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コメント
34件
コロネ様毎回毎回すごいしか言葉が出ませんよぉ、、、泣けますって、、
っあ〜、この曲なんだぁぁ!( 嵐の曲あんま分かんないから検討つかない...泣(
コロネアット
コロネアット
コロネアット
コロネアット
コロネアット
窓の外は綺麗な茜色に染まっていた
イフ
りうら
ほとけ
初兎
ないこ
ほとけ
悠佑
ほとけ
イフ
ないこ
イフ
りうら
初兎
ないこ
悠佑
ほとけ
イフ
ほとけ
イフ
何も言えなかった
「元気でな」とか「頑張れよ」ぐらい言えばよかったのに…俺はどうしてもほとけが明日からこの学校からいなくなる事を認めたくなかった
りうら
悠佑
初兎
ほとけ
ないこ
ほとけ
🐤🐇
🐤💎🐇
子供組のやつらが泣きながら抱き合っているところを静かに見守る大人組。俺らも本当は泣きたいんやろうけど…涙は見せへんかった
ないこ
イフ
悠佑
イフ
ほとけと俺は家が近所やから帰りは俺がいつも家まで送ってやっている
…それもこれで最後や
イフ
ため息が自然と出てしまう
ふと俺は空を見上げた
イフ
赤い空に飛行機雲があった。でもその飛行機雲はボヤボヤと流れていた
イフ
赤かった空も徐々に暗くなっていく
りうら
初兎
ないこ
悠佑
ほとけ
みんなに大きく手を振るほとけ。その姿も愛しく思えてしまう
イフ
ほとけ
ここからはしばらくほとけと2人きりだ。何を言えばいいか俺は必死に考えていた
…しかし、出てくる言葉が「行くな」しか出てこなかった
イフ
ほとけ
いつもは何かしら喋って帰るが…今日はずっと沈黙が続いていた
ほとけ
話を切り出したのはほとけの方だった
イフ
ほとけ
ムスッとした顔をするほとけ。俺もホンマに…何も言えなくて情けない
イフ
ほとけ
コツン…
俺とほとけの手と手が一瞬触れ合った
ほとけ
イフ
イフ
「さようなら」
ほぼほぼ沈黙が続いていた帰り道、気づけばあっという間にほとけの家の前までたどり着いていた
ほとけ
イフ
イフ
すると俺は…無意識に何も考えずに家に入ろうとするほとけの手を掴んで引き止めた
ほとけ
イフ
本当は行って欲しくない。だって…俺は可笑しいぐらいお前の事が好きだから
イフ
ほとけ
イフ
もう止めることは出来ない。俺は想いをしっかり伝える事にした
イフ
こんなタイミングで告白をしてしまいなんだか申し訳なくなってしまった
ほとけ
イフ
ほとけは自分のカバンからペンを取り出し、俺の手に何かを書き始めた
ほとけ
イフ
俺の手には「ほとけ」と書かれていた
ほとけ
イフ
言われるがまま俺はほとけの手に自分の名前を書いた
ほとけ
イフ
その時のほとけの顔は…今まで見た事ないぐらい美しい顔をしていた
ほとけ
イフ
ほとけ
そう言って優しく微笑むほとけが世界で1番愛おしく思えた瞬間だった
イフ
ほとけ
思わず俺はほとけを抱きしめてしまった。あまりにもお前が愛しくて愛しくてたまらなかった
イフ
ちゃんと別れの挨拶は言おう。でも…絶対にまたいつか会うからな
イフ
ほとけ
俺は流すつもりでなかった涙を流してしまったが…ほとけも声が震えていた
5分ぐらい抱き合っていただろうか…空も夕闇へと変えていた
ほとけ
イフ
別れはホンマに悲しいけど…いつか君が幸せに笑える未来があるなら…俺は心から手を振るよ
イフ
ほとけ
俺はほとけを笑顔で見送った。いつかまた会えたら…たくさん話してたくさん遊ぼうな
イフ
さっきまで甘い夕空がとけていた
その日の俺は…一睡も出来ずにずっとベランダで風を浴びながらボーッとしていた
街並みに明かりが灯り始め…ほとけがいない学校生活が始まろうとしていた
イフ
思わず本音をボソッと呟いた時だった
ほとけ
ベランダから下を見るとそこには…世界一愛おしい彼女がいた
イフ
俺は思わず下に降りた
イフ
ほとけ
イフ
ほとけが俺にゆっくり近づく
イフ
一瞬何が起こったか分からなかったが…ほとけは俺にキスをした
ほとけ
イフ
ほとけ
イフ
ほとけ
イフ
イフ
ほとけ
仕返しに俺もほとけにキスをした。ほとけも案の定ビックリしていて…なんだか少しいじわるをしてみたくなり…
イフ
そう言うと君の顔は昨日の夕空の様に赤く染っていた
𝑒𝑛𝑑
コロネアット
コロネアット
コロネアット
コロネアット
コロネアット
コロネアット
コロネアット