テラーノベル
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一瞬の出来事だった。
12人で仲良く歩いていた。
真夜中で、暗かったが
皆の声だけが響いて
明るくなるような気がした。
et - えと
私が目を離した。
et - えと
et - えと
振り向くと、そこには誰も居なかった。
et - えと
辺りを見渡しても
人影すら無い。
et - えと
et - えと
皆が隠れそうな所を
すぐさま探した。
et - えと
et - えと
そう叫んでも
返事は返ってこない。
et - えと
et - えと
ここから家まで
すごく距離があるのは分かっていたし
車に乗らない限り
この短時間で帰れるなんてことも
無理に近い。
それでも、パニックになっていた私は
事実を受け入れることが
難しかった。
また、皆に
「おかえり!」って
笑いかけて欲しかった。
あの笑顔を見ると
安心するから。
et - えと
無我夢中で走る。
賑やかな明るい声も何処かへ行き
外は真っ暗だと言うのに。
et - えと
家に入る時に、何か嫌な予感がしたのを振り切り
必死でドアを開けた。
et - えと
すぐに分かった。
いつもの雰囲気が
薄れていたから。
et - えと
et - えと
突然消えて、詳細も不明。
どうやら、これは
信じたくもない現実のようだ。
コメント
3件
どの作品も良さすぎです〜! 続きが楽しみだなぁ〜