コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
真っ白な部屋に僕が鎖で繋がれたのは
僕がまだ生まれて間もない頃
先天性の重度の心臓病でした
それからというもの、僕の景色といえば
白いドア、白い壁、白いベッド、白いカーテン
全てが真っ白で
でもそんな真っ白なキャンバスを唯一彩ったのは
窓の外の景色
変わらないようでいて、毎日変わっていく
それを見ていると、あっという間に1日が終わっていった
そんな僕の毎日も、僕が18を迎える1週間前に
変化を覚えることになる
アヤカ
アヤカ
アヤカ
アヤカ
アヤカ
優
優
アヤカ
アヤカ
優
アヤカ
アヤカ
優
アヤカ
アヤカ
その時、心が揺さぶられた気がした
まるで、お前何か忘れてるぞって
言われてるみたいに
優
気付いたら僕は、返事をしていた
優
アヤカ
アヤカ
優
優
アヤカ
アヤカ
アヤカ
優
アヤカ
優
アヤカ
今まで1色でしか塗られたことがなかった僕のキャンバスが
今、たくさんの色で彩られていくのを感じた