コメント
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うわあ、めっちゃ好きこういうの 可愛いんだけど二人ともさ んー、やばいとりあえず二人の式場 の壁になりたい(定期) 何言っても許される感じっていうの なんだろう、付き合ってます感が めっちゃ出てて好き 雨のなか突っ走れるのは流石だな って思ったのは多分私だけだなぁ ずっと笑顔だよねぇ幸せそうだよね 幸せだよね(にっこり) とりあえず好きです。
わきゃああああああ え好きすぎるんですけどもっ なんか私雨嫌いだったんですけど好きになりました…(?)
attention mrnk
サーーー_…
整備された地面に 雨が打ち付ける
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会社終わり オフィスから出たらこの状況
勿論 傘なんて家でお留守番中だ
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まだ同棲に至らぬ2人
この会社からなら 彼の家の方が近い
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取り出しかけたスマホを カバンにしまいなおす
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うーん、そう唸る間にも どんどん雨は強くなって
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シュポッ
彼にラインを一言 送って
ダッと走りだした
ピコンッ
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雨すごいなー、なんて 窓を見ていた午後8時
不意に通知音が鳴り響く
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青
うつされたアイコンに 胸が高鳴るのを感じる
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誰もいない部屋に 大声で返事
ラインを開くと たった一言が現れた
「行く」
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文字に起こす事が苦手な彼
色々な葛藤を押し殺して この言葉を選んだのか
迷いに迷って「行く」と 送ったのか、なんて考えると
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愛おしさが止まらない
彼の会社近くの家を 探してよかった、そう思う
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激しくなる雨
パシャパシャと人の歩く音が 聞こえる
青
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咄嗟に玄関に走り出す体
「そんなおっちょこちょいな訳ないか」 と思う反面
「いや、あの人なら有り得る」 そんな気持ちも。
傘に触れかけた手
ピーンポーンッ
瞬時に扉へと 方向を変えた
ガチャッ
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目の前に立ち止まる美少女に戸惑う
まるで石の様に固まってしまった
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へへへ、と雨の滴る髪を 耳にかけて
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ひたりと肌に張り付く 黒のTシャツ
アイドルも顔負けの 濡れた顔
疲れた様に上がった息と
火照って赤く染まった頬
溢れんばかりの色気は きっと走行人をも虜にしたはず
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にかりと 今は見えない太陽のように 笑って
また深く愛に落とさせる
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生憎今日は 赤いマークが首には無く
"マーキング"が足りていない
都会であり、そこそこな治安な場所。 こんな美少女、狙われないはずが無い
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本心を零すと 驚いたように頬を染める
だからなんなんだ、この人は
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自分だけの物に、なんて
相手は傷付けたくないんだ。
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体を流れる暖かい水
雨とは違って 気持ちが良い
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ふとシャンプーを手に取る
優しい、大好きな匂いが 長い髪を洗った
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そっか、ここまろの家やもんな
彼の家であるならば 彼と同じ物を使う
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今まろと同じ匂い…って事、?
優しくて、甘くて
本当に本当に
心から大好きな 彼の匂い
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乱雑に洗い流しても
そんな匂いは 自分を覆っていた
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リビングに戻ると どうやら物言いたげな彼氏
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じろりと睨む高身長イケメン
ふっくらと膨らませる頬が 可愛らしい
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口から出るは意外な言葉
上着は濡れまくったが 中はさほど濡れていない
ので、着たのだが…
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思ってた以上の熱量に驚く
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クローゼットに走り去る彼の背中を 目で追う
普段通りの彼に 自然と笑みが零れた
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コイツが彼氏で良かった。
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前言撤回で。
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スマホを弄る俺を
瞬きもせず 隣からガン見をしている彼氏
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顔面にブーメラン突き刺さってんで。 なんて事は言えずに 目線をスマホに戻す
ポコンっ
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読み込みボタンを押した途端 画面の中で小尾を振る天使
キラキラとした眼で カメラ目線
ぎゅぅっと心臓が締め付けられる 感覚に陥って
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黒
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何度も何度も画面を指で撫でる
色が着いたハート 数はどんどん増えてゆく
DMでは 「またぽめちゃんいいねしましたか?w」 なんて。
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そう返事したい気持ちをぐっと堪えた
完全に入り込んだ 自分ワールド
隣の存在なんて忘れていた訳で
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チラリと隣を見ると
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必死に笑いを堪えていた
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お腹を抱えて 笑う
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退屈無い笑顔に釣られて笑う
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可笑しくて笑う俺に
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勢いよくだきついてきた
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倒れる体はソファに埋まる
まだ楽しそうに笑う彼の体温と
強く抱きしめられた体が 心地よくて
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そっと、ぎゅって。
気が付きませんようにと 抱きしめ返す
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幸せそうに微笑むその顔が 何度自分の隣にいてくれと願った事か
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痛い程に強く巻かれる腕
嬉しそうに愛おしそうに 頬は桃色で眉は下に下がっていて
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外の天候 この家に入るまでの気分
上書き…否、書き換えられる程の 至福の時間
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なんだか、
俺もほんまに
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彼のふざけた好きと
俺のこの時間への好き
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きっとコイツは 心が読めるんだ
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つられて、なんて事はなく
今はただ
幸せで
心の底から
愛おしくて、笑う
まろは?なんて聞かずとも
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大きく開かれる瞳と 赤く染まる目尻で
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きっと分かる事だ
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「生きていたいって思えるよ」
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考える事も感じる事も
全部全部 同じで
喧嘩も仲直りも
勿論全部 君がいいから
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素直な気持ちも、君だから 口に出せる
何十年経って恋思えることが
僕だけの幸せで。
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僕の全てだ
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