振り返った瞬間俺は幼なじみに抱きしめられていた
tn
tn
gr
そんな風に泣きながら言う彼は初めてで、
なんと言葉をかければいいのか分からず数秒考えて言った言葉が
tn
という安易な言葉しか出てこなかった
その質問に彼は少し言葉を詰まらせながらこう言った
gr
すごく嬉しかった、だけど
tn
悪いのは俺だから、
そんな考えが頭によぎった
でも気づかないうちにその言葉は周りの人に聞こえてしまった
gr
いつもトン氏と呼ぶ彼に、 グルッペン・フューラーにトントンと呼ばれるのは久しぶりでとても嬉しかったし
幼なじみだからなのか、グルッペン・フューラーだからなのか分からないがその一言で少し報われた気持ちになった
そのせいなのか、抱きしめられていたからなのか分からないが今まで俺の中で
張り詰めていた糸が切れ
いつの間にか俺は
意識を手放していた
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!