M
もう1週間近くになったかな. あの"事件"以降一切襲ってくれなくなった.
襲ってくれなくなっただけじゃなくて、 態度もどこかよそよそしい.
俺と目を合わせてくれない.
俺が彼に近づこうとすると、 逃げるように部屋を出ていく.
M
お陰でこの1週間ぐらい誰とも会話が できていない.
何も無い薄暗い部屋で食う飯は 今まで食べてきた中で1番まずい.
せめて君が横にいてくれたら…
S
1人ベッドの上に膝を抱えて座る.
窓から見えてくる景色は月明かりだけ.
他は全て雲で覆われている.
S
S
S
S
S
S
変わったから…
もうあの時の自分とは違うから.
だから戻ってこないでよ.
ギィ___
M
S
佐野と目が合わない.
合わせようとしても逸らされる.
M
俺は俯いている佐野を後ろから抱きしめた.
M
S
佐野の表情は相変わらず変わらない.
S
M
佐野が俺の腕を引き剥がそうとしているけど、更に力を入れて抱きしめた.
S
M
M
S
M
精神を病んだのだろうか. 今になって罪悪感でも生まれたのだろうか.
M
いつまで経っても黙っている佐野に 痺れを切らした俺は彼の首に噛み付いた.
ガブッ
S
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S
ふと彼の顔を覗くと、 涙袋が大きく膨らんでいた.
M
俺はそっと腕を離す.
S
S
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コメント
8件
続きが楽しみすぎて夜しか眠れませんって!!
すんごい続きが楽しみ( ´›ω‹`)💕