それぞれの想い

PM3時 撮影が終わった 帰宅途中 ○○ あおい 恭平 で手を繋いでいる。

○○が見た先にはあおい に向かって走ってきている 1台のトラック。

…ドンッという誰かが ぶつかった、鈍い音と 共に○○の声は聞こえなく なった。 頭からは赤黒い鮮やかな 色の血が流れている。

○○side… あおいに向かって 走ってきている 1台のトラック。 私はその瞬間、 あおいが死ぬ。 と考えた。 もう二度と大切な人を 失いたくないと思った 私はあおいを助けた。

○○side… 微かに聞こえる周りの声 微かに見えるみんなが 驚いている顔。 私の手を見ると赤黒い 血の色に染まっていた。

○○side… ごめん の声と同時に 私の目は潤み、みんなの 顔が見えなくなった。 PM5時…病室から出てきた 1人の医者。

神宮寺side… 病室のドアを開け、 ○○が居る場所に 目を向けた。 俺の目には頭に包帯を 巻いている○○が 映っていた。 メンバーにもそう見えるのか…？ 俺だけ…？

○○side… まだ意味が理解できていない、あおいはこんな事を言い出した。

恭平side… ○○がもう二度と ステージに戻れない事を 聞いた俺は悔しい 気持ちでいっぱいだった。 ○○の足は動くことが 無い。一緒に歩くことも 1つのステージに自分の 力で立って、踊ったり 歌うこともできない。 それが自分だったら 何もかも嫌になって 現実逃避しそう。 それでも○○は もう二度と戻れない って先生に断言 されたのに必ず戻って来る と俺たちの前で誓った。

○○side… 私は医者にリハビリしても 足が動かないことは もう決まっているから 意味が無い。それでも リハビリをしますか？ と言われた。私は可能性 が無くてもリハビリを したら何かしら あるかもしれない と考え、誰かがお見舞いに 来ていない時にリハビリ をすると決めた。

9月27日 金曜日

飛びます 10月31日 木曜日 ○○side… 割と歩けるように なったけど…どうしよう。

帰宅し…