天聖花
天聖花
深夜の暗い部屋の中
クチュ…クチュ…と粘ついた音が響く
誠彦
天聖花
天聖花
そして、唾液が混じったような
何かを啜り上げる音も聞こえてくる
誠彦
次から次へと誠彦に快感を与える音
これらはすべてイヤホンから流れていた
あそことはもちろん耳のことだ
誠彦
誠彦はスマホの画面に目をやり名前を呟く
そこにはアニメで見るような美少女が映っている
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
天聖花
天聖花
天聖花
誠彦
誠彦
誠彦
天聖花
誠彦
天聖花
天聖花
天聖花
天聖花
天聖花
天聖花
誠彦
誠彦
天聖花
天聖花
カリカリと耳をなぞる音が響く
誠彦
誠彦は目を瞑り、流れてくる音に身を任せる
天聖花
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
いつの間にか誠彦は眠りに落ちていた
朝になり、誠彦は目を覚ます
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
典子
典子
典子
部屋の外から声がかけられる
声の主は誠彦の母、典子だ
誠彦
典子
典子
典子
典子
典子
典子
慌ただしく家から出ていく典子
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦がリビングへと向かうと
テーブルには、すでに妹の夏南が座っていた
誠彦
夏南
夏南の返事はなく、それどころか
誠彦の姿を見て、テーブルから立ち去ろうとする
誠彦
夏南
夏南はそう呟くと、家から出ていった
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦は朝食の残りをかき込むと
一番最後にこの家を後にした
昼休み
女子生徒A
玲奈
女子生徒A
玲奈
玲奈
女子生徒A
女子生徒A
女子生徒A
玲奈
誠彦は、昼食を食べる手を止め
玲奈の様子をじっと見ていた
男子生徒A
誠彦
男子生徒A
男子生徒A
男子生徒A
誠彦
誠彦
誠彦
男子生徒A
男子生徒A
男子生徒A
誠彦
男子生徒A
男子生徒A
男子生徒A
男子生徒A
誠彦
誠彦
男子生徒A
学校から帰宅した誠彦は
いつものように自室にこもり、スマホをいじり出す
誠彦
誠彦
天聖花
天聖花
天聖花
誠彦
誠彦
天聖花の呟きには1枚の写真が添えられている
どうやら耳かきを指でつまみ撮影したものだ
天聖花
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦の頭の中で想像が膨らんでいく
誠彦
誠彦は耳かきを撮った写真に
辺りの風景が一緒に写り込んでいることに気づく
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦
誠彦はいけないことだとは理解しつつも
パソコンで写真の場所を特定し始めるのだった
コメント
8件
場所映したらやばいんじゃね?