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ナムジュンside
酷く落ち込んだため息が 前から聞こえる 全く、急すぎる 後先考えずに 急あんなこと言いやがって でも 嬉しかった 答えることも出来ないし 頷くことも 俺の気持ちを伝えることも 一生叶わないけど 最初からそう思っていた俺に 好きだと伝えてくれた それだけでいい 好きな人のずっとそばにいれる 既に恵まれていた人生 なのに、両想いなんて こんなに幸せになっていいのだろうか 俺の人生 好きな人と両想いだというだけで 十分だ これ以上のことは無い
ホソク
黙々と仕事をこなす後ろ姿を ただ見つめているだけで 十分でもあった でも、少しだけ 手を伸ばしたくなる気持ちを グッと押えて前を向く 笑ってて欲しい 幸せであって欲しい それが例え 他の人の隣でも 俺は一歩後ろで そばにいることが出来るなら 俺も幸せだ
ホソク
ナムジュン
書類を受け取って 部屋を出る 廊下に出ると、自然とため息が出た そう思ってるつもりなんだ これでいい 俺は十分 そう思っているつもり でも やっぱりどこかで その先を望んでしまう もちろんそれが 犯罪や罪となってしまうことは 分かっているし もしバレでもしたら 俺は多分ホソク様の傍には居られなくなる 下手したら打首だ 分かってるんだ 理解もしてるし 納得もしてる でも、そんな理性だけじゃどうにもならない事もある 本当だったら今すぐ引き寄せて
ナムジュン
俺はキム・ナムジュン ホソク様、次期王様の護衛兼側近 俺の立場を ちゃんと思い出せ
ナムジュン
家臣
家臣
ナムジュン
追加で来た書類を受け取り 終わった書類を渡した
家臣
ナムジュン
家臣
ナムジュン
家臣
そういえば最近 弟君にお会いしていないな まあなんにせよ 捗られているようで良かった
ナムジュン
家臣
そのまま部屋に戻り 書類をお渡しした
ホソク
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ホソク
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
部屋を出て 伝達役の部下に 弟君へ ホソク様からのお誘いの件を伝え お菓子や紅茶などの用意もするよう伝えた にしても すぐ戻ってきてね、か 今までもよく言われていたが やっぱり少し違うな そう思いながら 足早に部屋に戻ることにした
ホソクside
さっきまで少し落ち込んでた そういえば 僕も跡継ぎとか作らないといけないのか って 好きな人以外と そんなことしたくないなぁ…… でも好きな人とは 恋をしてはいけない事実 こんな人生おかしいよ なんで自分の好きなように出来ないの なんて、そんなことを考えるのも 子供だよね 王になるなら そんな感情捨てるべきなのかな…
ナムジュン
ホソク
やっぱ無理だよ 見るだけでこんなに 好きって言いたくなる そばに居るだけじゃ やっぱり足りないよ…… あの大きな手で優しく撫でられたら あの筋肉質な腕で抱きしめられたら あの優しい顔で愛を囁かれたら どんなに幸せなんだろう
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
前にいたナムジュナが 近づいてきて 後ろから紙を覗く
ナムジュン
隣から聞こえる吐息と声と すぐ側にある体温
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ナムジュン
ホソク
ナムジュン
ホソク
やっぱりナムジュナ以外はヤダ。