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あー

あついー

机の上でべっとり寝てると完全に溶けていきそう。

とうとう夏の季節。

制服も夏服になってちょっと新鮮。

運動部の男子は汗びっちょりでワイシャツがもう終わりをむかえてる。

文芸部の女子は日焼けだったり何故か前髪とかを気にして美に命がけ。

私は夏休みを迎えた瞬間、いよいよ合宿へ。

夏って遊んで、バイトして、勉強してなんて感じで過ごすからあっという間なんだろうな。

30日間の長い休みなのに一瞬で終わってしまうのはきっとこのせいだよね。

〇〇

ジョングク

おい

ドンッ

〇〇

うわ!

〇〇

痛っ!

〇〇

は?!

ぼーっとしてたらいきなり教科書で頭叩いてきやがった。

ジョングク

目死んでるから起こしてやったんだよ

〇〇

それにしても頭叩くことないだろ?

ジョングク

いやあるよ

なんだこいつ。

即答で返してくるから余計腹立つわ!

〇〇

で、何?

そういうとジョングクは机に一冊のノートを置いた。

〇〇

なにこれ

ジョングク

頭叩いたやつ。

〇〇

だからそうじゃなくて!

ジョングク

ユンギヒョンのノート

〇〇

へ?

え?どういうこと?

なんで先輩のノートを?

ジョングク

ユンギヒョンが渡してほしいって

〇〇

なんで?

ジョングク

ダンボのプレーが下手くそだからだって

〇〇

は?!

さらっと言ってくれるじゃんか!

てか体育祭のときによくやったとかなんだかんだ言ってくれたよね?先輩。

それもう取り消しって感じですか?先輩。

ジョングク

最近鈍いって

ジョングク

全然高く飛べてないし、

ジョングク

シュートも荒いって

結構言うじゃん。

ジョングク

だからそのノートみろって

「おーいジョングク!」

ジョングク

ジョングク

じゃ

〇〇

え、ちょ、、

待ってって言おうとしたらもうとっくにいなくなってたジョングク。

黙って机の上でノートを開いたら、

〇〇

〇〇

すごい、、

思わず言葉が漏れてしまった。

だって開いたらページひとつひとつにびっしり文字とか絵が書いてあったんだよ。

〇〇

ダンボの弱点集。

ページ開いたらデカデカと太字で書いてあるから秒でイラついた。

でも下の方には文字がいっぱい。

〇〇

ポイントとか色々書いてある。

どうしてこんなに?

〜小さなダンボ〜

イル

あ!いた!

ナムジュン

お!本当だ!

イル

ダンボ〜!

〇〇

あ、イル先輩

〇〇

あとナムジュン先輩も

偶然廊下を歩いていたらイル先輩とナムジュン先輩がいた。

イル

ちょうどよかったぁー

〇〇

どうしたんですか?

イル

今日部活前にバスケ部みんなで集まりがあるの

イル

だから今日は図書館集合!

〇〇

集まりですか?

イル

そそ

ナムジュン

多分合宿のことだと思うよ

イル

あと1週間で学校も夏休み入るからねぇ〜

え?もうそんなだった?

うわぁ〜早いなぁー、、。

イル

合宿前には毎年説明があるんだ

〇〇

わかりました

ナムジュン

そのことジョングクにも伝えてくれる?

〇〇

了解です!

ナムジュン

ありがとう

イル

じゃまた放課後ねぇ〜

〇〇

はーい!

ジョングク

図書館で?

〇〇

〇〇

そそ

ジョングク

合宿前に?

〇〇

〇〇

そーそ

ジョングク

説明なんている?

〇〇

〇〇

そー

ジョングク

さっきから“そ”しか言ってなくない?

〇〇

そぉ!!

ジョングク

ほら

〇〇

だってさっきも言ったことだもん

〇〇

合宿前には毎年必ず説明があるんだって

〇〇

あと即答で質問してくるのもなんかやめてくれない?

ジョングク

だってわからないことは聞くべきでしょ?

〇〇

1回で聞いてほしいんですけど

くだらない言い合いをしているうちに図書館に着いた。

ジン

お!きたよ

ホソク

ジョングギィ〜

バンビ

ダンボ〜👋

〇〇

こんにちは

ジョングク

ちっす

ボミ

ダンボこっちおいで!

私はボミ先輩の隣に座った。

〇〇

〇〇

先生は?

エル

まだきてないんだよね

テヒョン

お!この漫画欲しかったやつ!

ジミン

おいおい漫画見るなよー

ジミン

先生来たら怒られるぞ?

テヒョン

ジミナ、ほらお前の好きそうなキャラクターでしょ?

ジミン

お!!

ジミン

本当だ!かっけー!!

まんまと嵌められたじゃん。

スサヤ先生

お!みんなの方が先でしたか

テヒョン

やべぇ!来ちゃった((小声

ジミン

隠せ隠せ!!((小声

ボミ

笑笑

スサヤ先生

よし、じゃ特別会議を始めます

特別会議って、、

あれ?

スサヤ先生

ん?

スサヤ先生

ユンギくんは?

そういえばいないな、、。

まさかサボったとか?!

ナムジュン

あれ?

ナムジュン

確か図書館って言ったはずなんすけど、、

ジン

俺も言ったんだけどな

スサヤ先生

どうしたんでしょうかねぇー、、

スサヤ先生

まぁーはじめますか

「ふざけんじゃねぇぞ!!!」

バンッ!!!👊💥

ユンギ

ユンギ

、、痛っ。

「お前!チキを泣かせたらしいじゃねぇかよ!!」

ユンギ

ユンギ

は?

ユンギ

ユンギ

誰だよ。

ユンギ

そいつ

「いい加減にしろ!!!」

「惚けんじゃねぇよ!!!」

ユンギ

「お前が1年の女に優しくしやがって」

「それを見ていたチキは裏で泣いてたんだぞ!!」

ユンギ

ユンギ

怪我人を助けるのは当たり前だ。

ユンギ

それは学年違ってもそうだ。

「あぁ?!」

「そんなのどうだっていいんだよ!!」

ユンギ

ユンギ

胸ぐら掴むな、、っ、

「チキは1年の頃からお前のことを追ってきたんだよ。」

「毎日、兄である俺に相談してきたんだよ。」

「どんな食べ物が好きなのか。どんなことをするのが楽しいのか。どんな人が好きなのかも。」

ユンギ

「少しでもコミュニケーション取ろうとあいつなりに影で頑張ってたんだよ。」

「何回もお前に告って、断れても挫けずに頑張ってたんだよ!!」

「なのにお前はそれを何ひとつわかってねぇ。」

ユンギ

「チキが可哀想だろ。」

「今日もあいつはきっとどこかで泣いてる。」

ユンギ

だったら兄であるお前がそいつのそばにいればいいだろ。

「俺じゃダメだから言ってんだよ!!」

「あいつは俺じゃなくてお前じゃなきゃ生きていけねぇんだよ!」

ユンギ

「今度あいつに冷たい態度取って泣かせたらこの俺が許さない。」

「わかったな?!」

ユンギ

ホソク

うわぁ〜こんな強敵と練習試合するんだぁ、、

バンビ

ダンボの友達も強そうだなーー

〇〇

そうですね、、

ジン

てか今回雑誌で特集されてる高校バスケ選手

ジン

すごい強そうな人だよ

そういうとみんな雑誌に注目する。

イル

女子はこの小さい小柄な少女だって

エル

ダンボと同じくらいの身長じゃないですか

〇〇

本当だ

ナムジュン

男子は、、

ナムジュン

鉄壁パワーフォワード

ジミン

うわぁ身長高!!

ボミ

しかもその人の特徴は手らしいですよ?

〇〇

手?

〇〇

どうしてですか?

ホソク

この人は高身長かつ、

ホソク

腕の長さもそして手も男子の平均よりも超えてるからね

ジョングク

だからシュートを決めてもジャンプして腕を伸ばしたらボールが軽々奪われるってことですか、、

〇〇

うわぁ、、

テヒョン

ナムジュンヒョンよりも身長高いんだ、、

テヒョン

怖ぇえぇ、、

スサヤ先生

まぁまぁ

スサヤ先生

とりあえず試合に関しては以上です。

スサヤ先生

では次に宿舎の話に移りますが

スサヤ先生

ここまで質問はありますか?

〇〇

〇〇

先生!

スサヤ先生

はい

〇〇

えっと、、

〇〇

質問じゃないんですけど、、

〇〇

〇〇

トイレ行ってきてもいいですか?

ボミ

え?急じゃん(笑)

テヒョン

笑笑笑笑

スサヤ先生

はい

スサヤ先生

いいですよ(笑)

〇〇

すみません(笑)

〇〇

ふぅ〜スッキリした〜

女子トイレから出ると、

ゴホッゴホッ、、

どっかから咳き込む音が、

ゴホッゴホッゴホッ、、

苦しそう。

階段の方からする。

上の方にいるのかな、、?

〇〇

恐る恐る上に行くと、

〇〇

え?!

階段の端で座り込んでいた人が。

〇〇

〇〇

ユンギ先輩?

ユンギ

そこにいたのはユンギ先輩だった。

ユンギ

ゴホッゴホッ、、

〇〇

だ、大丈夫ですか?!

私はユンギ先輩のもとへ駆け寄って座った。

あ、そういえばジョングクからもらったあのノートのことも聞きたいんだ。

っていうか今それ聞く場合じゃないか、、

だって先輩の口元に血がついてるし、

〇〇

血が、、

ユンギ

ゴホッゴホッゴホッ、、

〇〇

どうしたんですか?!

なんだか苦しそう、、。

血まで流して本当に何があったんだろう、、。

ユンギ

ユンギ先輩は何も言わず咳き込んでいるだけだった。

〇〇

一体何が、、

ユンギ

ユンギ

なんもねぇよ。

〇〇

そんなわけ、、!

ユンギ

もういいよ。

ユンギ

どっかいけ。

ユンギ

ユンギ

ゴホッゴホッ、、

〇〇

目を閉じてそう言った。

どう考えても大丈夫そうじゃないし、

まだずっと咳してるのにそうやってかっこつけて、、

〇〇

私は携帯を出してイル先輩に連絡をした。

ユンギ

俺のことチクるなよ。

〇〇

違いますよ

〇〇

私お腹痛いんでトイレにこもってます!

〇〇

って

ユンギ

は?

〇〇

さっきお腹痛くてトイレ行ってたんです

〇〇

図書館に戻ろうとしたら階段の上の方からなんか咳してる人いるなぁーって思って

〇〇

そした先輩だったんですよ

ユンギ

〇〇

こんな咳して口から血出してたらほっとくことなんてできませんよ

ユンギ

意味わかんねぇ。

〇〇

それともユンギ先輩が階段でサボってましたーって言ったほうがいいですか?!

〇〇

スサヤ先生が絶対怒りますよぉ

ユンギ

ユンギ

勝手にしろ。

本当可愛げないよなこの先輩。

〇〇

〇〇

本当何があったんですか?

ユンギ

〇〇

喧嘩ですか?

いやこの人って喧嘩とかそういうのやらなそうだけどな、、

咳とかしちゃってこんな苦しそうな先輩初めてみた。

ユンギ

ユンギ

関係ねぇだろ。

まだ言ってくれないのかよ。

〇〇

そういう問題じゃないですよ

私は「あ、そう」「じゃバイバーイ」みたいなことができなかった。

〇〇

〇〇

だって、、

だって散々体育祭の時に助けられたし、、

それに同じ部活同士で先輩なんだから。

〇〇

先輩がこんな苦しそうな姿

〇〇

初めてみたから、、

ユンギ

ユンギ

笑えるだろ。

〇〇

すると先輩は立ち上がった。

ユンギ

そしたら先輩はよろけながら私の元に寄っ掛かってきたんだよ?!

〇〇

え?!

〇〇

ちょ、、先輩?!

ユンギ

ユンギ

、、眠い。

〇〇

なにしてんのこの人!

あーやばい重すぎて倒れる!

案の定倒れました。

〇〇

うわぁっ!!

〇〇

不思議な光景、、。

なぜか私は馬乗りになってしまった。

しかも先輩の上に、、

ユンギ

しばらくその場が沈黙状態。

〇〇

ユンギ先輩と目があってしまった。

〇〇

ユンギ

ユンギ

なに顔赤くなってんの。

はぁ?!

〇〇

なってないよ!

ユンギ

重い。

ユンギ

邪魔。

焦って先輩から離れようとしたら、

ゴンッ!

〇〇

痛っ!!!

壁に頭を思いっきりぶつけた。

痛すぎるでしょ。

〇〇

無様な姿をユンギ先輩はじっと見て、

ユンギ

変なの。

そう言って階段を降りて行った。

〇〇

ああああああ!!

恥ずかしい!!

先輩の上に乗っかって馬乗り状態になるとか信じられない!!

しかも、、重いって言われた!

もっと恥ずかしい!!

あー言えないこんなことみんなに言えるわけない!!

そうアタフタしていると、

エル

ダンボ〜?

階段の下からエル先輩の声が聞こえた。

〇〇

落ち着け〜

なにもなかったかのように行けばいい。

深呼吸して、、

〇〇

〇〇

エル先輩!!!

エル

うおお

エル

びっくりした

結構デカい声が出てしまった。

エル

大丈夫?

エル

みんな心配してたよ

エル

テヒョンなんか

「ダンボ💩してんだろうなぁ〜(笑)」

エル

とか言ってたから

〇〇

はははは!

〇〇

あっはははは!

〇〇

はぁ〜、、

笑うことしかできない。

イル

あー!

イル

やっときた

〇〇

すみません遅くなって

テヒョン

コト済ましてきたか?(笑)

ジミン

おいテヒョン(笑)

〇〇

あーははは

スサヤ先生

じゃ〇〇さんはあそこに座ってください

〇〇

あっ

〇〇

はい!

って行こうとしたら

ユンギ

奴と目があった。

なんか悪そうに笑ってるし、、

スサヤ先生

では引き続き合宿のことについて話します。

あの野郎、、!!

合宿の話が終わり、今は男女分かれて体育館で練習中。

〇〇

バンビ

ナイシュー!

ボミ

もう一本〜!

あと1週間したらお待ちかねの夏休みが始まる。

そして合宿が始まるんだ。

ピーーーーーッ

バンビ

終わったー!!

イル

よし片付け始めー!

〇〇

はーい

エル

ねぇねぇ!

エル

これ見て!!

片付けをしているとエル先輩が雑誌を持って走ってきた。

イル

どうしたの?

エル

さっきスサヤ先生からこれもらったんですけど、

エル

これ見てください

エル先輩が開いたページには、

〇〇

〇〇

**、、

バンビ

あぁダンボのお友達じゃん

**が大きく写っている写真があった。

ボミ

ダンボのお友達が取り上げられてるんだ

雑誌に写ってる**はキラキラ輝いていた。

イル

次注目のバスケ選手なんだ

エル

この子上手いの?

〇〇

はい

〇〇

足が早くて、ドリブルも早くてボールを奪うことが出来なかったんです

バンビ

うわあ〜

バンビ

そりゃすごいな

部活のあとはよくアイス食べてたな、、

懐かしい。

エル

この子がいる高校と合宿で練習試合をするんですよね

イル

うんうん

イル

要注意人物だね

〇〇

はい

ボミ

おおー合宿が楽しみになってきました!

バンビ

それね!

**に会える。

また**と一緒にバスケができる。

合宿楽しみだな、、。

スサヤ先生

1週間後はいよいよ夏休みに入り

スサヤ先生

すぐに合宿が始まります

スサヤ先生

3年生は大事な時期でもありますが、悔いのない合宿と休みにしてほしいです

イル

はい

ナムジュン

はい

スサヤ先生

他にも言いたいことがたくさんありますが

スサヤ先生

それはまた明日お話しします

スサヤ先生

今日はお疲れ様でした

お疲れ様でした

バンビ

あぁ〜あたしたち3年生だから合宿最後か

ジン

そうだね

ホソク

寂しいなぁ〜

ナムジュン

いやいやまだ合宿始まってないじゃん(笑)

イル

そーだよ!

イル

ダンボとジョングクが加わったんだし

イル

めちゃくちゃ楽しくなりそうじゃない?

テヒョン

ダンボってマスコットキャラクターみたいだよねぇ〜

〇〇

え?(笑)

ジミン

笑笑

ボミ

マスコットキャラクターって

ユンギ

あいつ影で笑ってるな、、。

〇〇

エル

ダンボ

〇〇

はい

エル

この雑誌ダンボにあげるよ

〇〇

え、でも

エル

ダンボ、さっき食い付くように見てたからねぇ〜(笑)

〇〇

笑笑

ジン

ジン

お!その雑誌の子知ってる!

いきなり現れたソクジン先輩。

〇〇

ソクジン先輩

〇〇

**のこと知ってるんですか?

ジン

うんうん

ジン

だってその子今大注目されてるじゃん

ジョングク

ジョングク

俺も知ってる

〇〇

え?

ジョングク

違う雑誌にも載ってた

**すごいなぁ、、

高校バスケ界では誰もが知ってる選手なのかな。

エル

この**って子好きなんだね

〇〇

〇〇

はい

ジン

ダンボと同じ地元の子なんだ

〇〇

ずっと一緒にバスケしてた仲だったし

〇〇

家もすぐ近くなんですけど

〇〇

最近会わなくて

エル

そっか、、

ジョングク

ジョングク

メールとかしないのか?

〇〇

メールも全然

ジョングク

ジョングク

だったら今すればいいだろ。

〇〇

え?

エル

そーだよ!

エル

もうすぐ合宿で会うんだし

ジン

きっとその子もダンボに会いたがってるよ

エル

「久しぶり〜」とかでもいいんじゃない?

卒業して以来**にメールを送るなんて

よくわからないけど何故か緊張する、、

でもまた一緒にバスケするんだ。

〇〇

久しぶりに**のメールを開いた。

最後にメールしたのは3/4

〇〇

久しぶり!相変わらずバスケしてる?実は夏の合宿で**の学校と練習試合をするみたいなんだ!だからまた一緒にバスケできるね!嬉しい!早く**に会いたいな!試合終わったらまたアイス食べようね!

送っちまったぁああ!!

ジン

おーいいじゃん!

ジン

返信くるの楽しみだね!

〇〇

笑笑

エル

ダンボのメールだからあの子もすぐ見るんじゃない?

〇〇

だといいですけど(笑)

昔はすぐ既読がついてメールが返ってきたような、、(笑)

さすがに今忙しいしそんなことないか、、

**

「**〜どうしたのぉー?」

**

あ、いえ、、

**

なんでもないです

「あぁ〜もしかしてあの子?」

**

「隠そうとしたってバッレバレだからねぇ〜」

**

**

はい

「やっぱり〜〇〇ちゃんかぁ〜」

「合宿の練習試合って聞いたらすぐ会いたがるんだねぇ〜」

「いやあ泣けるわぁ〜」

**

「なんて返信するのぉ〜?」

**

**

いえ

**

送りません

「、、、」

**

**

もう友達じゃないです。

**

「アハ、、」

「アハハハハハハハハ!」

**

「やばい!涙が出ちゃうほど笑っちゃうんだけどぉ〜!」

「だめだ堪えられない!アハハハハハハハハ!」

「**ちゃん最高だよぉ〜」

**

「あぁ〜合宿が楽しみだなぁー!」

「全国大会に出場すらできない高校を潰すってすごく楽しんだよねぇ〜」

「弱すぎて相手が息朦朧としてる姿見てると笑っちゃうだよね?わかる?」

**

「ねぇ**。」

**

「練習試合の時はさ、〇〇を潰しに行こうね。」

「あんたならそんなこと楽勝だよね?」

「友情だからって手加減したら、」

「全国大会の切符はないから。」

**

**

そんなの承知の上ですよ

**

**

〇〇の弱点はたくさんありますからね。

**

容赦なくいくつもりです

「、、、」

「いいねぇ〜それでこそ四神高校の女子バスケ部!」

**

この作品はいかがでしたか?

290

コメント

3

ユーザー

わーお!続き待ってます!

ユーザー

続き楽しみにしてます!

ユーザー

続き楽しみにしてますね

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