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ラージュ
ラージュ
ラダンゾ
今、オレの前にいるのが
オレの兄であり
現国王、ラダンゾ・アーゼリア・アダシェ
ラダンゾ
ラダンゾ
その言葉を聞いて
オレは軽くため息をついた後
姿勢を崩した
ラージュ
ラージュ
ラダンゾ
ラダンゾ
ラージュ
ラダンゾ
ラージュ
ラダンゾ
ラージュ
ラージュ
ラージュ
ラージュ
ラージュ
ラージュ
ラージュ
ラダンゾ
ラダンゾ
ラダンゾ
ラダンゾ
ラージュ
聞き飽きた話にオレはその場を去ろうとした
ラダンゾ
ラダンゾ
ラダンゾ
ラージュ
本当のオレってどこにいるんだ?
ナタリア
ナタリア
ナタリア
ナタリア
ナタリア
ナタリア
ニヤリティー
ニヤリティー
本当の私ってどこにいるの?
ラージュ
ニヤリティー
ラージュ
ニヤリティー
オレは
私は
窓の外を見た
あまりに外が輝いて見える
自分にはもったいないぐらいに
ラージュ
ニヤリティー
ラージュ
ニヤリティー
オレは
服を着替えて
私は
服を変えて
城を
屋敷を
飛び出した
<城下>
城下町は賑わっていた
私は久しぶりの町に心が躍った
堅苦しくない服と
歩きやすい靴で歩くのは
本当に良い気分
ニヤリティー
私はとあるアクセサリーショップを見た
美しい装飾品が並んでいた
手作りなのだろうか
私は一つのペンダントに目を引かれた
青色で銀の歯車の模様がある
とてもきれいだ
女店主
女店主が明るく話しかける
女店主
女店主
ニヤリティー
ニヤリティー
女店主
ニヤリティー
女店主
女店主
ニヤリティー
私は早速そのペンダントを首からかけた
ニヤリティー
女店主にお礼を言って
私は再び明るい足取りで歩き出した
ラージュ
ラージュ
仮面をつけずに歩く城下は気分が良い
最近は工業が発達して
いろんなものがあふれている
最近では固定式の電話も小型化されて
ここ最近の国の発展はめまぐるしい
城下の様子を見ながら
オレはその空気を肌で感じながら
歩みを進めた
ニヤリティー
つけられている
町の雰囲気に似合わない二人の男が
自分を尾行している事に気づいた
ニヤリティー
私は走り出した
男達はもちろん追ってくる
ニヤリティー
ニヤリティー
私は建物が入り組んだ路地に入り込んだ
ニヤリティー
男達が近づいてくる
男1
男1
ニヤリティー
ニヤリティー
男2
ニヤリティー
男2
ニヤリティー
男1
男1
男達が腕を掴んでくる
ニヤリティー
男2
ニヤリティー
ニヤリティー
ニヤリティー
ラージュ
男1
男が私の口を塞ぐ
しかし、私はかかとで男の足を思いっきり踏んだ
男1
痛みに悶絶する男をよそに
私は腕を振りほどいて駆け出した
男2
男1
まずい、追いつかれる
再び男達が手を伸ばそうとする
しかし、私を掴んだのは別の手で
私は横道へと入って行った
ラージュ
ニヤリティー
ラージュ
ラージュ
ニヤリティー
ラージュ
ラージュ
心配そうな顔をするその女に
オレは微笑んで、人さらい達の前に現れた
男1
男2
男達が短剣を取り出す
そっちがその気なら
オレは腰の剣を抜いた
ラージュ
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