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楓
おい、嘘だ……ろ？
楓
なぁ目を開けてくれよ！
楓
彩乃！！
彩乃なんで俺を庇ったんだよ！
なんで？お前が死ぬんだよ！
お坊さん
この度はお越しくださりありがとうございます。
お坊さん
それでは、御葬式の方を始めます…
近所の人
大丈夫よ。心配ないわ……
姉
あんたも……大変ね。
姉
彼女が死んだ時あんたはなんでお前が死ぬんだよって言ってたわね……
姉
簡単に命を捨てないことが大切よ例え大切な存在が消えても…ね
彩乃の母
彩乃……楓くん…長い時を掛けて彩乃を大切にしてくれてありがとうね……
彩乃の母
彩乃は空で感謝してると思うわ……。
彩乃の父
楓くん今までの間彩乃を大切にしてくれてありがとう。
楓
はい。俺は…でも……でも彩乃を守れなかった。すみませんお父様お母様
彩乃の母
謝ることは無いわ…
親戚
楓くん悲しいわよね…心配しないで……私達が居るわ
親戚
きっと彩乃ちゃんの代わりにわなれないかもしれないけどね…
楓
いえ、俺もそこんとこは承知の上で、今ここに居るんです
お坊さん
それでは楓さんから一言どうぞ
楓
はい
楓
この度は遠いとこからお越しくださり誠にありがとうございます。
楓
俺は彩乃の彼氏をさせてもらっています。篠原 楓と申します。
楓
俺はあの場に居たのに彩乃を守れませんでした。
楓
それでも色々な方々から大切な事を学びました。それは、どんな、試練が来ようとも、決して諦めない事です。
楓
例え大切な人が亡くなったとしても。
楓
俺から言える事はこれしか残されて無いです。
お坊さん
それでは楓さんのお姉さんからも一言どうぞ
姉
はい。
姉
私は篠原 楓の姉篠原 結菜です。
姉
この度は楓の彼女さんが亡くなった事を大変申し訳無く思います。
姉
実は楓は病気でしてもう長く有りません今彼女さんは居ませんけど
姉
きっと知っているからこそ一緒の時間があったんだと思います
姉
守れなくても彼女さんはきっと……楓が変わらず一番だと思います。
姉
以上私からはこれで終わります。
お坊さん
お2人方、ありがとうございます。
お坊さん
以上を持ちまして風原 彩乃様の御葬式の方を終わります……
お坊さん
ありがとうございました。
第2話
死んだはずの彼女と再会夢か現実かは第2話で！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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