まずは、登場人物の紹介です。
※分からなくなってしまうと思うので 毎回だします。
主人公✾猫猫(まおまお) 好奇心旺盛で、好きなことには熱中する。だが、それとは反対に無関心なことにはとことん無関心である。 例えば恋愛…困ったものである。
壬氏(じんし) 絶世の美女…ではなく絶世の美男である。天女のような顔立ちに蜂蜜のような甘い声、学校中でとてつもなく人気。
猫猫
親父、行ってくる!
親父
あぁ、行っておいで。
ニコッと親父に笑いかけ、猫猫は 家を出た
猫猫
(今日も早く帰って、親父の手伝いしないとなぁ)
猫猫の父は、元保健室の先生であり、 今は家で小さな薬局を営んでいる。
猫猫
(親父は早く嫁に行けって言うけど、折角嫁になるんだったらなぁ)
猫猫
(玉の輿がいいにきまってる。でも、要は見た目なんだ。私はそばかす顔の肉なし体型だ。)
猫猫
(欲望はあったって、私には関係ない話だな…)
猫猫
(私は、学校生活を少しでも目立たないように過ごしているのがいいんだ。)
だが、人生とは何が起こるかわからない
ヒソヒソヒソヒソ
猫猫が学校につくと何やら騒がしかった
女子高生A
ねぇ、あれ聞いた?
男子高生A
あぁ、聞いたよ。ひでーよな
女子中学生A
あのさ、高等部のさー!
小蘭(しゃおらん)
んねー!知ってる知ってる!
猫猫
な…に…?