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黒髪マイキーくんとわたしの最後の恋ものがたり

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黒髪マイキーくんとわたしの最後の恋ものがたり

1 - 黒髪マイキーくんとわたしの最後の恋ものがたり

♥

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2022年02月20日

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yuni

こ、ここれで大丈夫かな?💦💦

マイキーくんと、ライン交換をして、 数日経った。 あの日から、一度もラインが来てなくて 不安になり、エマに聞くと、 スマホと一日中にらめっこしてる… …と聞いて、笑った。 意外と、お茶目なところがあってマイキーくんと、ライン交換をして、 数日経った。 あの日から、一度可愛いと思った。 そして今日、わたしは自分からラインを送ろうかと思った。

少し不安だが、勇気を出して、送った。 すると、わずか10秒くらいで………。

yuni

クスッ。

yuni

マイキーくん、お母さんみたい。(笑)

yuni

これ、送っても大丈夫かな?

yuni

幻滅されないかな?

yuni

ううっ…。不安だ。

yuni

へ〜。そうなんだ。

yuni

じゃあ、今ゆっくり考えてるのか〜。

・ ・ ・ 数分後

わたしは幼い頃から雷は大の苦手で、 そばに誰かいないと、 発作が起きるのだ。

yuni

え…どうしよ。

yuni

エマに来てほしいけど…

yuni

ドラケンくんに迷惑かけちゃうし……。

yuni

ま、おっきくなったしもう大丈夫でしょ。

そう考えたわたしは後々後悔することになる。

ゴロゴロ。 ピカッ。

yuni

ひっ!!

yuni

(や、やっぱり、エマ呼んだほうが良かったかも。)

エマとのラインをしてから1時間経った後。 雨が少し降ってきたと思ったら、 段々と強くなり、 今は雷までがでてきた。

yuni

うぅっ。

yuni

やっぱり、怖い。

yuni

エ、エマに連絡しよ……。

そう思い、スマホに手を伸ばしたとき。

パリンッ。

yuni

……っ!?

yuni

な、なに。今の音。

なにか、割れたような音が玄関から聞こえ、その後ガチャ、ガチャッと、 ドアを開けようとする音が聞こえた。

yuni

も、もしかして、エマ?

だけど、エマならわたしの家の 合鍵を持っていて、入るのなら なにか割れるような音がしないはずだ。

yuni

……もしかして、どろぼう!?

yuni

(それなら、早く逃げ……)

ゴロゴロッ。 ピカッ。

yuni

……っ!!!

その時、雷が落ち、 わたしはその場から動けなかった。 さっきまで、リビングにいたが、今は リビングのとなりにある自分の部屋にいた。

yuni

……エマ。

わたしは、震える手でスマホをタップした。

yuni

yuni

通話終了

通話
00:00

エマ

どうしたの〜、ユニ?

yuni

エマ…。

yuni

どうしよ。

エマ

……何かあったの!?

yuni

なんか、家にどろぼうが入ったみたいなんだよね。

エマ

え!?

エマ

ユニ、親戚の人遊びに来る言ってたよね?

yuni

うん。

yuni

あれ、嘘なんだ。(¯―¯٥)

エマ

……!!

エマ

今、行くから!!!

yuni

でも…危ない!

エマ

大丈夫!

エマ

けんちゃん連れて行くから。

yuni

う、うん。

エマ

電話、繋げててよ?

yuni

う…ん。

エマ

ユニ?……、なん、か…こ、え……聞こえ……

yuni

エマ?

エマ

も、しかし、た、ら………ぱが……かも…。

yuni

へっ?エマなんて……。

エマ

応答なし

応答なし

yuni

え?

yuni

切れた?

yuni

もしかして、電波切れちゃったのかな……。

ガチャンッ。

yuni

……!!

リビングの方から、 物が倒れる音が聞こえ、その人物が 段々とこっちに近づいてる気がした。

yuni

(お願い!!こっちに来ないで!!!)

そんな、わたしの思いと裏腹に、 足音はこちらに向かってきて、 ドアノブが回され、 終わったと思った………が。 ドカッ。 ボキッ。 ドスッ。 うっ。 ドサッ。

yuni

(な、なに?)

yuni

(一体何が起きてるの?)

yuni

(今の音は一体…。)

そう思って、ドアを見つめていると……。 コンコンッ。

マイキー

……ユニ〜?

マイキー

いる〜?

yuni

マ、マイキーくん…?

ガチャッ。

マイキー

よっ。

マイキー

よく頑張った。ユニっち。

マイキー

怖かったろ?

yuni

………っ。

yuni

どうして、ここにいるの?

yuni

マイキーくんには、何も言ってないのに…。

マイキーくんは、ずぶ濡れの状態だったが、本人は気にしてないようだった。

マイキー

………内緒。

マイキー

(会いたいと思って、近くまで来てたなんて、言えるはずないだろ……。)

マイキー

それより、コイツ知り合い?

マイキーくんの指差した 方を見ると、知らない人がいた。

yuni

……ううん。知らない人。

マイキー

そうか……。

マイキー

ま、ユニっちが無事で良かった。

マイキー

エマも、心配してたぞ。
俺に電話何回もしてたし…。

yuni

うん。

yuni

助けてくれて、ほんとにありがと……

ゴロゴロッ。 ドクンッ。

yuni

……っ。

マイキー

ユニっち?どうした??

yuni

……大丈夫。なんでも……。

ドカーンッ。

yuni

………っ!!

yuni

うぅっ……。

マイキー

ユニっち!!

揺さぶられる思い出したくないことが あるかのように、発作が起きた。

マイキー

どうした!

yuni

……大丈、夫。

yuni

ただの、発作、だから……。

yuni

すぐに、なお…る……。

マイキー

ユニっち!!

マイキー

しっかり……し、ろ………。

そこで、わたしの意識は途切れた……。 この日を境に、 マイキーくんのわたしに対する執着が 強まるのをまだ知らない。 そして、わたしたち四人の運命も変わっ ていくのも、このときはまだ考えもしなかった。

いかがでしたでしょうか? 黒髪マイキーくんとわたしの最後の恋ものがたり第二話は、これで終わりです。 続きは、いいねが多かったら作るつもりです。 コメントよろしくお願いします。 なにか、おかしな点もあったら、コメントにお願いします。

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