風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
紀伊はそう言っていた
風里
今は梅雨時
ずぶ濡れのまま
紀伊は部屋の前で泣いてた
風里
紀伊
夏が始まったばっかやのに
紀伊はひどく震えてた
そんな話で始まる
あの夏の記憶
風里
紀伊
風里
紀伊
紀伊
紀伊
紀伊
紀伊
紀伊
風里
そんな紀伊を見て
俺は
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
紀伊
風里
紀伊
風里
風里
紀伊
風里
紀伊
紀伊
風里
旅だね/や!
そして
俺たちは逃げ出した
この狭い狭い世界から
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
風里
紀伊
結局俺らは誰からも愛されてない
そんな共通点で
紀伊
風里
紀伊
風里
震えがなくなってる
だれにも縛られない
風里
風里
紀伊
風里
おじさん
金を盗んで
おじさん
風里
2人で逃げて
どこへでも行けるきがした
風里
額の汗も
落ちたメガネも
紀伊
紀伊
風里
風里
風里
風里
紀伊
風里
紀伊
紀伊
風里
紀伊
紀伊
風里
紀伊
風里
風里
紀伊
風里
あてもなく彷徨う蝉の群れに
水もなく揺れる視界に
風里
紀伊
風里
風里
紀伊
風里
紀伊
迫りくる鬼たちの怒号に
風里
風里
紀伊
風里
紀伊はナイフを持ってた
紀伊
風里
紀伊
紀伊
風里
そして紀伊は首を切った
まるで映画のワンシーンで
白昼夢を見てる気がした
風里
気づけば俺は捕まってて
紀伊が見つからなくて
風里
紀伊だけがどこにもいなくて
そして時は過ぎってた
ただただ暑い日が過ぎて
家族も
クラスのやつも皆居んのに
紀伊だけがどこにもおらん
風里
風里
俺は今も今でも歌ってる
風里
風里
風里
九月の終わりにくしゃみして
6月の匂いを繰り返す
風里
紀伊
頭の中で飽和する/しとる
風里
風里
風里
風里
風里
風里
紀伊
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