《レオside》
僕がこんな想いにくれるなんて
思ってもいなかった
その日はたまたま、資料室にいた
レオ
ハウスの外が知りたくて
出たくて
たまらなかったから
外について書いてある資料を必死に探していた
レオ
ガラッ
レオ
レオ
サッ
レオ
僕は机の下に隠れて
『それ』を聞いてしまった
先生
レオ
レオ
先生
レオ
先生
レオ
先生
先生
レオ
レオ
先生
先生
レオ
先生
レオ
先生
レオ
レオ
ガタンッ
レオ
レオ
先生
レオ
先生
レオ
先生
先生
ばっ
先生
先生
レオ
レオ
レオ
レオ
僕に……
いもう…と…?
レオ
その時僕は、まっさきにこう思った
レオ
レオ
レオ
それから計画が上手くいくのに、
あまり時間はかからなかった
毎日のテストで100点をとるのも、
先生に必死でお願いするのも、
全部初めてだったけど
僕はやってみせた
先生に承諾も頂いて、
会うことだけを楽しみにしていた…
のに
先生
レオ
先生
先生
先生
レオ
先生
レオ
先生
先生
レオ
レオ
先生
レオ
僕は、一目妹を見るだけでよかった
レオ
妹はとっくに死んでいて
かわりに彼女に出会ってしまった
アンリ
真っ直ぐな瞳のあなたに
レオ
レオ
2日しかいられないのに
生きられないのに
すぐ死ぬのに
すぐ終わるのに
僕は一瞬で恋に落ちた
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