テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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ピュトン

ピュトンさんだよぉ!!

ピュトン

オメガバースかいた!

ピュトン

オメガバいいよねぇ!!

ピュトン

はい。書きまーす

⚠アテンションプリーズ⚠ ・Ω→📱、📗、🏹、🎧、∑ ・α→☀️、🕶、🌿‬、🖋、🍣、👁、👊、🎤 ・β→🍰、🎈、🧪、🧊、(🎤) ・🎤は基本的にαだけどクローンによってβ ・☀️📱、(👔)∑&🕶∑、👊🏹、🌿‬🎧、🖋📗、🧊🧪注意 ・🖋📗、🧊🧪はちょっと微妙

※濁点゛♡喘ぎ注意 ※行為は無いよ ※ちゅーはあるかも ※センシテブ注意!!

ピュトン

【悲報】なにこれ

ピュトン

おーけー?

シグキン

こ・・・おり、とら・・・!!

氷虎

シグキン!?

オツキン

シグキンじゃないか!どうしたんだ!?

ここは氷虎の工房。氷虎は今日、オツキンと一緒に研究をしていたようだが、そこに慌てた様子のシグキンが駆け込んできた。シグキンは項の辺りを固く抑えており、肩で息をしている。

オツキン

!!この甘い匂い・・・ヒートか・・・!!

シグキン

あ、あぁ・・・くすり・・・あ、るか・・・?

氷虎

抑制剤か!ちょっと待っていろ!オツキン、シグキンをベッドに運んでくれ

オツキン

分かった。シグキン、立てるか?

シグキン

は、ぁあ・・・

オツキンはシグキンに肩を貸しながら工房備え付けのベッドへと連れていく。その後すぐに氷虎が来てシグキンに水と抑制剤を渡した。シグキンはΩで、二人はβ。おそらくシグキンは外にいる時に運悪くヒートが来てしまったのだろう。

シグキン

はぁっ、はぁ・・・ありがとう、二人共・・・

オツキン

大丈夫だぞ、シグキン。氷虎、バチキンに連絡してくれ

氷虎

任せろ

シグキン

と、いうか、お前らよく、おれのフェロモンに当てられないな・・・

オツキン

ん?あぁ、俺たちはβだしな。

シグキン

β、でも弱いやつは、具合悪くなるんだぞ・・・?

オツキン

んー、それは俺が元Ωだからじゃないか?まぁ氷虎は元αなんだけどな・・・

シグキン

"元"・・・?

オツキン

あぁ、俺たちは四天王時代の時から性別が変わってしまっているんだよ

オツキン

原因は分からないが・・・まぁ別に不自由なく生活できてるから気にはしてないんだけどな

オツキン

俺はヒートから解放されて楽だしさ

シグキン

・・・・・・・・・

オツキン

あ、スマン。ヒート中のお前の前で出す話題じゃなかったな・・・

シグキン

いや、大丈夫・・・だ

オツキン

そうか?それに俺たちは元番同士でもあるから、それの影響が大きいかもな

シグキン

あ〜・・・そういえば・・・お前、項に・・・

オツキン

噛み跡だろ?あるよ。βになっても消えないままなんだけどな

不思議な性転換を経験したオツキンはシグキンの介抱をしながら柔く笑っている。そこに氷虎が入ってきた。

氷虎

シグキン、バチキンと連絡がついた。「抑制剤が効いてきたら総本山に戻ってくれ」とのことだ

シグキン

そうか・・・

オツキン

バチキンはαだからな。そりゃΩのフェロモンは辛いものがあるだろうさ

氷虎

バチキンにはナナメ村についたら宿屋で待機してもらう様に言ってある。オツキン、シグキンを総本山に送り届けてくれるか?

オツキン

了解だ

シグキン

すまないな・・・お前ら・・・

オツキン

大丈夫だって!俺たち、仲間だろ?

シグキン

そう・・・だな・・・

氷虎

じゃあ、俺は宿屋に向かってバチキンがいるか確認してくる。オツキン、よろしく頼んだぞ

オツキン

あぁ!任せてくれ!

氷虎は工房のドアをしっかり閉め、出かけて行った。

シグキン

おつ、きん・・・

オツキン

どうした?シグキン?

シグキン

ヒート・・・もう完全にこない、のか?

オツキン

そうだな・・・俺の場合は年に一回ぐらい体がだるくなって動けなくなる時があるんだよ

オツキン

その時の俺は甘い匂いがする・・・らしい

シグキン

ヒート、の、名残りか・・・?

オツキン

かもな

そうして時間を潰すこと十分。シグキンのヒート症状も少し落ち着いてきたようなので、二人は総本山に向かうことにした。

シグキン

流石、オツキンの薬だな。効き目が出るのが早い

オツキン

俺もヒートに苦しめられたからな・・・できるだけ早く効くように研究しまくった結果、生まれたんだ

シグキン

ありがたいこったァ

オツキン

ほら、移動するぞ。薬が効いてる今のうちにな!

シグキン

おう

バチキン

うぅ〜・・・シグキン大丈夫バチかねぇ・・・

氷虎

オツキンがついているんだ。大丈夫だろう

シグキンが総本山に着いた後、氷虎とバチキンは遅れてその後を追うように移動していた。

バチキン

シグキン、ヒートの時期が不定期で一回一回が重いんバチよねぇ・・・

氷虎

不定期なのか・・・厄介だな

バチキン

そうなんバチよ!永遠に安定してくれないんバチよぉ・・・

ガックリと肩を落として歩くバチキンに氷虎はふと思い立った質問を投げかけてみる。

氷虎

そういえば二人は番っているんだよな?なのになんでシグキンのフェロモンは周りを巻き込んでしまうんだ?

バチキン

え?番ってないバチよ?

氷虎

え?だ、だってシグキンの項、噛み跡あったじゃないか?

バチキン

あ、あ〜・・・その事バチか・・・

氷虎

ど、どうした?なにか後ろめたいことでもあるのか?

バチキン

あれは・・・・・・私じゃなくてジェラルディの歯型らしいバチ・・・

氷虎

はっ・・・ジェ、ジェラルディ・・・!?彼は死んだだろう・・・!?

バチキン

そうなんバチが・・・どうやら最後の最後にシグキンがΩだと知ったジェラルディが、悪あがきとして噛み跡を残していったらしいんだバチ

氷虎

そ、それは災難だったな・・・

氷虎

でも、ジェラルディが死んでいるなら番契約は解除されるはずだよな・・・?

バチキン

うん、番契約自体は切れてるバチが・・・番が死んだΩは二度と番を作れないと言われてるバチよ

氷虎

そういえば・・・

バチキン

だから私も動けないんだバチ・・・すまないバチ・・・

氷虎

バチキンが誤ることはないだろう!今バチキンに出来ることは、シグキンの傍にいてあげることだろう。急ごう

バチキン

・・・!わ、分かったバチ!

バチキン

シグキン!!

シグキン

バ、バチキン・・・

オツキン

早かったな!今の時間帯ならまだ抑制剤は効いているはずだ

バチキン

そうバチか・・・ありがとうバチ!オツキン!それに氷虎も!

氷虎

礼にはおよばん。さ、オツキン。俺たちは帰ろう

オツキン

そうだな、シグキン!バチキン!後は二人でよろしくやれよ〜!

そう言い残し、二人は部屋を出て行った。

バチキン

シグキン、体調はどうバチ?

シグキン

体がだるい、熱っぽいぐらいだな

バチキン

はぁ〜・・・よかったバチ・・・

シグキン

でもこれから酷くなると思うぞ?これは抑制剤込みだからな

バチキン

やっぱりオツキンの薬はすごいバチね〜・・・じゃなくて!!

シグキン

うおっ!?ど、どうした!?

バチキン

シグキン!!私と番になるバチ!!

シグキン

は・・・??何言ってんだよバチキン!俺は、ジェラルディに噛まれて・・・

バチキン

そんなのやってみないと分からないバチ!!

バチキン

ジェラルディは・・・死んじゃってるから契約は解除されてるはずバチよ!

シグキン

それは・・・そうだが・・・

シグキン

でも、バチキン・・・

バチキン

私は!これ以上!!シグキンに苦しんでほしくないバチよ・・・

バチキン

だから・・・シグキン、噛んでもいいバチか・・・?

バチキンがシグキンの手を握りながら上目遣いで尋ねれば、シグキンは顔を真っ赤にして、振り絞ったような小さな声で、言った。

シグキン

・・・・・・・・・よ

バチキン

え?

シグキン

噛めよ・・・

バチキン

シ、シグキィン!!

シグキン

うわっ!?いきなり抱きつくな!?

バチキン

私"は!嬉じいバチよぉぉ!!!

シグキン

そんなに泣くことかよ!?まったく・・・

ベソベソと顔を涙と鼻水でベタベタにして、バチキンはシグキンに抱きついた。シグキンはティッシュでバチキンの顔を拭いてため息をついているが、嬉しそうな顔だった。

シグキン

ほら、噛むんだろ?さっさとやれよ・・・

バチキン

シグキン、本っ当に後悔しないバチか?

シグキン

ったりめぇだろ。他の沼共よりも一番お前を信用してるんだ。

バチキン

・・・・・・っ、分かったバチ!噛むバチよ!?いいバチな!?

シグキン

分かったから、早くしろ

バチキンは何回も何回も心配そうにシグキンに確認していたが、ようやく決意が固まったようでシグキンを抱きしめ、項に口を近づけた。

バチキン

いくバチよ?

シグキン

あ、あぁ・・・

ぶつり。バチキンの歯がシグキンの肉を食い破る音が室内に響き渡った。

シグキン

ぐっ・・・ふぅ・・・♡

シグキン

うぐっ・・・・・・はぁッ・・・♡

シグキンは目の前のバチキンの体に縋り付き、苦しそうな声を上げている。その目尻には痛みからか涙がたまっているが、決して嫌がっている様子ではなかった。

バチキンはしっかり歯型が残っていることを確認し、可愛らしいリップ音を響かせて離れていく。

バチキン

シグキン、シグキン!終わったバチよ!

シグキン

おわっ・・・た?♡

バチキン

そうバチよ!きっと成功バチ!シグキンのフェロモンの匂い、変わってるバチよ!

シグキン

・・・ッ!おれ・・・ばち、きんと・・・

バチキン

番、なれたんバチよ!!!嬉しいバチぃ・・・!

シグキン

ははっ・・・なんで、おれより泣いてんだよおまえは・・・

バチキン

だってぇ!だってぇ!!!

シグキンよりも大粒の涙をボロボロと流し、目の前のシグキンの体を固く抱きしめているバチキン。お陰でシグキンの肩はびちょびちょに濡れていた。

シグキン

そんなに泣くなよ、せっかくのきれいな顔が台無しだぜ?

バチキン

うっうっ、無理バチよぉぉぉ!!

それから二人は沼達の間でも公認の番になったそう・・・

フサキン

ねぇねぇマリちゃん聞いた!?シグちゃんとバチキン番ったんだってよ!?

マリキン

おー、そうか

フサキン

興味無!?

Jack

いや〜、もうちょっとお前はバース性について興味を持ったほうがいいと思うじぇ〜?

あづキン

それにお前はΩだろ?危機感持てよ!

フサキン

ほら、もう番ってる先輩夫婦からのありがた〜いお言葉だよ!?

ここはフサキンの廟堂。そこに今日は家主のフサキンと半同棲状態にあるマリキン、そして先輩夫婦であるJackとあづキンが訪れていた。

二人は長い付き合いでありながら番ったのは最近。しかし、そのような様子をミリも感じさせない、熟年夫婦のような仲の良さを周りに見せつけている。

あづキン

お前Ωの癖に首輪もつけねぇし・・・項噛まれたらどうすんだよ!?

マリキン

噛まれなきゃ付けてんのと変わんねーだろ!!

フサキン

なーに言ってんの!?

Jack

あづ!!あづ!!!替えの首輪あるか!?

あづキン

持ってるに決まってんだろ!!おら付けろ!!

マリキン

うわっ!?やめろ!!!

マリキンをフサキンとJackの二人がかりで押さえつけ、あづキンが無理やり首輪を付けさせた。

あづキン

離していいぞお前らぁ!!

フサキン

はい!

Jack

ほーい

マリキン

急に離すなお前ら!!

マリキン

は〜・・・くっそ、やっぱ首輪苦しくて嫌いなんだよな・・・

あづキン

おめーの安全を守る為のもんなんだよ。我慢しろ

あづキン

あ、鍵はフサキンに預けとくな

フサキン

あ、どうも

マリキンは苦しそうにあづキンの私物である、紅色の首輪を弄っている。後ろ側にある鍵穴の鍵は一応、フサキンに預けておく。

あづキン

俺のだけじゃなくて予備あったほういいぞ?念の為、な

フサキン

そうだよね・・・何処に売ってるの?首輪って?

Jack

薬局とか、そういうの売ってる店あっから、そこら辺に売ってるじぇ〜

Jack

分かんなかったら、ネットでいいんじゃね?

フサキン

適当だなぁ〜・・・ま、分かった、後でコイツと一緒に行ってみるね!

マリキン

は?え、ちょ・・・

フサキン

"行って"みるね?

真っ黒な笑顔でマリキンの方に向くフサキン。その圧に負けて、マリキンは渋い顔でそっぽを向いた。

あづキン

じゃ、俺らはそろそろ帰るな〜

Jack

マリキン!お前も、いいパートナー、見つけろよ☆

マリキン

へーへー、分かりましたよ〜っと

あづキン

じゃあな!

Jack

ばいぼび〜

フサキン

うん!バイバーイ!仲良くやってね〜!

フサキンは笑顔で手を振り、二人を見送った。

フサキン

さーてと!マリちゃん!早速首輪買いに行こっか!

マリキン

は?嘘だろ?

フサキン

準備は早い方がいいでしょ?ほらほら早く!

マリキン

あっ!ちょっ!おい!

マリキンは反論の余地なく、フサキンに引っ張られ、外に連れ出された。

それから二人は首輪を選びにある店に来ていた。まるで雑貨屋を巡る女子のごとく楽しそうなフサキンと、心底興味無さそうにスマホのようなものを弄っているマリキン。対極すぎる態度だ。

フサキン

ほら、これとかどう?マリちゃん?

マリキン

苦しそうだからヤダ

フサキン

ピッタリになるように設定されてるんだよ!?仕方ないじゃん!

マリキン

え〜・・・?

フサキン

ん〜・・・あ、これは?

フサキンが手にしたのは水色の首輪だった。鍵穴は後ろの方についており、前のほうには小さなダイヤ型のアクセサリーがついていた。

マリキン

まー、いーんじゃね?お前にしてはいいチョイスだと思う

フサキン

"にしては"ってなんだよ!"にしては"って!!

フサキン

あ、店主さーん!この首輪二つくださーい!

フサキンは店主へと話しかけ、会計を済ませる。半ば強制的に首輪が入った袋を受け取ったマリキン。

フサキン

これからは、これ付けて過ごすんだよ!いい!?マリちゃん!?

マリキン

へーい。分かりましたよ〜っと

ガサガサと音のなる袋を片手に二人は帰路に着いた。

 

 

その日、マリキンはネオチータ大陸をブラブラと歩いていた。特に明確な理由は無く、フワンソーワに寄ったり、鉱石を採掘するなどしてい一日を潰していたのだ。

マリキン

はぁ〜・・・最近なんか体が怠いんだよなぁ〜・・・

マリキン

あんまり戦闘してねーからか・・・?

セキゴウの洞穴付近を彷徨いていたマリキンはぐるぐると肩を回して、エネミーをカードで薙ぎ払っていく。

と、その時、マリキンの体に変化が訪れた。

マリキン

ヒュッ・・・♡はッ・・・・・・!?♡

マリキン

な・・・にこれ・・・・・・?♡

いきなりその場に倒れ込み、ヒューヒューと浅い呼吸を繰り返すマリキン。外敵から身を守るようにぐるりと丸まりこんだ。

マリキン

・・・・・・ッ!♡これ・・・ひー、と・・・?♡

マリキンもまさか今、ヒートが起こるとは思っていなかったようで、抑制剤も何も持ってきていなかったらしい。かろうじてフサキンに着けさせられた首輪で番になることは防げるが、ヒートも、なんなら妊娠することだって止めることは出来ない。

マリキン

ぁ・・・♡やッ・・・♡ば・・・♡

周りにわらわらとエネミーが集まってくる。その目はガンギマッている為、十中八九マリキンのフェロモンに当てられた連中達だろう。しかし、ヒートのお陰で上手く魔力を扱うことが難しい。

マリキン

ぜったい、ぜつめい・・・か・・・・・・

マリキンはふっと笑い、諦めたように目を閉じた。その時だった。何かが燃えるような熱を感じ、ぐしゃり、という音がマリキンの耳に届く。ふと目を開ければそこには赤色の斧と包丁を持った白い足が目に入った。

マリキン

た、たい、よう・・・・・・?♡

太陽

はぁ〜〜〜!!!なっさけねぇなぁお前はよぉ!?!?!?

太陽

フワンソーワに行こうと思ったらめっっっちゃ甘い匂いすっから気になって来てみたらおめぇかよ!!!

太陽

抑制剤は!?!?

マリキン

な、い・・・・・・♡

太陽

うっそでしょ貴方!?!?

太陽はぐいっと頬の返り血を拭い、マリキンを抱き抱えた。足早に歩いて行くが、時々ギリギリと歯を食いしばる音が聞こえる。彼もαだからヒート中のフェロモンはとても苦しいのだろう。

マリキン

スマン・・・・・・♡たい、よう・・・♡

太陽

謝る!ぐらいの!気力があるんなら!!フェロモン抑えろボケ!!

太陽が借りてる小屋に入るなり、簡易ベッドに下ろされる。

太陽

抑制剤、持って、くっから大人しくしてろよ!!

マリキン

ぉ、おう・・・♡

太陽は口元を抑え、部屋を出ていった。今この部屋にもマリキンからも甘く、濃い発情期フェロモンが溢れているはずだが、どうやって意識を保っているのだろうか。

マリキン

んん・・・♡ふふ♡たいよう・・・のにおい・・・・・・♡

マリキン

いいにおい・・・♡

マリキンは幸せそうに太陽が使っているのであろう布団に包まっている。その時、太陽が戻ってきた。

太陽

はぁ〜〜・・・お前それさ、人を煽ってるって分かってる???

太陽

おら、抑制剤

マリキン

あ、りがと・・・♡

渡された抑制剤を水で流し入れ、一息つく。即効性ではないので効き始めるのはもう少し先だろう。

太陽

俺はあっちに行っかんな!?!?おめぇのフェロモン強いんだよ!!!

マリキン

あ・・・・・・♡♡

太陽は眉間に深い皺を作って辛そうな顔をしている。マリキンは立ち去ろうとしている太陽の手を掴み、思わず止めてしまった。

太陽

・・・・・・っチ、んだよ・・・?

マリキン

たいよ・・・・・・♡いかないで・・・♡

太陽

はぁ〜????????

マリキン

おねがい・・・・・・♡

太陽

おっまえ・・・俺が!!抑制剤!!飲んでなかったら!!どうしようとしてたんです???

太陽はギシリと音をたててマリキンの傍に腰掛け、手を固く握りしめている。ときおり噛みたいのかカチカチと歯を鳴らす音も聞こえてくる。

マリキン

たいよう・・・♡噛みたい・・・・・・?♡

太陽

ったりめぇ、だろうがよ・・・!?Ωの発情フェロモンは!どんなαでも本能が多少なりとも暴走するもんなんだよ!!!

たしたしと不機嫌そうに足を踏み鳴らしている太陽。マリキンは太陽の腕に可愛らしく手を絡め、上目遣いでこう言った。

マリキン

たいようになら、噛まれも・・・♡いいよ・・・?♡

太陽

チッ、はぁ!!???おんまえブァァァカ!!!

太陽

自ら!!!貞操を!!!捨てるとは!!バカなの??バカだよね???

太陽

なに、お前俺の事好きなの???

マリキン

俺は・・・・・・♡すき・・・・・・♡

太陽

言ったな!?!?言っちまったな!!??!?

太陽

言質取りましたよぉぉ!?!?!!

太陽はぐいっとマリキンを抱き寄せ、首輪についているダイヤ型のチャームを触っている。マリキンの体から漂っているフェロモンの匂いは特に嫌だとは感じないようだった。

互いの匂いが心地いいと感じるということは、心身共に相性がいいということ。それは二人共、脳の奥底で理解していた。

太陽

お前はさ!?誰にでもそんなこというの!?

マリキン

たいよう、だから・・・・・・♡たいようがいい・・・♡♡

太陽

あー!!!!!!もう無理!!!!限界!!!後悔すんなよ!?!?!?

彼の首輪の鍵は二つあり、一つはフサキンが、もう一つはマリキンのスマホにキーホルダーとして取り付けてある。太陽もそれに気付いたようで、マリキンのスマホから小さな鍵を外してマリキンの首輪の鍵を開けた。

外した首輪を後ろの方に放り投げ、マリキンの項の辺りに顔を近付けて口付けを一つ落とした。

マリキン

んっ・・・♡はッ・・・・・・♡早く・・・♡

太陽

だあってろ!!

太陽は複数箇所にキスを落とし、下からなぞるように舌で項を舐め上げてやる。すればマリキンがくすぐったそうに身をよじらせた。

太陽

噛むぞ???ほんっっとうにいいな???

マリキン

だい、じょうぶ♡つってんだろ・・・・・・!♡

太陽

あっそ!!!

最後にマリキンと少しだけ目線を合わせ、確認を取る。それが最後の、最後の確認となった。ぶちっと肉を食い破る音が聞こえ、太陽がマリキンの項に噛み付いた。

マリキン

あッ・・・・・・!♡はッぁ・・・!♡♡た、いよ・・・う・・・!♡

太陽

・・・・・・・・・ッ♡

マリキン

んッ・・・ふ、、ぅう・・・

太陽

ッは・・・・・・♡

太陽が口を外し、出血した部分の血を舐めとる。力が抜けてしまった様子のマリキンは、太陽の方へ肩で息をしながら体を預けている。

マリキン

はっ、はっ、はぁ・・・・・・♡

太陽

はぁっ・・・・・・大丈夫か・・・?

マリキン

んっ・・・♡ひゃい・・・・・・♡

太陽

ほんとか???

マリキン

うん・・・・・・♡ね、たいよう?♡えっちしよ・・・?♡♡

太陽

は〜〜〜・・・・・・!!?!?おんまえなぁ〜・・・

太陽

挿入はしねぇからな!?ぜっっったいに!!!

マリキン

挿れて、くれないの・・・?♡どうしてッ!?たいよう・・・!♡

マリキン

俺、おれっ・・・♡たいよが・・・すき・・・!♡だから・・・ッ♡お願い・・・太陽・・・♡♡

太陽

そーじゃねぇよ!!!ボケ!!!!

太陽

人の話は最後まで聞いてくださぁい!?!?

自分の誘いが断られたと勘違いしたのかポロポロと涙を流し始めるマリキン。全然力の入っていない手で太陽の背中をぎゅっと握っている。太陽は大きくため息をついて、マリキンを抱きよせて説得を始めた。

太陽

お前Ωだろ!?ゴムもピルも無しに生でやったらどうなるか分かってんだろ!?!?

マリキン

でもッ・・・!!♡

太陽

ま、逆を言えば挿入無しなら出来るんですけどねー!!

太陽

ちゃんと準備してからだ、そういうのは

太陽

で、どうすんの???ヤるの??ヤんないの???

マリキン

シたい・・・・・・!♡太陽・・・シよ・・・?♡

太陽

へいへい、おら、覚悟しろよ・・・?♡

マリキン

あ"、あ"ー・・・・・・ヤバ、腰・・・

あれから約五日後。マリキンのヒートはすっかりをなりを潜め、現在残ったのは喉と腰の痛み、そして心に残った満足感だけだった。ヒート時の記憶は残っていないようだが、ナニをしたかは体の痛みが全てを物語っていた。

太陽

起きたか

マリキン

太"、陽・・・?

太陽

おう。腰と喉死んでんだろ

マリキン

あ"、あぁ"・・・

太陽

ま、ナニしたかは分かんだろ

太陽

あと項、噛んだの俺な

マリキン

え''!?ちょ、嘘だろ!?

太陽

大マジ。お前が言ったんだからな?噛んでくれって

マリキンが項に手をやれば、確かに噛み跡による凹凸が感じられた。太陽が腕を伸ばし、己の噛み跡が残る項をそっと撫でる。暖かい太陽の手の熱でヒート時の記憶が少し蘇ってくる。顔から火が出るほど恥ずかしい記憶だった。

マリキン

あ"・・・・・・ぅ・・・♡

太陽

なんだ、思い出したか?

マリキン

ぇ・・・ぁ・・・♡

太陽

お前だからな??告ってきたのはよ???

マリキン

それは・・・・・・その''・・・

マリキン

ス、スマ"ン・・・・・・太陽、は・・・俺の"こと・・・嫌い・・・・・・だろ・・・?

マリキン

きっと、俺の"フェロモン"に踊ら"ざれで・・・・・・俺を"・・・噛んだんだろ・・・?

マリキン

解除・・・してくれても構わねぇよ・・・・・・ほん''っとにスマン・・・!

太陽

・・・・・・スーッ・・・はぁ"〜〜〜〜!!!???!何勘違いしてんだテメェは!!??

マリキン

・・・え"っ!?う"わッ!?

マリキンが悲しそうに太陽に謝る。よく見れば小さく震えており、怖がっている様子だった。太陽はそんな様子のマリキンを押し倒し、怒り心頭といった様子で片手で顎をすくった。

太陽

お前はさ!?俺が!!お前のことを!!嫌いだと思い込んでいるんですかぁ!?!?

マリキン

ぅ、だって・・・

太陽

決めつけは良くないと思いますよぉ!?!?

太陽

いいか?よく聞け?俺はお前が好きだ

マリキン

え・・・・・・?

太陽

じゃなかったら「いかないで」って言われて素直に聞くかよバーカ!!

太陽

おめーからの返事はとっくの昔に聞いてっから返事はいらねぇ。

太陽

てことで今日からお前は俺の嫁な?いいな??

マリキン

ひゃ、ひゃい・・・

有無を言わさない雰囲気に、マリキンは顔を赤くして首を縦に振った。その反応に、太陽は満足そうに笑いマリキンに口付けを落とした。

太陽

いい子だ。

マリキン

んっ・・・ふぁっ・・・♡

太陽

はっ!!キスだけでとろとろになってやーんの

太陽

ま、後でじぃっくり愛してやんよ。覚悟しろよ?♡

マリキン

よ、よろしく、お願いします・・・?

こうして二人は番になったのだそう・・・

アクシズ

曲が出来ません!!!!

ここはアグハウス。定期的に誰かに爆破されているアクシズの家だ。ほぼ同棲状態にある人?や沼が居る為、もはや家主が誰なのか分からないほどだ。

アクシズ

もう酒に逃げよ・・・

アクシズ

禁酒とか知らねぇよ!!

荒川

なんかまた昼から飲んでますよあの人

フク郎

いい加減、禁酒と飲酒を繰り返すのは止めたほういいと思うが・・・

ウイエ

ま、それがアクシズじゃないか

ウイエ

私たちが止めた所でどうにかなる問題ではないよ

その日はたまたまウイエとフク郎、そして荒川が居合わせていて、泣きながら飲酒をしているアクシズを眺めていた。

アクシズ

うっ、うっ・・・(泣)

フク郎

では、私たちはこれで

ウイエ

荒川、アクシズの飲酒は止めれるものじゃないからね。止めようとはしないのが吉さ

荒川

あっはい

そう言い残し二人は去って行った。二人もこの前番ったばかりの新婚で、ウイエの猛アタックの結果、フク郎が折れて付き合うことになったらしい。

荒川はしばらくじっとアクシズの様子を観察していたが、飽きたのかアクシズの後ろから近付き、話しかけた。

荒川

アクシズさ〜ん

アクシズ

なぁに!?荒川!?

荒川

アクシズさん、Ωなんすよね?

アクシズ

あ?あぁ〜・・・その話かぁ・・・

アクシズはゴシゴシと首を擦りながら話し始めた。

アクシズ

俺さ、元々αだったんだよ

アクシズ

でもあの小麦粉事件後のあたりかな〜・・・?その辺から性別が変わっちまってな・・・

荒川

へー

アクシズ

ねぇそれほんとに興味ある時の返事!?!?

荒川

あっはい

アクシズ

はっきりしてよぉ!!

荒川

あ、でも自分がΩだって認識あるんすね

アクシズ

今だに実感湧かねぇけどな・・・

荒川

ちゃんと理解してるのに首輪、付けないんすか?

アクシズ

そういえば・・・Ωって首輪付けるんだよな・・・・・・

アクシズは自分の性が変わったことに感しての理解はあるようだが、Ω性に対する知識があまりないらしい。

荒川

それに、Ωにとってαに背後を許すということは、重要な意味を持つんすよ?

アクシズ

え?それって・・・

荒川

ワシはαです。

アクシズ

荒川・・・お前、α・・・?

荒川

はい。首輪も着けずにαに背後を取らせるなんて、「噛んでください」って言ってるようなものですよ?

アクシズ

ひあっ・・・

荒川が怪しげに目を細め、アクシズの項に触れる。アクシズは"元α" だが、今はΩ。それに対し、荒川はα。アクシズの人生を変えることなど容易だ。

アクシズ

あ、荒川・・・

荒川

あ、噛む気は無いですよ。エクレアさんに怒られちゃいますから

アクシズ

エ・・・エクレアが!?

荒川

あ、はい。それにワシ、番作る気無いですし

荒川

番なんか縛られずに自由に生きていたいっす

アクシズ

お、おぅ、そうか・・・

荒川

じゃ、エクレアさんとよろしくやってくださいね。

荒川はぱっと手を離し、ひらひらと手を振りながら、アグハウスを去って行った。アクシズはしばらく項を抑えながら硬直していたが突然耳元で話しかけられ、現実に引き戻された。

エクレア

ア〜グ

アクシズ

うぎゃあっ!?誰々々!?

エクレア

私だよ!

アクシズ

な、なんだエクレアか・・・

エクレア

そーだよ。で、荒川と何話してた?

アクシズ

あぁ、バース性の話を・・・

エクレア

へぇ?荒川がαって話は?

アクシズ

した・・・けど・・・?

エクレア

噛まれてはねぇよな?

アクシズ

ま、まあ・・・

アクシズ

てか、なんでそんなに聞いてくるんだよ!?

しゅっと大きい目を細めてアクシズの動きを見ているエクレア。その姿は何処か不気味で妖艶で、なんとも言えない美しさがあった。

エクレア

ま、なんでもいーじゃん

エクレア

(マーキングはされてんな・・・)

エクレア

アクシズ

アクシズ

は、はい!なんでしょう!?

エクレア

お前、番いないよな?

アクシズ

い、居ないけど・・・

エクレア

じゃ、私と番わないか?

アクシズ

きゅ、急だなぁ!?

いきなりのカミングアウトにアクシズの肩が跳ねる。エクレアは特に態度を変えることなく続けた。

エクレア

番のいないΩほど動きにくいものはねぇぞ?

エクレア

番は作っとくだけ得だぞ?な??

アクシズ

で、でも!!

アクシズ

Ωにとって、番を作るということは、福音でもあり、呪いでもあるんだろ・・・?

アクシズ

そうウイエから聞いたことあるぞ・・・?

エクレア

ま、あながち間違いではねぇな

エクレア

で、お前にとってはどっちになるんだ?福音か、呪いか

アクシズ

え、えぇっと・・・

エクレアは真剣な顔つきでアクシズの返答を待っている。エクレアもαで、アクシズの人生を変えるには十分すぎる力を有している。それでもいきなり噛み付かない辺、ある程度の常識はあるようだ。

エクレア

別に番うことを強制してる訳じゃない。ただ、私は、お前の素直な答えが聞きたいんだ。

アクシズ

エクレア・・・

アクシズ

俺は・・・

アクシズ

・・・・・・・・・

アクシズ

よし、決めた!

アクシズ

俺は、俺はエクレアになら、噛まれてもいい!

アクシズ

エクレアなら・・・俺を大事にしてくれる、だろ・・・?

エクレア

・・・!アクシズ!!

エクレアは目を開いてアクシズの両手を包み込むように強く握る。ほんのりと頬は赤く染まっていて嬉しそうなことは目に見えて明らかだった。

アクシズ

うわっ!?びっくりした・・・

エクレア

お前ヘタレの癖になんでこんな時だけそういうこと言うんだよ!?

アクシズ

ヘタレの癖にってなんだよ!?人の一世一代の告白なんだぞ!?

エクレア

すまんすまん(笑)

アクシズ

あ"ー!!笑ったな!?

エクレア

いや、ワラッテナイヨ・・・

エクレア

ホントダヨ・・・

アクシズ

ほんとかなぁ???

エクレア

マジマジ。ほら、寝室行こうぜ?

エクレア

番ったらしばらく体動かせなくなるんだし

アクシズ

うぇっ!?マジ!?

エクレア

そーそー

エクレア

さてと、準備はいいか?

アクシズ

えっ、あっ、はい・・・

ベッドサイドに腰掛けるアクシズの背を優しく撫でてやりながら、エクレアはそう話しかけてみると何処かぎこちない返事が帰ってくる。どうやらかなり緊張しているらしい。

エクレア

お前は生娘かよw

エクレア

そんな酷い事はしねぇよ

アクシズ

で、でも!緊張・・・するじゃないか!

アクシズ

お前は緊張しないのか・・・?

エクレア

いや?今心臓バックバクだぞ?ほら

エクレアがアクシズの手を持って、自分の胸へと導く。手からも心臓の鼓動が伝わるし、音でもしっかり分かる。

アクシズ

わっ・・・音ヤバ・・・

エクレア

だろ?てことで噛んでもいいか?

アクシズ

あ、あー・・・ど、どうぞ・・・

アクシズは恥ずかしそうにそっとエクレアに体を預けた。項や肩、頬などは真っ赤に染まり、まるで子犬のごとくフルフルと小さく震えていた。

エクレア

よしよし、大丈夫だぞ〜アクシズ?

アクシズ

ぁ、う・・・・・・♡

エクレア

怖くないからな〜?それとも緊張を吹き飛ばすヤクでも・・・

アクシズ

遠慮しときます!!

エクレアは小さく舌打ちをしつつ、アクシズのうなじを撫でている。エクレアが何かリアクションを起こす度にビクリと小さく震えるアクシズがたまらなく愛おしいのだ。

アクシズ

っひ・・・!

エクレア

はぁ〜〜、めっっちゃいい匂い・・・

エクレア

噛んでいいよな?いいよな??

アクシズ

ひぅっ、う・・・♡

エクレア

いくぞー?

ぶちっと音が響いてエクレアのギザ歯がアクシズのうなじを食い破る。アクシズは一際大きく震え、エクレアのことを強く抱き締めた。

アクシズ

うぐっ・・・!!ひゃ、ぅん・・・!あ"ッは・・・ぅ"♡

エクレア

んっ、はぁ・・・♡あ"ーはは♡かーわい♡

アクシズ

はっ、はッ・・・♡

肩で息をするアクシズを抱き締め返しながら、首や肩に歯型を残していくエクレア。

アクシズ

え、エクレア・・・♡もう、いいだろ・・・?

エクレア

あ?あー、スマン

エクレア

いや〜、可愛くってつい・・・

アクシズ

つい・・・じゃ、ねぇだろ!

エクレア

てへ☆

先程までの人物と本当に同一人物か疑うほどの変わりっぷりを見せるエクレア。可愛らしく舌を出してこてんと首を傾げている。これにはアクシズもため息しか出なかった。

アクシズ

はぁ〜・・・これだから、お前は・・・

エクレア

いーじゃんアグ〜許してくれよ〜

アクシズ

・・・まぁ、許すけど・・・

エクレア

うっしゃ!!アグ大好き〜!!

アクシズ

うわっと!?

まるで酔っている時のようにわざとらしくエクレアはアクシズを強く抱き締めた。そしてアクシズも力の入らない体を動かしてエクレアに寄り添った。

今日もアグハウスは平和です。

ピュトン

はい、お疲れ様でした〜!!

ピュトン

ここだけで11,633文字あるんだよね☆

ピュトン

俺の説明とかあてんしょん含みだから実際もう少し少ないと思うが

ピュトン

それでもここまで見てくれてせんきゅーな!!

ピュトン

ね、☀️📱推しCPだからかなり長くなったけど。

ピュトン

俺はね?∑🕶も好きなんだが、逆も結構好きなんだよなぁ〜!!

ピュトン

🌿‬🎧も然り

ピュトン

地雷さんゴメンね〜!!

ピュトン

まぁ、基本的になんでも食べれる人ですから??雑食の極みですから??

ピュトン

こんなもんっすよ(?)

ピュトン

それ以前にオメガバっていいよね!?

ピュトン

もうみんな好きなんだから〜♡

ピュトン

はい。変態が出たところで、もう一回言いますが、ここまで長文の駄文に付き合っていただきありがとうございました!!

ピュトン

あざ!!!!!!!!

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