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瑠々@カオス生みの親((ha?
グレン
アリス
軽い声と共に私の方へ何かが飛んできたため、反射的に受け止める
飛んできたものに目をやった瞬間、私は固まった
アリス
そう、私の方へ飛んできたそれは縫い目だらけの「腕」だった
グレン
顔を見上げると、片腕が綺麗になくなっているグレンが笑っていた
私は慌てて腕を突き出す
アリス
グレン
グレン
アリス
私は恐る恐る持ち直すが、確かに重い
アリス
グレン
グレン
アリス
次の瞬間、腕の指がぴくり、と動いた
アリス
私は思わずそれを落としそうになるが、グレンは楽しそうに笑う
グレン
まるで、ちょっとした手品であるように
でも、それは明らかに「おかしい」ことだった
グレン
グレン
グレンが突然、よくわからない質問を投げ出してきた
私は思わず固まる
アリス
グレン
グレン
グレン
無邪気に、残酷に、グレンは笑いながら言う
アリス
グレン
グレンは首を傾げた
本気で分かってない顔をしていた
グレン
唐突に話が始まった
グレン
軽い口調で喋っているが、会話の内容はとても重かった
グレン
グレン
グレン
グレンはその場で軽く跳ね、トン、と軽やかに着地する
グレンは満面の笑みを浮かべた
グレン
アリス
私は振り絞るように言う
私の問いにほんの一瞬だけ、グレンはきょとんとした表情を浮かべた
グレン
グレン
グレンは落ちていた自分の腕を拾い、自分の肩に当てる
不気味な音と共に腕がはまる
グレン
指を動かして見せると、問題なく動いている
グレン
アリス
グレンが、鼻と鼻が当たる一歩手前まで近づく
グレン
グレン
アリス
それ以上は何も言えなかった
なぜなら、思い当たるところが多すぎたから
グレン
その日の夜
鏡の前で、私は自分の手を見つめていた
なんの変哲のない、普通の手を眺めているだけだった
アリス
その言葉が、ずっと頭に残っている
今までもずっと
「普通でいなきゃ」
そう思っていたが、
アリス
さっきのグレンの言葉が、今でも忘れられない
グレン
背後から声が聞こえたため、振り返るとそこにはグレンが立っていた
アリス
グレン
アリス
グレン
アリス
彼は私に小さな箱を差し出す
開けると、中には小さな「指」が入っていた
人形のように見えるが、妙にリアルだった
アリス
グレン
グレン
アリス
私はスペアの指を見つめるが、触れてもいいのかよくわからなかった
グレン
その言葉は救いのようで、どこまでも空っぽだった
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