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俺は人が嫌いだ
もちろん自分も
人は醜くて脆い
そして儚い
まぁ、俺はこの醜い部分が嫌いだ
だから俺は
殺人鬼をやっている
蓮
今日は天気が悪いな
蓮
好都合だ
俺は殺人鬼として雇われている身
そう
殺人鬼は職業なのだ
そして50人目は──
蓮
よし
蓮
ここだったら人が居ないな
蓮
あのすみません
通りがかった人
はい？
蓮
道をお尋ねしたいのですが
通りがかった人
いいですよ！
通りがかった人
どこですか？
蓮
ここです！
通りがかった人
ここはここをこういって
蓮
すみませんねｸﾞｻｯ
通りがかった人
ぁ......え......
蓮
大丈夫でしょう？
蓮
だって痛みが少ない切り方にしたんですから
蓮
ごめんなさい
蓮
俺は殺人鬼なんです
蓮
これで49人目か
蓮
次か
そしてある昔
殺人鬼
君も殺人鬼になる？
蓮
え、
殺人鬼
だって人は醜いと思ってるんでしょ？
蓮
はい
蓮
みんな噂話にのせられてそれによって人への態度を帰る姿が凄く醜くて...
殺人鬼
そうね...
殺人鬼
君は私と似ているわね
蓮
え
殺人鬼
じゃあ明日から殺人鬼として働いてもらっていいかしら
蓮
どんな事やるんですか？
殺人鬼
人を殺して自分も殺すの
蓮
自分も殺す.....？
殺人鬼
そう
殺人鬼
ある人数になったらね
蓮
分かりましたやります
殺人鬼
そうとなったら明日から働いてね
蓮
はい
そして
俺は
50人目を殺すため
自分に
ナイフを向けた
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作品ページ
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