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※実際の人物には関係がありません。 この作品はフィクションです。
〜人狼ゲーム〜
第1章 最悪の始まり。
渡辺 愛奈
どうもはじめまして。
渡辺 愛奈
私の名前は「渡辺 愛奈」(わたなべ あいな)。18歳。高校生。
渡辺 愛奈
私はとてもとても不幸な人間で…。
渡辺 愛奈
なぜって？……。遡れば小学2年生の頃のとある日のこと。
渡辺 愛奈
やめて！！！！！
横山 美咲
ほーれほーれ！水浴びですよ〜！
渡辺 愛奈
きゃ！！！！！冷たい…………。
これは小学2年生の頃の12月の 真冬の日のこと。
「横山 美咲」という子に冷たい水を バケツ一杯分たっぷりと かけられたのであった。
横山 美咲
よかったね〜！私のおかげだよ！
渡辺 愛奈
……………………
横山 美咲
ほら！「ありがとう」くらい言ってよ？
渡辺 愛奈
…………………
横山 美咲
ほら。はやく。
渡辺 愛奈
うぅぅ…。
渡辺 愛奈
あ…りがと…うございます………。
横山 美咲
それで宜しい。
この頃私はまだ幼い。 その時、ふと、疑問に思ったことがあったのだ。
なんで私だけ。
そして、色々あって昨日のこと。
ちょうど校門を出るあたりで、 突然、何者かの手に引っ張られた。
？？？
ようこそいらっしゃいました。
？？？
不思議で幻想的な世界へ。
渡辺 愛奈
…!?!?
暗い空間で私ひとりぼっち…。
ではなかった。
他に数名ほどいた。
赤井 勇太
なんなんだここは…
高橋 優人
真っ暗だぞ……………
鈴木 海斗
なんなんだよ…
佐々木 希
怖い………
私合わせて5人いる…
？？？
それでは、まずは私の自己紹介から。
？？？
私の名前はアマナ。
アマナ
あの世からやってきた者よ。
アマナ
今日はここにいる5人の人間にとあるゲームをやってもらおうと思ってて……。
アマナ
そのゲームの名前は「人狼ゲーム」。
アマナ
あの世では色々な問題があって人数不足なのよ。あの世ではとても困っていて…。だからね、あの世のお偉いさんが私に頼んだの。「人間界から数人連れてこい。」ってね。
アマナ
まあ、簡単にまとめると「この中から数人程あの世に行く」ってこと。まあ、楽しみだわ。
アマナ
じゃあ、ルールね。
アマナ
まず、この5人の中に「死人」がひとり混じっているの。いわゆる「人狼」ね。
アマナ
その死人は人間を惑わせ、あの世に連れていくのが目的。
逆に人間達は死人を探し、追放することよ。
逆に人間達は死人を探し、追放することよ。
アマナ
追放された者が人間だった場合はあの世へ行き、死人だったらゲーム終了。その時残った人間は今までどうりに過ごすことが出来る。
アマナ
以上よ。
アマナ
私はゲームマスターとして見守っているわ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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