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ミカ
はぁ
愛菜
どうした？
愛菜
なんかこの頃おかしくない？
ミカ
別におかしくないよ…
愛菜
本当？
愛菜
私たち親友でしょ？
愛菜
何も隠さないって約束したじゃん
ミカ
そうだよね
ミカ
わかった言うよ
ミカ
あのね私昔親に見捨てられたの知ってるよね？
愛菜
うん知ってるよ
ミカ
そのこと思い出しちゃって
愛菜
そうだったんだ
愛菜
気づいてあげられなくてごめん
ミカ
うんありがとう
ミカ
でさ、お願いしたいことがあるの？
愛菜
何？
ミカ
私昔いじめられてて命令されてたの
ミカ
だから次は私の番がいいの
愛菜
次の番って？
ミカ
少しだけでいいから
ミカ
私の言うこと聞いてくれる？
愛菜
言う事？
ミカ
そうお願い
愛菜
でも…
ミカ
ちょとだけだからお願い
愛菜
わかったよ
愛菜
少しだけなら…
ミカ
本当！！
ミカ
ありがとう😊
ミカ
じゃ良い？
愛菜
命令？
愛菜
うん良いよ
ミカ
私の好きな人知ってる？
愛菜
うん知ってるけど
愛菜
賢人でしょ？
ミカ
うん
ミカ
それで好きな人を聞いて欲しいの
愛菜
それだけ？
ミカ
うーん
ミカ
後は、私のこと好きにさせて
愛菜
どうやって？
ミカ
青春とかにあるじゃん
ミカ
わざと私のこと押して
ミカ
恋に落ちるとか？
ミカ
良いよね？
愛菜
うん出来る限りは
ミカ
ありがとう
ミカ
じゃ明日実行ね？
愛菜
わかった…
翌日
ミカ
お願いね？
愛菜
うん
愛菜
賢人くん？
賢人
あっ愛菜どうした？
愛菜
あのさ突然なんだけど
愛菜
好きな人とかいる？
賢人
好きな人？
賢人
いるよ
愛菜
えっ本当に？
賢人
うん、だって俺の好きな人
賢人
姉ちゃんだからさ
愛菜
えっ？
愛菜
姉ちゃん⁉️
賢人
そうなんだよ
賢人
本当の姉じゃないから
賢人
高校生になったら告白しようと思って
愛菜
あっそうなの…
賢人
応援してくれる？
愛菜
あっ…
愛菜
うんいいよ
賢人
ありがとう
愛菜
それとさミカのことどう思う？
賢人
ミカ？
賢人
好きじゃないよ
愛菜
そうだよね
賢人
だってあいつ、うちの姉ちゃんいじめたんだよ？
愛菜
えっ、そうだったの？
賢人
そうだよ
賢人
俺といるのが気に食わなくていじめたんだよ
愛菜
もしこの事ミカに行ったら？
賢人
多分やばいよ
賢人
言うないでね？
愛菜
わかった
翌日
ミカ
ねぇ、どうだった？
愛菜
聞いたよ…
ミカ
だから、どうだったの？
愛菜
（どうしよう…)
ミカ
聞いてる？
ミカ
聞いたんだよね？
愛菜
うん、そしたら…
愛菜
お姉ちゃんが好きだってさ…
ミカ
は？
ミカ
何言ってんの？
ミカ
あいつら血繋がってんだよ？
ミカ
もしかして嘘ついたの？
愛菜
ついてないよ
愛菜
本当の事だから…
ミカ
じゃ血が繋がってないって言いたいの？
愛菜
それは…
ミカ
知ってたよ
愛菜
えっ？
ミカ
何かおかしいと思って調べてたの
ミカ
そしたら血が繋がってないって
ミカ
そしたら2人が好きになったらどうしようと思って
ミカ
あの姉をいじめて、この世に居させないようにしようと思ったら
ミカ
賢人君が邪魔してきてさ
ミカ
あいつを屋上から突き落とそうと思ったのに
ミカ
賢人君が来なければあいつ死んでたのに
ミカ
それでも好きだなんて
ミカ
本当に許せないの
ミカ
あいつを殺して賢人君を私のものにしたい
愛菜
ミカ？
ミカ
決めたんだ
ミカ
あいつを殺して、私のものにして
ミカ
その後あの姉を殺せば
ミカ
邪魔者はいなくなるんだよ
愛菜
落ち着いてよ
愛菜
いつでも相談乗るから
愛菜
殺すとか辞めてよ
ミカ
アンタもさ好きなんでしょ？
ミカ
賢人君の事
ミカ
私応援してあげるよ
愛菜
えっ？
愛菜
なんで知ってんの？
ミカ
前2人でお酒飲んで喋ってた時さ
ミカ
好きって言ってて
ミカ
あの姉邪魔なんだよ
ミカ
殺してあげたいとか言ってたじゃん
愛菜
……
愛菜
そうだよ私も好きだよ
愛菜
でも殺したりしないから
ミカ
私達の物にしたいなら手伝ってよ
愛菜
は？
愛菜
手伝って？
ミカ
いいでしょう？
愛菜
無理だよ
ミカ
あいつを殺せば良いのわかった？
愛菜
私達のものになるなら
ミカ
じゃ始めよう
ミカ
フフフ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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