコンクリート床
そして____
震える両手で握りしめた一振りの剣を構え
その紫色の猫毛を揺らしながら
輝く黄色の瞳でこちらを睨みつける青年
俺は彼を“知っている”
暇72
思わず溢れた呟(つぶや)きに
傍らに腰掛けているもう一人の俺が
にっこりと笑ってこう答えた
暇72(?)
暇72
暇72(?)
暇72(?)
心底呆れたとでも言いたげな表情で
本日何度目かもわからない溜息をつく彼
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
彼は剣を構える青年を指差し
暇72(?)
楽しげにそう言い放った
はぁ"ー……はぁ…、ゲホッ
呼吸を乱しながらも懸命に剣を振るう 紫髪の青年
そんな健気な彼に
炎の矢が容赦なく降り注ぐ
___なんで
どこか迷いのある剣筋
こちらを攻撃することを 躊躇しているように見える
どう、して__
__ガキンッ!
赤黒い蔓が
青年の愛剣を空高くへと弾き出す
だってお前は
あのとき
首から上がズルリと滑り落ち
膝をついて力なく倒れ込む かつての相棒の最後が
脳裏に鮮明に蘇る
死んだ、はず、なのに
カラ-ン……
コンクリート床にぶつかり 虚しく音をたてる一振りの剣
武器を失って為す術もなくなった青年は
どうにかして生き残ろうと逃げ回っている
そんな彼の様子を
俺はただ呆然と眺めることしかできなかった
…………これは、夢?
暇72(?)
心を見透かされていたのか
すかさずツッコんだもう一人の俺は
見えない椅子からひょいと飛び降りて
俺の目の前に立ちはだかり
俺の顔をぐいと引き寄せて覗き見る
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暇72(?)
暇72(?)
俺は地面にくずおれた
突如押し寄せた大量の情報に
脳が悲鳴を上げている
そんな俺に
もう一人の俺は思わぬ言葉を投げかけた
暇72(?)
暇72(?)
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その言葉を 俺はわけもわからず復唱する
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
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頭の回転が追いつかない俺に
彼はめんどくさそうに
でもしっかりと俺の目を見つめて
話し始めた
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
暇72(?)
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聞きたいことは山ほどあるが
とりあえず彼の言い分を飲み込んだ俺は
徐(おもむろ)に口を開く
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暇72(転生体)
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暇72
暇72(転生体)
俺たちは二人揃って頭を抱えた
こいつが転生した俺?!
そんな馬鹿な話があるか
どこのファンタジーだよ
現実味の欠片もない邪推
………
だが
辻褄は合っている
俺は確かにあの実験施設で一度死んだ
しかしその魂は天国へも地獄へも行かず
再びこの世に生を受けることとなった
輪廻転生
とは言いつつ
転生した俺(目の前の男)は 前世のことを微塵も覚えちゃいない
だが
“覚えていない”だけで
存在はしていた
その、忘れ去られた前世の記憶ってのが
俺の正体、か
じゃあ
頭の中が整理され
多少の余裕ができた俺は
眼前の巨大3Dスクリーンのような風景に 映し出される青年を見た
あれは
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震える声で
俺はもう一人の俺に声をかけた
暇72(転生体)
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彼がこれまで発した言葉を一言一句振り返る
あのとき
こいつはなんと言った?
ここはこいつの心の中
俺たちは今心の中で会話をしている
じゃあこの空間に流れてる映像は?
あいつは確か「俺が見ている世界」だと言った
現実のあいつの視界の再現
そう受け取っていいのだろうか
とすると
現実のこいつは今___
………ッ
嘘だ
考えればわかる答え
ただ確認したかった
この現実を受け止めきれなかった
信じたくなかったのだ
嘘だと言ってくれ
心の内でそう祈りながら
俺は前世で培った鋭い眼光をもって
半ば脅迫気味に彼を問い詰める
そんな俺の圧をものともせず
彼はニヤッっと口角を上げて
愉しげにこう答えた
こ・ろ・し・あ・い♪
パシイッ
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瞬間的に突き出した拳
予備動作のほとんど無い予測不能なその攻撃は
彼の手のひらによって
いとも容易く止められた
肉厚な衝撃音が辺りにこだまする
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じんじんと熱を持つ拳をさらに硬く握りしめ
俺はそう低く告げた
暇72(転生体)
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互いの視線がぶつかり合う
束の間の静寂
ふいに頭をポリポリと掻き始めた彼は
眉間にシワを寄せ
不思議そうに口を開けた
暇72(転生体)
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瞼が見開かれる
なんで、だと?
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暇72(転生体)
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暇72(転生体)
暇72(転生体)
暇72(転生体)
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鋭い風切り音と共に拳の拘束を振りほどき
殺気の籠った怒声を浴びせる
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暇72(転生体)
俺のそのひと言を聞いた途端
ヘラヘラと笑っていた彼から笑顔が消えた
額に青筋が走る
ゾクッ
空間全体を冷たい空気が覆う
その変貌した、肌を刺すような雰囲気に
俺は思わず半歩後ずさった
暇72(転生体)
暇72(転生体)
暇72(転生体)
暇72(転生体)
暇72(転生体)
暇72(転生体)
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怯んだのも束の間
俺も負けじと言い返す
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暇72(転生体)
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暇72(転生体)
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暇72(転生体)
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空間に映し出される紫髪の青年
いるまが
迫りくる数多の攻撃から 武器も持てず逃げ惑っている様子が
今も視界の端で見え隠れする
頭の中でぐつぐつと煮え滾る怒り
奥歯をぐっと噛みしめた俺は
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そう吠えた
待ってろいるま
俺が絶対に
助けてやるから