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君の初盆

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君の初盆

1 - 君の初盆

♥

1,068

2023年08月15日

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桃×赤地雷のかたは小説みとじてください(青さん少し出てきます) 死にパロ含みます 通報禁止です

ガチャ

L

!?ないくんなにやってんの!?

N

あっりうら

L

危ないよはやくこっちきて!

N

え~~なんで?

L

ないくん死んじゃやだ!

N

あははw、ありがとう

L

ねぇはやくこっち来てよポロポロ

N

!?…

L

ないくん居ないとやだポロポロ

N

わかったからちょっと手伝って

L

うん…!

あの時はまだ友達だったな…

N

りうら、

L

なに…?

ぎゅっ

L

!?…どうしたの?

N

あの時は助けてくれてありがと

L

当たり前じゃん!

L

だってないくんの

親友

L

だもん!

N

…ありがと、でも…

チュッ

L

!?///…

N

俺はこっちの関係になりたい…//

L

ポカーン…

N

駄目かな…?

L

…りうらも…

L

そっちの関係なりたい…//

N

!?じゃあさ

N

りうら、俺と付き合って下さい…

L

はい…//

いま考えればないくん大胆だったな…

L

旅館ひろ~~い!

N

そうだね~

L

ないくん枕投げしよ!

N

いいよ、

L

よ~い…スタート!

あの時は2人でくたくたになるまで遊んだな…

L

懐かしいな…

花畑の花を少し摘みながら過去の事を色々と思い出す

L

ないくんにこの花あげたいな…

あっちの世界には行けないないのにいつもないくんの事を思う

L

あっ!この花

赤いアネモネが横たわって置かれてある、アネモネを手に取り昔の事を思い出す

赤いアネモネは付き合った日の記念日に毎年1つずつ増えていった

L

途中で終わっちゃったしな…

でも、その花は途中で途切れてしまった…

ないくん…

また会いたいよ…

N

りうらと会えなくなって1年たとうとしている

今日はアネモネあげても受け取ってくれないのわかってるのに…

そう思いながらアネモネを摘むでも今年は紫のアネモネ

N

りうら…

L

ないくん

N

ん?

L

1時間だけ授業さぼろ

N

なんで?

L

最近一緒居れなかったじゃん…

N

…!いいよこっちおいで

L

…//

そう言う日もあったな…

でも少しだけあっちの方に行ける時があるらしい…

L

行ってみようかな?

N

机に置いてあるアネモネをベットに横たわりながら眺める

冷たい涙が頬を少し濡らす、今年は赤いアネモネを買ってあげたいけどこういう時期だからさ、

スマホのカレンダーを見ると8/13午前10:36分、行く気力がほぼ残ってないけど家をでる準備をする

紫のアネモネを墓の隅に置き手を合わせる

N

ないく…

N

…?

声が聞こえた方を振り向くが何もない

N

帰るか…

ないくんがりうらの墓にアネモネを置いている、でも今年は紫だいつも赤だったのに…

L

ないくん、なんで赤じゃないの?

思った事が口にでる

N

…?

ないくんは不思議そうにこっちを振り向くがなにも言わなかった

当たり前じゃんなんでってりうら

去年死んじゃったもん

今の季節はお盆でこっちにこれた

思いだしたくもない記憶が頭にながれる…

その日はないくんとデートをする日で少し早めに着いた

その日はやけに人が多かった

N

りうら~~!

L

ないくん!

N

ごめん待たせちゃったね

L

全然いいよ速く行こ!

N

うん

きゃぁぁぁ!!!

突然近くから叫び声が聞こえた

L

!?

そこには倒れた女の人と包丁を持った人がいた

ダダダダ

グサッ

N

りうら…!りうら!目覚ましてよ!

L

さっきの通り魔にりうらが刺されて今はベットに横たわっている 心臓の脈が段々弱くなっている

N

置いていかないで、ポロポロ

ピーー

機械音が部屋に響く

N

うぁ"~~~ポロポロ

その日りうらは死んだ… 今日は付き合った記念日だった

りうらをデートに誘い、夜家に呼んでプロポーズする予定だった

2つ並んだ指輪を手に取る、時々左手の薬指にはめてみたりしている

指輪にはそれぞれ名前が入っている、プロポーズしたらその後2人で結婚式場をゆっくり選んだりしたかったな…

L

…(着いてきた)

N

りうら"ぁ"ポロポロ

L

ないく…

N

ぅ"ヒッグッポロポロあ"

L

ないくん…ポロポロ

N

久々泣いたな…頭痛くなってきた

N

う"ッ!

なんかめまいしてきた…

バタッ

L

ないくん!?

L

ないくん!ないくん!

やばい救急車呼べないし…えっとどうしよ、息荒くなってきた…

L

誰か助けてポロポロ

ピーンポーン

L

…!

I

ないこ~~!

なんやあいつ自分から呼んどいて

I

ないこ~~!

ガチャ

I

鍵開いとる

I

失礼ーしまーす

ガチャ

L

誰か来た!

I

ないこー

L

ここ!おい!

ガチャ

I

ないこ!?

N

ハァハァ…

I

救急車呼ばな…

I

もしもし…

あれからないくんは運ばれた

L

後を追いたいけど、あの人がいるから大丈夫そうだな…

ないくんの机の上にある指輪を見る スッ

L

あっ…

触れようとするが透けて触れられる事も出来ない

L

1回でも付けて見たかったな…ポロポロ

L

ヒョコッ

I

ないこ大丈夫か?

N

うん今は平気、ごめんね…

I

その事は気にせんでええよ

N

なんかさ、今日りうらの事思い出しちゃった!

I

N

なんでだろ、あんなに大好きなのに忘れようとする自分がいたんだろう

L

N

彼氏失格だな…

L

そんなこ

I

そんなわけないやろ!

N

ビクッ、まろ、?

L

I

あれだけ悩んどったやん!りうらが好きそうな所とか、なにあげたたらりうらが喜ぶとか、

I

俺はないこみたいに器用やないからそんな事できへんし、りうらよろこんどったやろ?

N

コクッ…

I

なぁりうら…

I

そこに居るんやろ、

L

…!?

N

いるの!?りうらが、

I

うん、俺霊感強いからなんとなくわかるんよ

L

…ペコッ

I

こっち来たら

L

スー(ないくんの近くに行く)

I

ないこもなんとなくわかるんちゃうん、?大好きな恋人がおる感じせえへん?

N

わかる気がする…

L

スッ(手をのばす)

N

ピトッ、あっ、りうら俺のほっぺ触ってる

L

!?わかるの…

I

ないこごめんな声は聞こえへんわ

N

いいよ、りうらが此処にいるってわかるだけで嬉しいから

L

…ポロポロ

N

りうら毎年会いにきてよ?

L

うん、ポロポロ

N

泣いてる、泣かないの!せっかくあえたんだから笑って!

L

うん…!

I

りうら笑っとるよ、

N

うん、なんとなくわかる気がする

L

ないくん、大好き!

8/16

あの日から4年がたった4年前は紫のアネモネを置いたが今年は赤いアネモネにした

N

I

N

よし!りうらまた帰ってこいよ!

I

またなりうら!

L

ばいばい!

また来年会おうね!

N

…よしまろ!飯くうぞ!

I

wwええでないこの奢りな!

N

え~しょうがないな…

I

よっしゃ!w

りうらは待ってなくても必ず帰ってきてくれるから…

赤のアネモネの花言葉

君を愛す

紫のアネモネの花言葉

貴方を信じて待つ

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コメント

6

ユーザー

ヤバい(´;ω;`) 小説書くの上手すぎて感情移入しすぎちゃうwなんか…切ないな…今回も神作ありがとう!お疲れ様!ゆっくり休んでな!

ユーザー

感度系はもうまわりがなみだの海ですよ😭 マジで今回の作品も神すぎる

ユーザー

やばい、マジで泣きそう😭

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