テラーノベル
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新シリーズ
「甘い檻の中で」
亮平
高校2年生 深夜に出歩いていると、誘拐された 怯えやすく怖がりだが、少しMな一面がある
佐久間
誘拐犯 亮平を誘拐した。 独占欲が強く、亮平を"飼おう"としている
episode.1
連れ去られた夜
静まり返った深夜の住宅街。
亮平
亮平は、薄手のパーカーの襟を握りしめた。
近くのコンビニへジュースを買いに出ただけ
_なはずだった。
亮平
突然、背後から強く腕を引かれた。
佐久間
低く、甘ったるい声が耳元で囁く。
冗談のような、でも冷たい悪意に満ちた声。
振り向く間もなく、口元を何かで塞がれた。
手足が痺れ、体の力が抜けていく
亮平
もがく腕も、声も、空気の中に溶けていく。
亮平
亮平
最後に見えたのは、 にやりと笑うピンク髪の男の顔だった。
佐久間
ガタン、と車のドアが閉まる音。
目の前が真っ暗になる。
…ここって、、車のトランク……?
静かに、不気味な音を立てて扉が閉まる
亮平
亮平が目を覚ましたのは、知らない部屋だった
壁には何もない、窓はなく、 ただ静かで冷たい空気が漂っていた。
亮平
頭がぼんやりして、体がうまく動かない。
手首には拘束具が付けられ、頭の上に 足首も、ベットの柱に繋がれている。
佐久間
亮平
佐久間
佐久間
佐久間
佐久間
亮平
佐久間
佐久間
佐久間と名乗る男は、 懐から小さな物を取り出した。
それは_黒い、革の首輪だった。
佐久間
亮平
亮平
足を動かし、手を引こうとするも、 拘束された身体では逃げられない。
そんな姿を、佐久間は楽しむように見つめる。
佐久間
佐久間
亮平
亮平
佐久間
佐久間
佐久間は膝をベッドに乗せ、 亮平の首筋に指を這わせた。
柔らかい皮の感触が、ぴたりと肌に触れる。
_金属の音が、乾いた空気の中で響いた
佐久間
佐久間
佐久間
亮平
声にならないほどの屈辱と混乱の中で、 亮平は震えた。
でもその姿が、佐久間をさらに満足 させていることに、まだ気づいていなかった。
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コメント
7件
結構大好き好きですね 興奮してきたぁああぁあぁぁああ!
さっくんのSは初めて見たかも。 続き楽しみにしてます!!