一生俺の物　続き

あの日からぺいんとは毎日欠かさず来るようになった

一緒に来て休憩も一緒にいて一緒に帰って…

俺が危なっかしいからだって

毎日って言っても用事があるとき以外な？

用事がある日もラインしてくれるようになって

本当に安心

あの日さえ無ければな

いつもこの挨拶から始まって

同じような内容で笑って

キーンコーンカーンコーン

チャイムがなったら

同じ挨拶で終わる

このたった何十分が俺の生き甲斐だった

俺にはぺいんとだけでいいと思ってた

ぺいんとにも俺しか要らないと思ってた

違った

ぺいんとには俺以外にも必要だった

見捨てないって､離れないって言ったのに

全部ウソだったの？

あの涙も演技だったの？

え？依存？

依存なんかしてないよ

只､約束だから

守らなきゃ行けない事を

守らせないと

ぺいんとのためにもならない

だから教えてあげるためにね？

なんでこんなになっちゃったの？

"らっだぁ"

俺のせい？

あの日さえ無ければ…?

昼休憩

いつも通り行こうとしていた

らっだぁのとこいかなきゃいけない…

すぐ終わるのか…なら､､､

くだらな…こんなことのために読んだの?

断ればよかった…

でも…笑わないのは悪いしな…

早くらっだぁのとこ行きたいのに…

昼休憩

また来ない…

もう来るの面倒くさくなったとか?

いや…俺が行ったらいいのか？

いっつも来てもらうのは悪いし行ってみる？…か…

久しぶりに来た…

みんな廊下で話したりしないんだ…

…ぺんちゃん…は…

………あ、いﾀ…

は？

誰､しかも笑ってる､

やっぱり…こういうことだったんだ