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第20話、拝読しました。結莉ちゃんが羽矢斗さんの家に初めて行くところ、すごくドキドキが伝わってきました。エレベーターで「声に出さなきゃ倒れちゃいそう」って言うところ、本当にその気持ちが痛いほどわかる……。それでいて、お互いを思いやる優しい空気がずっと流れていて、特に「皐月ちゃんを一番大事にしてあげようね」という羽矢斗さんの言葉にはじんわりきました。呼び捨てのやりとりも可愛くて、母としての顔と恋する女の顔を行き来する結莉ちゃんの心情がとても丁寧に描かれていて、素敵なエピソードでした。
帰りも約1時間ぐらいで高速道路をおりた。そこから30分もかからぬうちに
羽矢斗
と羽矢斗。
結莉
結莉は羽矢斗の暮らす街並みを胸に焼き付けるかのよう、好奇心旺盛にキョロキョロと眺めた。
結莉の自宅がある最寄り駅の隣街だが、訪れたことのない街。電車で通ったことはあるけれど。
結莉
結莉
などなど、羽矢斗の普段の生活を想像するだけで嬉しくなる。
羽矢斗はもの静かな人物だ。
結莉と話す時も、語り出すと長い結莉の話にじっくり耳を傾ける聴き上手。
結莉は、こんなに理想的な恋人が出来たことを改めて、夢なんじゃないかと未だに思う。
しかし喜ばしいことに、これは現実だ。
――――午後2時前には羽矢斗の家に到着した。
羽矢斗
マンション前のパーキングに車をバックしつつ停める羽矢斗。
そして……エンジンが切れた静けさ。
この後の色々が想われ、息が止まりそうになる瞬間だ。
羽矢斗
結莉
助手席まで来てドアを開ける羽矢斗。
腕を組み歩いて行く二人。
結莉の、羽矢斗のお家・初訪問!
エントランスに入り、エレベーターに乗った。
結莉
声に出さなきゃ倒れちゃいそうで、結莉は口にした。
羽矢斗
そっと結莉の肩を抱く羽矢斗。
羽矢斗の部屋は6階だ。 エレベーターをおり、手を繋ぐと、羽矢斗の奥底から熱いものが伝って来るようだ。
結莉
などとエッチなことばかり想い巡らす結莉。
羽矢斗とバスルームで楽しみたいのだ。
羽矢斗
605号室。最上階の角部屋だ。
羽矢斗
結莉
少し廊下があり、リビングに通された。 結莉はびっくりした。
羽矢斗の部屋は、車の中で思い描いた通りのムードだったから。
ファブリック類や小物類は黒が多く、赤いクッションとヒョウ柄のクッションがあった。
羽矢斗を理解し始めている自分は『彼女合格』かな?! とこっそり喜ぶ結莉。
羽矢斗
さっそく結莉をもてなす羽矢斗。
結莉
羽矢斗
結莉
ソファーは、テーブルを挟んで1人がけ用と2人がけ用とあった。 結莉は……
結莉
と思い、2人がけ用に腰かけた。
羽矢斗
羽矢斗が、アイスコーヒーの入ったグラデーションを帯びるピンク色の素敵なグラススを、持って来た。
羽矢斗は……結莉の隣に、座った。
ナチュラルにキス……。
結莉
めまいを起こしたかのように身を預ける結莉。
アイスコーヒーの入ったグラスが汗をかいている。
二人は互いの服を夢中で脱がせ合った。
羽矢斗は結莉をお姫様だっこし、ベッドルームまで連れて行った。
羽矢斗
結莉
二人はやっと身も心も蕩けながら一つになった。 もちろんバスルームでも、愛を与え合った。
――――もうすぐ夕方5時。
結莉
羽矢斗
その言葉を聴いた時、結莉は涙ぐんだ。嬉しくて、感激して。
結莉
と羽矢斗に抱きついた。
羽矢斗
結莉
ベソっかきの結莉だ。
羽矢斗
結莉
結莉の涙がちょっと止まった。
羽矢斗
結莉
羽矢斗
二人はアイスコーヒーを飲み干していた。
羽矢斗がもう一度アイスコーヒーを淹れようとした。
結莉
結莉は、羽矢斗の細やかな優しさに応えたい。尽くしたい。
羽矢斗
結莉
羽矢斗はまた結莉を痛いほど抱きしめ
羽矢斗
と言った。
香ばしいコーヒーの香りがリビングいっぱいに広がる。二人は、再びアイスコーヒーでのどを潤した。
甘い空気に包まれている。
羽矢斗
結莉
結莉
車に乗ると、ママモードが強めになって来た結莉。
丁度その瞬間
羽矢斗
と羽矢斗。
結莉
羽矢斗
結莉
羽矢斗のマンションから結莉のマンションまで車でほんの20分くらい。
今は二人の交際を皐月に秘密にしているので、皐月の通学路を避け、マンションからちょっぴり離れた曲がり角でお別れ。
結莉
羽矢斗
たまらない、という感じで興奮気味に羽矢斗は結莉にくちづける。
でも、懸命に情熱を抑えるように
羽矢斗
と言う。
結莉
曲がり角に到着し、運転席をサッと降り、助手席のドアをスマートに開ける羽矢斗。
羽矢斗
結莉
羽矢斗
離れがたい磁石を自分たちの力で精一杯引き離す。
それぐらい互いが愛おしい。
羽矢斗の車が見えなくなるまで見送った結莉。
#シンママ
沙華やや子
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玉葱三太郎
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