三ツ谷 猫になる

今日は待ちに待ったドラケンとのデートの日！ バイク屋も今日はイヌピーとバイトの子達に任せてドラケンも久々に連休を取ったらしい。 俺も大きい案件が来ていたが、山場は抜けてひと段落着いたので2人で出かける予定を立てていた。

映画や食事など、デートっぽいことをしていると天気が急に悪くなってくる

ポツっポツポツ

2人とも走り出す

道の端にダンボールを見つけ、そこからなにかの鳴き声を聞く

ドラケン、濡れてる羽織をできるだけ搾って乾かし、子猫を包むと近くの動物病院までまた2人で走る

すっかり雨も止み 夕方

まだ少し湿っているタオルの中で容態の落ち着いた子猫が甘える声が聞こえる

身長差を生かした上目遣いでお願いする

そうしてドラケンと道を別れて家に帰る

三ツ谷の家

家について念のため熱を計ってみると39度を超えていた。自分でもこんなに熱が出るなんて思ってなかったので、びっくりしている。いざ体温計を見ると熱があると実感して急に体が重くなり、とりあえず暖かい飲み物と薬だけ飲んでベッドに横になることにした。

三ツ谷、うとうとしてそのまま寝落ちる