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ウッド

っと……

エドガー

うがぁああ!?

ウッド

着地下手か!

何とか現実世界に帰って来ることができた

ウッド

ここは…路地裏か

ウッド

ってあの野郎らはどこ行った?

ウッド

ぶっ飛ばして気絶させたはず…

エドガー

目覚めてどっか行ったでしょ

ウッド

それもそうか…

ウッド

よし、遅いし帰るか…

エドガー

そうっすね、ここどこっすか?

ウッド

おぉい、ここからアパートまで行けねぇとかねぇよな?

エドガー

いやそんなはずないですよ…多分

ウッド

俺様がスマホ地図出すわ

エドガー

センキュー!

ウッド

迷子になってたじゃねぇかよっ!

エドガー

ただいまぁああ!

ウッド

ただいま

ウッド

やっと帰ってこれた…

あれから十数分間彷徨いやっとアパートに着いた

ちなみに2人は同居である

エドガー

まずなぜ路地裏なんかに…

ウッド

お前が逃げて俺様が追いかけたら路地裏に着いたんだよっ!

エドガー

そうでした(´>∀<`)ゝ

ウッド

はぁ…

ウッド

今日は俺様が飯作るんだっけか?

エドガー

そうっすよ先輩!

ウッド

おけおけ飯作るから風呂入ってこい…

エドガー

はーいお先〜

そのままエドガーは入浴しに向かった

ウッド

何作ろか…なんでもええけどな

ウッド

親子丼でもするか……

数十分後

ウッド

混ぜ混ぜ〜

ウッド

あ、やべ卵入れないと──

ウッド

……は?

何故か卵がレンジの中で爆発していた

エドガー

でたよーってあ……

エドガー

その卵、温めたままだったわw

ウッド

──エドガー

いい加減にしやがれやぁあああああああああ!

エドガー

ひぃ、ちょ、先輩落ち着い──

ウッド

ああ?

ウッド

こんな状態で落ち着いてられるかってんだ!

エドガー

まじですんません!

ウッド

…卵買ってこい、さすれば許したる

エドガー

え、今俺風呂でたばっかりで…

ウッド

関係ないさっさと着替えて行け、それか予備の在り処を教えろ

エドガー

あ、予備なら有るよ

ウッド

あるんかいっ!

ウッド

先に言えよ…

エドガー

二重人格かよっ!?

ウッド

どこだ…?

エドガー

え、普通に冷蔵庫に入っとるはず…

ウッド

……あったあった、すまんな

エドガー

いや、俺が悪かったから…

エドガー

レンチン卵は片付けます…

はちゃめちゃなことになりつつも、ようやくご飯である

ちなみにあの後卵は片付き、ウッドも入浴した

エドガー

オヤコドン…?

ウッド

ああ、日本発祥の和食だ

ウッド

俺様が一番好きな食べ物でな

エドガー

ベリーグッドマン!

エドガー

めっちゃ美味…!

ウッド

だろ?ちなみに初めて作った

エドガー

初めてにしてはクオリティ高くてエグ…

エドガー

ずっと料理任してい?

ウッド

交代でやるって言ったのどっちだよ…

エドガー

俺っす!

ウッド

なら交代でだ、別に俺様はなんでも食うから問題ねぇし

エドガー

んじゃ、これは…?

そう言ってエドガーは何かが入ったコップを差し出す

ウッド

お茶か?にしては匂いが──ぐっ

ウッド

待てこれブラックじゃねぇだろうな?!

エドガー

ブラックコーフィーですよw

ウッド

それだけは無理だと言ったはずだっ!

エドガー

え〜だってさっきなんでも飲食するって言ってたじゃないですかぁ?

ウッド

食べるとは言ったが飲むとは言ってねぇっ!

ウッド

はぁはぁ……っ

エドガー

それかまだここに慣れてない?

ウッド

それは無い、長い付き合いだろ?

エドガー

そうっす!

ウッド

はぁ……疲れた

ウッド

歯を磨いて寝るわ

エドガー

おおっと少し待ってもらってもいいかい?

ウッド

…しんどいからはよ寝たい

エドガー

……おーけー片付けしたらすぐ行く

ウッド

…やっぱベッドは良いな

ウッド

( _ω_ ⊃ )⊃ゴロゴロ

子供みたいにベッドにダイブしてゴロゴロする

ウッド

ここから動かずずっとゴロゴロしていてぇ

数十秒後

ウッド

……いや

ウッド

やっぱり暇だからエドガーのとこ行こ──っ

ウッド

あが……っ

急な頭痛で頭を抱える

お前なんかどっか行けよ気持ち悪い

やっぱこいつ変だ、ボコそうぜ!

幻聴が聞こえる

ウッド

っ……

ウッド

や、止めてくれっ…

ウッド

俺が…何をしたって言うんだ…

1人で何が出来る?

お前に人助けなんかできねぇよw

再び幻聴が聞こえる

ウッド

救えない?

ウッド

俺……は…死ぬべきか?

ウッドは立ち上がり何かを探し出す

そして見つける、カッターを

ウッド

は、はははは……

ウッド

俺はやっぱ……死ぬべきだよな…ははは…

エドガー

おっとあぶねぇえええ!?

エドガー

戻ってこいウッド!!

ウッド

……っは!?

首に刃を付ける直前、エドガーはカッターを取り上げてウッドの背を思いっきり叩く

エドガー

やっぱこうなってたか…

エドガー

落ち着け、お前を否定する奴はここにはいねぇよ!

ウッド

……すまない

エドガー

にしてもなんでカッターの位置まで分かるんだよお前……

エドガー

何回隠してもすぐ見つけるから捨てようか…

ウッド

いや、カッターがなければ次は包丁だ

エドガー

待て待てそれはまずいって…!!

ウッド

だろうな…気をつける

エドガー

ああ…でも無理すんな

ぽんと頭に手を置いて撫でる

エドガー

こんなこと普通親がする役目なんだけどな…

ウッド

……ありがと

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