ナムジュンside
ジミン
ナムジュン
ジミン
ナムジュン
ジミン
ジミン
ナムジュン
ジミンは、ホソク様に想いを寄せている一人だ つまりは 俺のライバル まあそんなやつは そこらかしこに転がっている 王子に恋するなんて 馬鹿だとは思うが 俺もそのうちの馬鹿一人 気持ちは分かるが 仕事として 排除せねばいけない 自分の気持ちは関係なくな でも、ジミンは少し危険だ 王直属の側近で 優秀なやつだからこそ 王が信頼をおいているから 今回のように俺がいないと 代わりはジミンになる 今までも何度か 戦や怪我で、俺が席を外すことはあったが その度にホソク様の世話をかって出たのは ジミンだったらしい ホソク様のお近くで 様子を見張っていたのは 今回が初めてらしいが 独占欲というか ホソク様への執着が凄い 俺も敵対視されているからか 邪魔者扱いされることも多かったから いつもジミンのことは 危険視して 警戒は怠っていない だからこうやって 俺は夜中にホソク様を見守るよりか こいつを見張るためにここに来たのもある 俺と違って 分家の生まれでもなんでもない 平民育ちのジミンは その頭の良さや努力を見初められ 王様のお付になった 彼がここへ来たのは 俺が九つあたりになった時 俺より年下の彼だけど 俺への敬語や態度も しっかりとしていた印象がある 根っからの努力家で 手に入れたいものなら どうにでもして手に入れる そんな男だ だからこそ 危険なんだ
ジミン
ナムジュン
ジミン
ナムジュン
ナムジュン
ジミン
ジミン
ナムジュン
踵を返して帰っていくジミンを 最後まで見送って 俺も医療部屋へ戻った
ホソクside
あれから2日 なんか、なんでもない 退屈な日々を過ごしてた ナムジュナが居ないって こんなにつまらないものだっけ いてもいなくても スケジュールはあんま変わらないのに
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
う〜ん、いい朝 緩んだ顔で起き上がると 目を細めたナムジュナが 僕に服を着せていく 王家の服って 一人で着るのが難しいのがやだ 重いしキツいし…
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
上を脱いで包帯を解いていくナムジュナを ただドキドキしながら見つめていた そして 目の前には、まだ塞ぎきっていない傷 縫った跡もしっかり残ってるし 体を斜めに両断された傷は ものすごく痛々しかった
ホソク
ナムジュン
こっちはもう塞がってるんだ… 寝てたから肩がこっていると言いながら 肩をほぐし始めるナムジュナ そんなナムジュナの肩から脇腹にかけての傷を 優しくなぞった
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ハグしたくなる気持ちを抑えて 立ち上がって席に着く
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ご飯を食べ終わって ナムジュナから書類を受け取って 読んだり書いたり 色々業務をこなして行く中で 何故かいつもは気にならないのに 斜め後ろにずっといて 立って護衛をしているであろうナムジュナが ずっと気になって 振り返りそうになる顔を 何とか抑えるのに必死だ ああもう… 僕は我慢するのが苦手だ だって王子だし 大体の欲しいものは 手に入ってきた その分英才教育とかはされてきたけど だから、このまま この気持ちを隠しても 僕はいい方向に行くとは思えない 欲しいものは欲しいもん 悩む暇があるなら 沢山したいことをしたい
ホソク
ナムジュン
後ろから近づいてくる気配に 胸がどんどん大きく鳴る ほら、こんなにも好きなんだもん 仕方ないよね
ナムジュン
ホソク
そう言うと近づくナムジュナの顔は真横にあって とても近い顔にやはりドキドキしてしまう僕に自覚せざるをえなくて 横にある首に腕を回すと 頬に顔を近づけた
ホソク
優しく触れたそれに ナムジュナは驚いた顔をする
ナムジュン
ホソク
そう言うと、ナムジュナは驚いた顔をして でもその後すぐ俯いた
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
少し後ろに離れたナムジュナは ため息をついた
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
そんなに否定しなくても…
ナムジュン
ホソク
落ち込んだ僕の後ろから 優しい声がする
ナムジュン
ホソク
それだけじゃもう 足りないのに…
コメント
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わお! まさかのジミンさんも… きゃー!ポッポしちゃった"(ノ*>∀<)ノ♡ うぅ…2人の恋が実って欲しい… 次回も楽しみにしております! ご自分のペースで頑張ってください!