/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
これはもう、10年も前のこと
ずっと忘れない、たった一人の大切な人
そんな向日葵みたいな彼女の、向日葵みたいな一生の物語。
雫
拓海ー！
拓海
おー、おはよ
雫
おはよ！
拓海
どーしたんだよテンション高いな
雫
来月の日曜が楽しみなんだもーん！
拓海
旅行か
雫
そう！
雫
てゆーかなんでそんなテンション低いの？楽しみじゃないの？
拓海
いや楽しみだけどさ
拓海
あと一カ月あるんだぜ？
拓海
今から楽しみにしなくても…
雫
もー！
雫
楽しみを潰さないでよ！
雫
罰として今日のお昼おごりなさい！
拓海
え…
拓海
今月はちょっと…
雫
何よ？文句でもあんの？
拓海
…今日だけね
雫
やったぁ！何にしよーかなぁ
拓海
おいまだ2時間目だぞ
雫は俺の高校の時の彼女
向日葵のように明るく元気な子で、クラスの人気者だった
そんな雫に、悲劇が襲ったのは高校2年の春だった
❤️80で更新します！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
