類の部屋
司
類
僕が言い出したことだし。
司
司
類
こんな時まで
朝比奈さんかい?
司
類
司くんは無理しすぎだよ。
僕達にも荷を分けて欲しいのだけど
司
そんなの……
ギュッ (類が司を抱きしめる)
司
類……?
類
本当に気づいてあげられなくて
ごめんね……
辛かったね。
辛いと思うなら瑞希達のところに
言ってもいい。
けど、朝比奈さんは狂ってる。
歪んだ愛は君自身を殺すことになる
司
布団の中で 伝わる類の体温が 俺に語りかけてくる
「君はこれでいいのか?」
「相手に自分を任せるな。 司くんは「司くん」だろ?」
まふゆとは違う温かさに なんだか安心したのか 俺は言ってしまったんだ
司
すまん。
俺ずっと分からなくて…
司
楽しいはずなのに……
咲希がいなくなってから
もう何もかも分からなくなって……
司
まふゆと会って……
自分を理解して貰えて……
自分と同じ気持ちだって
分かって……だから
それに……俺はまふゆを
救わないといけないから!
類
司
俺は……もうきっと…!
類
……ん?
司くん熱あるよ?
司
類
この前のえむくんの水がかかった
せいかい?
司
えむは悪くないんだっ!
類
じっとしてて。
冷えタオルを……っと。
司
類
ピンポーン
類
誰だ、僕が出るね。
司くんはそこにいて
司
類
まふゆ
ここに司来てない?
類
もうやめて頂きませんか?
まふゆ
類
つけたのは朝比奈さんですよね?
闇まふゆ
類
闇まふゆ
そもそもそうだとしても
神代さんには関係ないd…
類
傷つけないで下さい!
闇まふゆ
司が辛い時、
傍にいなかったのに?
類
司
類
早く布団へ!
闇まふゆ
酷いことしてごめんね?
でも、司もこれが好きでしょ?
司
ガシッ (まふゆが司の右手をつかむ)
闇まふゆ
司、今日は優しくするから
司
ありがとう。
じゃあ……
ガシッ (類が司の左手をつかむ)
司
類??
類
苦しい時に気づけなかった。
だけど……!
▶僕らは仲間だから! (次から) ▶僕らは司くんを 信じてるから! (5ページから) ※急な選択肢すみません!
司
僕らは仲間だから!
司
闇まふゆ
「仲間」ね。
司自身の悩みに気づけなかった
神代さんたちに用はないから
バタンッ
ガシャン (司を鎖で縛る音)
闇まふゆ
お仕置するね。
闇司
やだっ!
離せっ!!
闇まふゆ
司が神代さんに
全部話したからだよ?
(ロー〇ー強さ 中)
闇司
もっと……奥///
闇まふゆ
闇司
気持ち……いい///
闇まふゆ
司は可愛いね///
闇まふゆ
これって熱のせい……?
それとも……?
闇司
熱っ///だからっ!
闇まふゆ
じゃ、そうじゃないって
言わせるね?
闇司
あぁ///出ちゃう///
闇まふゆ
ピュルルル
闇まふゆ
闇司
お願い///
もう誰にも言わないから///
許して///……捨てないで///
闇まふゆ
▶僕らは司くんを信じてるから
司
類
咲希くんが亡くなったことも
君が瑞希達の所に誘ったのも……
闇まふゆ
類
いいかもしれない!
でも、それは司くんのことを
考えての事なのかい?
闇まふゆ
類
実験のように扱うのはやめてくれ!
闇まふゆ
類
好きだからだ!
司くんは確かに地獄にいた
大事な妹がいなくなって
お母さんを心配かけないように
って……!
類
その時司くんを
救えなかったからって
僕達をすぐ見捨てるほど
司くんは弱い人間じゃない!
司
類
初めて屋上で会った時も言葉も
僕が悩んでる時に
かけてくれた言葉も、全部
本当だって……本心だって
信じてる!!
司
類
もう一度やり直そう?
えむくん達だってきっと、
いつもの君の方がいいよ?
司
闇まふゆ
そっか、ごめんね。
私、戻るよ……
闇司
まふゆ
抗ってみるね。
ガチャンッ
司
俺の事好きだったのか?
類
まぁ、うん。
だから……どんな司くんでも
僕は愛すよ?
司
類
これは朝比奈さんのおかげだね……
司
俺は……
ズルッ
類
司
今は……見るな///
類
司
そこは……らめぇ///
類
いい。